江上剛のレビュー一覧

  • 小説 金融庁

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    金融庁vs銀行を双方の視点から描いた作品。
    しかも戦うのは兄弟。
    ものすごく面白かった。

    普通、「金融庁は私怨でもあるかのように、金融検査で銀行を痛め付ける」だとか、「銀行が銀行の常識、勝手な理屈で悪いことを隠蔽しようとする、保身に走る」という悪い面ばかりに目がいってしまうけれど、この作品を読めば、「なるほど、だから金融庁はここまで銀行の悪い部分を見過ごさないのだな」とか、「銀行という組織の中で、自らの保身ではなく、目上の人間を守ろうとする人や、このままではいけないと声を上げられる人もいるのだな」とか、ポジティブな面に気づかされた。
    作られたイメージを覆してくれる一冊だった。

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    2020年01月14日
  • 瓦礫の中のレストラン

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    なかなか面白かった!そして生きる勇気を与えられたと言ったら大げさだけど、毎日頑張って過ごせそうな気持になった!

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    2019年12月14日
  • 最高知「古典」に学ぶ、成功の戦略 仕事と人生の武器になる48の発想術

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    学びになった部分をピックアップ

    ・死地に陥れて、然る後に生く
    絶体絶命の危機に陥って始めて本気で戦うという意味

    ・将に五危あり
    1.必死は殺され
    意味:決死の覚悟だけを持ち駆け引きを知らないでいるのは、殺される
    現代訳:自分の成績を上げることばかりに気を取られてはいけない。

    2.必死は虜にされ
    意味:生きることばかり考えて勇気に欠けているのは捕虜にされる
    現代訳:責任逃れに終始し自分の生き残りを図ってはいけない

    3.分速は侮られ
    意味:気短で怒りっぽいのは侮られる
    現代訳:理不尽に怒鳴り散らすパワハラはいけない

    4.廉潔は辱められ
    意味:利欲がなくて清廉なのは辱められる
    現代訳:清廉

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    2019年09月21日
  • ラストチャンス 再生請負人

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    ネタバレ

    ある占い師に言われた言葉は「人生七味唐辛子」

    メガバンクの合併を機に銀行から転職を決めた樫村の転職先は飲食業界。

    しかし前オーナーがフランチャイズ権を金融商品のように売却、無理な資金繰りを繰り返した結果、債務超過は膨れ上がっていた。
    前オーナーに続き、投資会社から来た社長も逃げ出し、ついに社長を務めることに。

    妻に言われた通りまさに貧乏くじであった。
    樫村は融資元や銀行に頭を下げ、目にしみる辛さを味わっていく。
    迷い、悩み、誘惑を断ち切りながら、社員の夢と笑顔のために樫村は正義を貫く。


    会社に勤める私たちが本当に求めるべきものは何か。
    結果が見えない時に、自分の正義を信じ続けられるか

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    2019年05月13日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

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    権力は腐敗する、絶対権力は絶対腐敗する
    長く権力の座に居ると失敗は忌避し、成功のみを自分の実績として誇りたくなるのは人間の性
    それが組織の劣化を招き、組織の自壊をもたらす

    それを防ぐための工夫がされてきたのが人類の歴史
    今日でも、「コンプライアンスとガバナンス」という横文字が連呼されるのは、人間の本質が変わっていないからだとも言える

    逆命利君 命に逆らいて君を利する 忠という
    従命病君 これをへつらいとなす

    初めあらざるなし よく終わりあるはすくなし

    とかく経営者は自分の器より小さき者、自分に従順な者を
    後継者に選びがち
    トップには構想力と決断力が必要

    事業の進歩発達に最も害するもの

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    2019年05月01日
  • 会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点

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    まずは、50歳のビジネスパーソンが直面する現実にしっかりと向き合わせてくれる。そのうえで、覚悟を決めてこの先の人生を自分らしく生きていけと力強く励ましてくれる。衰えを受け入れる、若者に媚びるな、孤独を恐れるな。著者が銀行時代や作家になってからも潜り抜けた修羅場の経験談が圧倒的な説得力をもたらしています。
    これまで読んだ同様の本に比べても、非常に勇気をもらえた好著でした。

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    2019年04月24日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    20180909


    元銀行員の著者による経済小説。

    銀行に関する話が多いが、製紙会社、保険会社、ホテルなど多岐に渡りサラリーマンの悲哀を絶妙な皮肉を混じえながら表現されている。

    硬い話から色っぽい話まで、最後まで飽きる事なく一気に読めた。

    最後の製紙会社の買収劇を題材にした作品は、短編だけでなく、長編でも読みたい。

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    2018年09月09日
  • 小説 金融庁

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    フィクションではあるが、実際に起きたことがモチーフになっている。

