入間人間のレビュー一覧

  • 六百六十円の事情

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    なんともほのぼのとする小説、

    日常の中で普通にある普通の出来事だけど、なぜか心が温かくなって、皆一生懸命生きていて・・


    そんな人たちの物語、最後の章ははやられた!の一言につきます。

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    2018年10月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為

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    「みーくん」は最初から「みーくん」だから「みーくん」になれたんだ、と思った。

    このシリーズも作品数を重ねてきて、最初の頃の強い「毒」が抜けてきつつあったからこの「i」は読めて良かった。

    次の作品でどうなっていくのだろう。

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    2017年10月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    ネタバレ

    みー、まーのその後の物語。
    その子供たちのお話。

    妹は 私と比べたら馬鹿。
    姉は よく出来た姉様。
    そう二人は言い表す。
    姉はいつの頃から、妹を認識できない。
    連続事件を言うけれど、そんな事件がなくて。


    姉は 犯人は妹 と。


    姉は父親にそっくり。
    妹は笑うと母親にそっくり。





    いや、いや、いや。
    何だ、この作品は。

    コレは難しい。
    ハッキリ言ってみーまーの第一巻を呼んだ時の衝撃の再来。
    これって・・・初読だけでは完全に理解出来ないと思う。
    そういう私も、これから何度か読み返すつもり。

    かなり伏線、グロ、アリます。
    勿論トリック的な伏線が多くて、入間氏だなぁ・・・と。
    久々

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    2017年09月20日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    1巻から10年経ったんですね。驚きです。
    入間人間作品はいくか読んできましたが、やっぱりこの語り口が好きだなと改めて感じました。そして相変わらず分かりにくい!けど、これも好きです。

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    2017年07月15日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生

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    容赦ない展開。

    みーくんまーちゃんの歪んだ日常、この違和感だらけだけどなんか平和で幸福に見えるような生活……はいいんだけど、ちょっとダレるかな。
    後半にさしかかって話が動き始めると、面白い。

    なんだかんだみーくんはやっぱりまーちゃんよりは壊れていなくて、だからこそ生まれる葛藤というか、心が動かない自分に対するもどかしさのようなものがすごく描かれていたのがよかった。この作品の醍醐味なのかもしれないが。
    「痛くなれ。心が、痛くなれ。」という台詞に、胸が痛くなる。

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    2017年07月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    まさか新刊がでるとは思いもよらなかった。みーまーの子ども達の話ということで、感慨深いものを覚えながら読んだものの、中盤でうわっと思い、終盤でおやっと思い、最後でマジかってなりました。いい感じにまとめてるけど、なかなかにえげつない。

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    2017年06月26日
  • バカが全裸でやってくる

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     タイトルが気に入って読んでみた。オイラ、好きだな、これ。バカ万歳って感じだ。バカって言いながら、自分がどんな状態にあるときが幸せなのかはわかっている。たとえそれが周囲から自信過剰と思われようが関係ない、全裸でも。
     そういえばガキから借りたのをきっかけに、最近アスキー・メディアワークスの小説を読む機会が増えた、意識してるわけじゃないけど。いいも悪いもあるけど、攻めてる感じが好きだ。

    バカ、ランニング、バカ!

    使わせてもらおうこのフレーズ!

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    2017年04月29日
  • 少女妄想中。

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    緩く繋がる、淡い恋(百合)の物語、という感じ。端々にくすりとくる場面がありすらすら読める。短編ごとにわずかに関連を匂わせていて、読みながら想像が膨らむのもよい。

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    2022年01月16日
  • 六百六十円の事情

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    ネタバレ

    以前からどのような作品を書くのか気になっていた作家さん。今回初めて手に取ってみた。カツ丼がキーワードになる短編集。ただ、それぞれの短編同士でつながりがあり、最後に一つの話としてまとまる構成。個人的には2話目の食堂の孫といけないと思いつつも本屋で万引きを繰り返す高校生の恋の話が良かった。5話~最後の語り部になる、食堂のお爺さんの言葉遣いが年寄りらしくないのがちょっと気になったが、概ね楽しみながら読むことができた。この方の他の作品も見つけて読んでいきたいと思う。

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    2017年02月27日
  • 強くないままニューゲーム Stage1 ―怪獣物語―

