入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どの作品も面白い、SF短編集。
「携帯電波」はいかにもSFっぽいテーマ。
時間改変が行われるとき、そのスタートはどこになるのか?
「未来を待った男」にはやられた。
学生、貧乏、独特の語り口調とくると森見登見彦っぽい?と思うのは安直か。
「ベストオーダー」
ドラえもんでこんな話あったな。
「やろうぶっ殺してやる!」「わあ、自分殺し!」のやつ。
全部自分のはずなのに、ちょっとした「違い」が連鎖して……というのがおもしろい。
「時間のおとしもの」
「時が止まればいいのに」が口癖の彼女。
「追いつこうとしたのか、それとも留めようとしたのか」
周囲との時間のずれというか、流れの速さの違いを感じる -
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Posted by ブクログ
ネタバレやがて君になる 本編の前日譚。佐伯沙弥香の高校1年生時代を中心に彼女の高校生活が描かれる。燈子に一目惚れした沙弥香が、燈子に心惹かれていく。燈子をいつも見つめているが故に彼女が隠す弱さを見抜いた沙弥香。一方で燈子との関係を崩すことを恐れた沙弥香は、一線を超えることができなかった。
燈子の姉のことを知ってしまったと沙弥香が告白しようとした時、燈子が先んじて沙弥香の告白を妨害したシーンが印象的だった。燈子は全部わかった上で封じていると僕は思っているので、七海先輩本当に怖い女だなぁとなった。
本編で語られなかった沙弥香を少し掘っただけなので、1巻に比べて満足度は低い。読んでいて本編のシーンがすぐ -
Posted by ブクログ
バカップルをえがかせれば右に出る者はいないと個人的に評価している著者が、バカップルのいちゃラブぶり(というか変態ぶり)の様子を、ひたすら叙述しただけの作品です。
登場人物は、カードゲーム研究会の多摩湖(たまこ)さんと黄鶏(かしわ)くん。多摩湖さん自作のカードを使ったゲームで、黄鶏くんが変態にめざめていきます。
第1話は脱衣ポーカー、第2話は、ババ抜きで、最後に残ったカードに記入されている身体の部位にキスをするという罰ゲームがついてくる「キスババ」、第3話は、お互いの1歳から12歳までの写真を年齢順に並べる「歳並べ」、第4話は、多摩湖さん自作の花札を使って相手に対する命令を作成する「たまこい -
Posted by ブクログ
短編を5編収録しています。
第1話は、8年前の事件が解決した後、病院に入院することになった枝瀬あい少年と恋日先生、そして自殺志願者のヤマナという少女の物語です。
第2話は、叔母の家に引き取られて学校に復帰した少年と、「トーエ」こと浜名遠江(はまな・とおえ)という少女との交流を描きます。
第3話は、少年とにもうとの日常を描いた話。第4話は、少年が御園マユに「まーちゃん」と呼びかけてしまい、彼女の精神の異常を知ることになる話。
第5話は、もしもみーくんが事件の起こらない町で暮らしていたら、という設定のエピソードです。まーちゃんと菅原道真は全校公認のバカップルで、枝瀬少年は伏見柚々や枇杷島八 -
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Posted by ブクログ
まさかのみーまー続刊。出てるのに最近になってようやく気づきました。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんのその後。みーくんとまーちゃんの子供たちの話。後味の悪い話でしたが、この話をどう終わらせるのか気になって最後まで一気に読みました。個人的に妹がねえさまに膝枕する場面は綺麗で悲しくて一番好きなシーンです。
しかし左さんのイラストは本当に美しい。ねえさまの見た目が××に似ているのなら××は作中でも何度も言われたとおり美少年なんでしょうね。そらモテるわ。もっとみーまーの世界を左さんの絵で見たいので作者コメント通りに1年に一回みーまー出してもいいのでは? -
Posted by ブクログ
ネタバレみー、まーのその後の物語。
その子供たちのお話。
妹は 私と比べたら馬鹿。
姉は よく出来た姉様。
そう二人は言い表す。
姉はいつの頃から、妹を認識できない。
連続事件を言うけれど、そんな事件がなくて。
姉は 犯人は妹 と。
姉は父親にそっくり。
妹は笑うと母親にそっくり。
いや、いや、いや。
何だ、この作品は。
コレは難しい。
ハッキリ言ってみーまーの第一巻を呼んだ時の衝撃の再来。
これって・・・初読だけでは完全に理解出来ないと思う。
そういう私も、これから何度か読み返すつもり。
かなり伏線、グロ、アリます。
勿論トリック的な伏線が多くて、入間氏だなぁ・・・と。
久々