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Posted by ブクログ
まさか6年も積んでいたとは。購入当初さらっと目は通していたものの、きちんと読んだのは今回が初。まずは沙弥香、彼女ができてよかったね。これまでの様々な経験の積み重ねがいまに至ってよかったなと。また、本編、1巻、2巻の出来事が回収されている様もよかった。高校生から大学生へと成長していくなかで人間関係が変化していく様は、本編での沙弥香たちを追いかけていた身からすると、寂しさも感じた。まあ、どんなに仲が良くても、卒業してしまうと、なかなか距離が出来てしまうよね。そういった意味で沙弥香に陽というパートナーができたことは喜ばしい限り。あと、燈子と侑の熱々ぶりにはなんともはや。本編後の登場人物たちをみることができて嬉しさと寂しさを感じる、作品でした。アニメ、後半演劇までやらないかなぁ。あと、生徒会で水着回なんてあったかな?と思ったところ、イラスト集をみていたら、特典で少しだけ描かれていたのですね。再発見でした。
タイトルに偽りなし!
過去の出来事の仔細が薄れ、その時の感情の純度が上がっているように感じました。未知への不安、一方的に与えられ、奪われる嫌悪、踏み出すことへの恐怖や踏み出さなかったことへの後悔。少し臆病になりつつも、現実的かつ生真面目に相手と向き合う沙弥香はとても魅力的な女性です。高校時代に好きになったのが燈子で燈子が好きになったのが侑で良かったなと思います。陽ちゃんには色々な沙弥香を引き出してくれたことへの感謝しかありません
Posted by ブクログ
やがて君になる 本編の後日談。佐伯沙弥香の大学2年生時代を描く。物語は春、枝元陽との出会いから始まる。今まで好きになった誰とも違う種類の陽に戸惑いつつも惹かれていく沙弥香。
枝元さんと恋に落ちていく過程も良いが、個人的には佐伯先輩が高校時代の失恋と決別するシーン(「髪を切る」や「じゃんけん」)が極めてよかった。佐伯先輩と七海先輩の喫茶店のシーンが切なくて味わい深い。二人きりで会う機会も減っていくんだろうと佐伯先輩が思うシーンとか心をギュって締め付けてきてしんどかった。枝元さんと幸せに生きてくれ。侑が二人きりの時は七海先輩のことを燈子と呼び捨てにすることを、枝元さんから聞かされるシーンが一番のお気に入りだった。
恋愛は性格が反対くらいの方がうまくいくことが多そうだなと改めて思った。佐伯先輩には枝元さんみたいな自由奔放、己の心の行くままに行動するタイプがお似合いだと読んでて思った。陽ちゃんサンキュー。
Posted by ブクログ
評価☆4.5
『やがて君になる』の外伝ノベライズ第3弾、そして沙弥香の恋の物語・完結編。
3巻は本編後、大学生となった沙弥香の姿が描かれる。
大学で偶然出会った少女・枝元陽。
快活な少女と共に時間を過ごし、ある日想いを打ち明けられる。
『だってわたし、今、あなたのことが好きだもの』
彼女の想いは本物で、沙弥香自身も悪い気はしていない。
だがどうしても中学時代の苦い恋の記憶が蘇り、躊躇いが生じてしまう。
"一度失敗すると、変に賢くなって臆病になる"
そんな沙弥香だが、陽の真っ直ぐな想いに向き合い、自分の気持ちに素直になることが出来た。
にしても陽の猛烈アタックに心を動かされる姿が可愛くてたまらないw陽が攻めたくなるのも分かる。
沙弥香の過去から未来まで描かれた本シリーズですが、原作者が書いてるわけじゃないのに全く違和感を感じなかったのは凄いと思う。
地の文の使い方や言い回しが好きだったから、入間一間さんの他の作品も読んでみたい。
"あまり、私を駄目にするようなことを言わないでほしい"
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