入間人間のレビュー一覧

  • やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)

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    入間人間氏の「やがて君になる 佐伯沙弥香について」の第2巻。仲谷鳰氏の「やがて君になる」のスピンオフ小説です。前巻では、佐伯沙弥香の小学生/中学生時代が描かれ、沙弥香の事を深く知れる素晴らしい内容でした。本巻はついに高校の生徒会のお話がメインです。燈子や侑の視点で話が進む原作のエピソードを、沙弥香視点で再構築し、「やが君」の世界に、もの凄い奥行きを持たせています。この小説を読む前と読んだ後では世界がまるで違います。沙弥香の大学生編の予定もあるようなので、すごく楽しみです。幸せになってほしい。

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    2019年08月15日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)

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    前巻と同様、原作の雰囲気が少しも損なわれていません。
    三巻も発売予定だけど、完全オリジナルになるのかな。
    それも楽しみ。

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    2019年06月16日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    仲谷鳰氏の「やがて君になる」のスピンオフ小説を入間人間氏が手がけました。本編中でも触れられていますが、佐伯沙弥香が女の子を恋愛対象として見るようになったきっかけとなる千枝先輩との中学生時代が描かれています。また追加で小学生時代も描かれ、より沙弥香の事を深く知れます。原著と作者が違うのに、ここまで「やが君」の世界観にしっくりくるのが驚きました。結末が分かっているだけにちょっとつらい。

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    2019年03月03日
  • 電波女と青春男

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    『AURA』と同じ筋の青春ものっぽいライトノベル
    「みーまー」に比べて設定が日常よりでいかにも電撃らしい他に『悪魔のミカタ』のひととかが主観でらしい
    作者の持ち味が良い方に出てる感
    このまま書き続けると10年単位後どうなるか楽しみである

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    2019年01月12日
  • 電波女と青春男(2)

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    少女小説がライトノベル的なものを取り込んで今成立しているように
    ジュブナイルと呼ばれていた少年心境の成長青春ものをライトノベル的な
    つまり極端な設定と過剰な文章で描く方式であると
    こうなる形
    それを書ける作者の持ち味は貴重である

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    2019年01月12日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    まさかのみーまー続刊。出てるのに最近になってようやく気づきました。
    嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんのその後。みーくんとまーちゃんの子供たちの話。後味の悪い話でしたが、この話をどう終わらせるのか気になって最後まで一気に読みました。個人的に妹がねえさまに膝枕する場面は綺麗で悲しくて一番好きなシーンです。
    しかし左さんのイラストは本当に美しい。ねえさまの見た目が××に似ているのなら××は作中でも何度も言われたとおり美少年なんでしょうね。そらモテるわ。もっとみーまーの世界を左さんの絵で見たいので作者コメント通りに1年に一回みーまー出してもいいのでは?

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    2018年11月23日
  • きっと彼女は神様なんかじゃない

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    ネタバレ

    久しぶりの入間さんでした。
    徐々に謎が明らかになっていく感じが絶妙で、早く続きが読みたいと一気読み。この感覚が懐かしいです。
    ただ、いまいち説明不足感があったりしたのが残念でした。結局世界はどうしてああなったのだとか、東の部族のことだとか。続きがあればいいんですけど。

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    2018年11月10日
  • 六百六十円の事情

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    なんともほのぼのとする小説、

    日常の中で普通にある普通の出来事だけど、なぜか心が温かくなって、皆一生懸命生きていて・・


    そんな人たちの物語、最後の章ははやられた!の一言につきます。

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    2018年10月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為

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    「みーくん」は最初から「みーくん」だから「みーくん」になれたんだ、と思った。

    このシリーズも作品数を重ねてきて、最初の頃の強い「毒」が抜けてきつつあったからこの「i」は読めて良かった。

    次の作品でどうなっていくのだろう。

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    2017年10月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    ネタバレ

    みー、まーのその後の物語。
    その子供たちのお話。

    妹は 私と比べたら馬鹿。
    姉は よく出来た姉様。
    そう二人は言い表す。
    姉はいつの頃から、妹を認識できない。
    連続事件を言うけれど、そんな事件がなくて。