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    超能力的なものが一切出てこないで、アイデアで戦っていたのがすごく良かったです。この先もこんな感じで進んでいったら嬉しいです。ただ、スキルとか出ていたからなあ…。
    (2013/06/22)

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    2016年09月24日
  • 安達としまむら6

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    今回はしまむらの巻でした。何となく「フラグタイム」の村上さんと被ります。
    ただ、しまむらの方はもうちょっと根が深そうなので、このまますんなりとはいかない様な。

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    2016年08月21日
  • ふわふわさんがふる

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    ネタバレ

    廃退した雰囲気というか、どこかネジが一本外れて狂っているような感じがいいと思っていたら、まさにオチがそれでした。
    (2014/05/04)

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    2016年08月21日
  • 安達としまむら2

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    ちょっとだけ物語が動き出したような。
    このままいくのか、更に加速するのか。
    どちらにせよ続きが気になります。

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    2016年08月11日
  • 瞳のさがしもの

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    何とも不思議なテイストの本である(^ ^;
    短編集で、基本的には「片目を失う」ことがテーマ。

    テーマがテーマだけに、中々に血腥い描写も多く(^ ^;
    登場人物の多くがケガをしてたり命を落としたり...

    ストーリーや世界観につながりがあったり無かったり。
    どこかで見たような殺し屋が登場したり(^ ^;
    入間ファンには楽しめる仕掛けも隠れてる。

    ストーリーやキャラクターは統一性が無いが、
    それを一冊の本たらしめているのは、
    登場人物達の「倒壊している様」かも知れない。
    それを、思いっきりウエットな描写ですら
    淡々と読ませてしまう独特の文体がつないでいく。

    何とも不思議な、でも魅力ある一冊で

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    2016年06月28日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    探偵が主人公なのに、謎解き成分ゼロ(^ ^;

    前作で「説明不足」と書いた点のいくつかは、
    本作で少し「顛末が明かされる」が...
    いずれにせよ根源的な疑問は解決されないまま。

    不気味なご縁で「懐かれている」殺し屋との、
    命がけの軽口のたたき合いが秀逸。

    でもまだ大きな「?」は残ったままだ...(^ ^;

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    2016年06月24日
  • 安達としまむら

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    これまでの多くの作品でみられる中二病や、緻密な叙述トリックなどは含まれていない平和なお話。
    刺激が欲しい人は物足りないかもしれませんが、ほのぼのとしていて読みやすい。
    こちらも入間ワールドですので、他作品のキャラクター名が出たりします。

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    2016年06月18日
  • 探偵・花咲太郎は閃かない

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    軽く読め、ばかばかしさもラブリー(^ ^
    だが、わざとなのでしょうが、あれこれ説明不足で
    読後けっこうな消化不良感。

    なぜトウキと一緒に暮らしているのか、
    嵐の山荘から殺し屋とともに逃げた後、
    二人はどうなったのか...

    一応ミステリにカテゴライズしたが、
    「いわゆる謎解き」がなかったり(^ ^;

    ばかばかしくも、ほっこりした温かさを感じる
    独特の文体は健在。気持ちよく読める。
    どうせなら東川 篤哉くらいバカミスに振り切っても、
    この作者なら面白くなるのでは、と思ふ(^ ^

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    2016年06月05日
  • 安達としまむら4

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    四冊目。
    相変わらず百合百合してますね。
    今回は新学期の馴染んでないクラスの話と
    お泊まり会的なアレの話。
    あだちっちが可愛いですね。

    そして本編が面白かったのは別にして
    ラストに凄いものを読んでしまった。
    60万以上課金してたアプリを初期化って…。
    やらかしたのかなぁ。
    俺も辞めるときに全部売り払うとかよくやるけど。
    未練的なのを断ち切る感じで。
    うっかりでやらかしたら
    それでモチベーション下がって結局辞めそうだな。

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    2015年10月27日
  • 安達としまむら4

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    安達さんのしまむら大好き度がインフレ気味。
    安達さん、お泊まり会で妄想が激しく暴走。
    表現力もパワーアップしていて面白い。

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    2015年10月14日
  • 安達としまむら

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    安達としまむらの不思議な信頼感、百合空間がとても、暖かいものに感じた。文体も柔らかな感じでとても、読みやすい。
    百合青春小説と言える作品だろう。

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    2015年10月06日