    文章も軽快でスラスラ読め、小説としてとても面白い。

    一方で、当時起きたことを整理するのにも良い。

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    2018年04月14日
  • 銀行支店長、追う

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    ネタバレ

    「銀行支店長、走る」が面白かったので、「...追う」も読み始めてみたら、やっぱり面白い。「....追う」も一気読みでした。登場人物が、悪役もふくめて、輪郭がくっきりしている。

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    2017年12月29日
  • 56歳でフルマラソン、62歳で100キロマラソン

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    著者が仕事で困難に直面し、かつ不健康な生活をしていた時、知人から誘われて始めたマラソン。マラソンがその後、著者の健康やメンタルにとても良い効果をもたらし、マラソンにのめりこんでいく過程が描かれています。自分がマラソンを始めてからここまで来た道のりを思い出しつつ、大いに共感しながら読みました。マラソンはプロセスそのものである、という主張には特に同感。最後の100キロ挑戦の章を読んで、いつか自分でも出てみたい、いや、きっと出るだろうな、という気がしました。

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    2017年11月19日
  • 病巣 巨大電機産業が消滅する日

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    ネタバレ

    どこまでがリアルで、どこがフィクションだったのかは定かではないが、東芝問題の核心が良くわかる内容。
    江上さん、毎回凄すぎます!あっという間に読み終わりましたm(_ _)m

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    2017年10月28日
  • 翼、ふたたび

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    久しぶりに泣きました。JAL再生に向けて、顧客第一ではなく、社員の幸せ第一、その幸せがプライドに繋がり、顧客満足に繋がり、、、

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    2017年09月10日
  • 瓦礫の中のレストラン

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    丑松、いい男だなぁ。オススメの本。
    人間、一度死んだ気になればなんでもできるかっ。読んでいてそんな気になった。自然でありたいと思ってもどうしても自分を飾ったり、これは違うなぁと思っても人に合わせてしまったりする。戦争から生き残って帰って来た主人公の丑松はどこまでも自分に正直だ。
    そして自然と出会う人に恵まれていく。と言うか、真っ直ぐ人にぶつかることにより、読んでいて気持ちが高ぶった自分の様に強く影響を受け、皆情の熱い心のきれいな人間に変わって行ったのだろう。
    もうすぐ50だけど、そんな人間になりたいなあ。

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    2017年07月23日
  • 会社という病

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    仕事に関する考え方が変わった。無駄な会議や印鑑を逆さに押すエピソードは、笑った。一流大学を出てもこんなものかと思った。

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    2016年09月11日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    銀行必殺仕事人と言う印象でした。

    地味で、それでいて謎の多いナイスミドルが銀行の難事件を快刀乱麻の様に解決する。
    正攻法で、問題に取り組むと言うものではないので実社会で役立つものではありませんが、スカッとしました。

    あのお方の正体のヒントは、序盤に出ていたんですね。

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    2016年07月27日
  • 告発者

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    ネタバレ

    銀行モノは池井戸潤しかよんだことがないが、これもエンタテインメント性の高い秀作。楽しみながら、銀行合併問題に対する理解を高められる。主人公の関口裕也が何となく半沢直樹にダブって見えるのは僕だけではないはず。

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    2016年07月03日
  • 我、弁明せず

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    池田成彬・・・知らなかったな~。いずれにしても明治の人は今の我々とは人種が違う、と考えざるを得ない。成し遂げるものの結果と、努力の度合いが違いすぎる。

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    2016年06月11日
  • 会社という病

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     去年、「チャレンジ」と称して、収益目標を達成させようとした結果、ダークサイドに堕ちてしまい、不正会計が発覚して問題になったあの大企業。会社ではないが、施政方針演説で「挑戦」を何度も使ったあの指導者。スローガンを声高に叫んでも達成できなかったという太平洋戦争の苦い教訓を学んでいないようだ。「チャレンジ」はあの通信添削教材だけでたくさんだ。

     ここではいろいろな病が取り上げられている。人事、出世、派閥、上司、会議、残業、現場無視、就活、数字、創業者など多岐にわたっている。

     年功序列、終身雇用はうまく時代の波に乗ってスイスイといったのだろうが、今の時代になるとほころびが出ている。終身雇用は、

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    2016年01月24日
  • 我、弁明せず

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    素晴らしい生き方。僕もこの時代ならこのように金融の世界に身を投じたいと思った。
    今の時代では何なのかを常に考えて生きていきたい。

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    2016年01月01日
  • リベンジ・ホテル

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    心平君 頑張ってますね
    誰もが思う就職が出来ない中、たまたま入社したのが、ちょっと、、、、難ありホテル
    元気が出ました\(^_^)/

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    2015年11月23日