    姉は 犯人は妹 と。


    姉は父親にそっくり。
    妹は笑うと母親にそっくり。





    いや、いや、いや。
    何だ、この作品は。

    コレは難しい。
    ハッキリ言ってみーまーの第一巻を呼んだ時の衝撃の再来。
    これって・・・初読だけでは完全に理解出来ないと思う。
    そういう私も、これから何度か読み返すつもり。

    かなり伏線、グロ、アリます。
    勿論トリック的な伏線が多くて、入間氏だなぁ・・・と。
    久々

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    2017年09月20日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    1巻から10年経ったんですね。驚きです。
    入間人間作品はいくか読んできましたが、やっぱりこの語り口が好きだなと改めて感じました。そして相変わらず分かりにくい!けど、これも好きです。

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    2017年07月15日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生

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    容赦ない展開。

    みーくんまーちゃんの歪んだ日常、この違和感だらけだけどなんか平和で幸福に見えるような生活……はいいんだけど、ちょっとダレるかな。
    後半にさしかかって話が動き始めると、面白い。

    なんだかんだみーくんはやっぱりまーちゃんよりは壊れていなくて、だからこそ生まれる葛藤というか、心が動かない自分に対するもどかしさのようなものがすごく描かれていたのがよかった。この作品の醍醐味なのかもしれないが。
    「痛くなれ。心が、痛くなれ。」という台詞に、胸が痛くなる。

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    2017年07月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    まさか新刊がでるとは思いもよらなかった。みーまーの子ども達の話ということで、感慨深いものを覚えながら読んだものの、中盤でうわっと思い、終盤でおやっと思い、最後でマジかってなりました。いい感じにまとめてるけど、なかなかにえげつない。

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    2017年06月26日
  • バカが全裸でやってくる

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     タイトルが気に入って読んでみた。オイラ、好きだな、これ。バカ万歳って感じだ。バカって言いながら、自分がどんな状態にあるときが幸せなのかはわかっている。たとえそれが周囲から自信過剰と思われようが関係ない、全裸でも。
     そういえばガキから借りたのをきっかけに、最近アスキー・メディアワークスの小説を読む機会が増えた、意識してるわけじゃないけど。いいも悪いもあるけど、攻めてる感じが好きだ。

    バカ、ランニング、バカ!

    使わせてもらおうこのフレーズ!

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    2017年04月29日
  • 少女妄想中。

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    緩く繋がる、淡い恋(百合)の物語、という感じ。端々にくすりとくる場面がありすらすら読める。短編ごとにわずかに関連を匂わせていて、読みながら想像が膨らむのもよい。

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    2022年01月16日
  • 六百六十円の事情

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    ネタバレ

    以前からどのような作品を書くのか気になっていた作家さん。今回初めて手に取ってみた。カツ丼がキーワードになる短編集。ただ、それぞれの短編同士でつながりがあり、最後に一つの話としてまとまる構成。個人的には2話目の食堂の孫といけないと思いつつも本屋で万引きを繰り返す高校生の恋の話が良かった。5話~最後の語り部になる、食堂のお爺さんの言葉遣いが年寄りらしくないのがちょっと気になったが、概ね楽しみながら読むことができた。この方の他の作品も見つけて読んでいきたいと思う。

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    2017年02月27日
  • 強くないままニューゲーム Stage1 ―怪獣物語―

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    超能力的なものが一切出てこないで、アイデアで戦っていたのがすごく良かったです。この先もこんな感じで進んでいったら嬉しいです。ただ、スキルとか出ていたからなあ…。
    (2013/06/22)

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    2016年09月24日
  • 安達としまむら6

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    今回はしまむらの巻でした。何となく「フラグタイム」の村上さんと被ります。
    ただ、しまむらの方はもうちょっと根が深そうなので、このまますんなりとはいかない様な。

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    2016年08月21日
  • ふわふわさんがふる

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    ネタバレ

    廃退した雰囲気というか、どこかネジが一本外れて狂っているような感じがいいと思っていたら、まさにオチがそれでした。
    (2014/05/04)

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    2016年08月21日
  • 安達としまむら2

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    ちょっとだけ物語が動き出したような。
    このままいくのか、更に加速するのか。
    どちらにせよ続きが気になります。

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    2016年08月11日