江上剛のレビュー一覧

  • 四十にして惑わず~サラリーマン「論語」小説~

    Posted by ブクログ

    自分はまさに教科書や論語をもとに振る舞い、報われなかった。違う道にそれることは浅ましく、人として劣ると考え正義を貫いた末が今の自分なので、子供が社会に出るときに教科書に書かれていることはあくまで守ることが難しくので書かれているのであるとこの本を渡し、自分のような道を歩まないようにさせたい。

    0
    2025年06月27日
  • 凡人田中圭史の大災難

    Posted by ブクログ

    家族、会社、地域コミュニティ、、、同じ時代を生きてきた年代。色々考えさせられました。
    やっぱり誠実であり続けることこそが、納得の人生の基本なんだろうと思います。

    0
    2025年06月18日
  • 翼、ふたたび

    Posted by ブクログ

    良かった。
    ダメな企業から良い企業へ変化していく過程が素晴らしい。
    特に、人間として正しい考え方を持つことが大事、と言うところに、妙に共感した。
    これを発するのが、社外から来た会長というところがまた説得力ある。
    なぜ破綻したのかの原因を探るのに、人間として正しい考え方でやってきたか、がいかに重要かを考えさせられた。

    0
    2025年04月27日
  • 再建の神様

    Posted by ブクログ

    面白くてあっという間に読み終わった。
    再建は自己再建でもあるのね。
    自分の仕事を見直したいタイミングで読みました。

    0
    2025年04月03日
  • 成り上がり 金融王・安田善次郎

    Posted by ブクログ

    幕末富山の農民の三男岩次郎は千両の分限者となるべく身一つで江戸に上る。正直に千里の道を一歩ずつ進むことを心情に乾物屋での奉公、玩具屋、そして両替商となる。挫折や失敗を乗り越え、投機は行わず、信用するべき人への投資を行う。一代で安田銀行の礎(後の富士銀行、みずほFG)を築く安田善次郎の一代記。

    0
    2024年11月17日
  • 銀行告発 新装版

    Posted by ブクログ

    実際に銀行の広報部員として不祥事に対応した著者の実体験による小説。
    旧第一勧業と総会屋をもとに描いています。
    正義感溢れる中堅バンカーの峰岸貴之が巨悪に挑みます。
    とても面白かったです^_^

    0
    2024年11月11日
  • ラストチャンス 参謀のホテル

    Posted by ブクログ

    企業再生を中心にした金融モノ。梶村氏が就任し、少しづつ従業員と心通わせ、人事異動をして復活をさせて行く。途中悪事も発覚し、最終的には気持ちよく終わる。この手の内容は嫌いじゃない。現実はもっと複雑&ドロドロだろうが

    0
    2024年11月07日
  • 百年先が見えた男

    Posted by ブクログ

    偉業とは
    経営者たるべき姿「世のため、人のため、他人のやれないことをやる」信念を見せつけられた。戦争前後の苦難を乗り越え、「国産原料で国産製品を」(倉敷レイヨン:ビニロン)をとことん追求、最後には国交のない中国へのプラント輸出で戦争で失われた両国民の蟠りをも腐食する事業を成し遂げた大原總一郎氏はすごい人だ。また、大原總一郎氏は今後日本文化を重要視、多くの文化財を遺す偉業も忘れてはならない。現代、観光立国としての日本は今その時を迎えている。

    0
    2024年10月09日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

    Posted by ブクログ

    ニ人のカリスマ
    上巻(ISBN:9784296103669)
    下巻(ISBN:9784296104321)

    面白すぎる。

    イトーヨーカドーの創業者伊藤雅俊さんとセブンイレブンの創業者である鈴木敏文さん。この2人は立志伝中の人物であり流通業どころか、日本経済における神様である。

    この2人が起こした小売業、仕事というものを、実際の事実やインタビューに基づいて作り上げた、壮大な読み物である。

    面白すぎる。

    著者江上剛さんの素晴らしいところは、戦後の闇市から一旗揚げ、会社組織を立ち上げ、株式上場、までではなく、その後の揺らぎと後継者へのバトンタッチ、さらにはその後継者がカリスマを退くまでを、

    0
    2024年07月26日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

    Posted by ブクログ

    ゴルフで人生変わるよね
    第2話篠田会長のOB展開が面白かった
    私も8年の間6回ホールインワンに出会いました
    私がしたのではなく
    そりゃあ鼓動バグバグですよ毎回その瞬間
    お祝い金も沢山頂きました笑
    1年間で二度ホールインワン見た年もあった
    今思っても凄いこと

    0
    2024年05月06日
  • 再建の神様

    Posted by ブクログ

    大好きな作家、江上剛さんの描く、人と企業の再建物語。

    銀行員だった主人公は、自らが起こしてしまったトラブルから、銀行を辞め放浪の旅に出る。

    道中で偶然出会った人に誘われ、旅館の再生に乗り出す。旅館は、人事の軋轢や感情などのもつれを乗り越え、再生を果たす。さらにその熱は、温泉街全体の復興にすら繋がっていく。

    それはまさに、主人公が銀行でやろうとしていた、仕事であった。

    詳しくは書けないけど、一気に読み終わった。

    0
    2024年02月26日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

    Posted by ブクログ

    大変楽しく拝読した
    ゴルフにまつわる様々な人間模様。
    とても面白かった。第6話には驚嘆し第8話は涙無しには読めなかった。
    再読したい。

    0
    2024年02月16日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

    Posted by ブクログ

    スーパー業界が立て直しの時期を迎えている今、これまで何度も事業を見直す方法が描かれており興味深い。原点に立ち戻る、原則に戻る、優れた後継者を育成する(自分がその土壌となる)、10年15年後を見据えて計画に取り組む。後継者の資質など面白かった。

    フィクションだからわかりやすく、伸び伸びと描けていたと思う。戦後から現代への一時代(2時代か?)の軌跡を辿る名著。折に触れて読み返したい。

    0
    2024年02月11日
  • 家電の神様

    Posted by ブクログ

    時間を忘れて読み耽る体験を、久々にさせてもらった。

    大好きな江上剛さんの作品だし、描かれている背景がかなり自分に関連する舞台になってるからである。

    いわゆる家電量販店と町の電気屋さんの戦いなのだが、主人公や周りを固めるキャスト、対峙する敵、その歴史、バックグラウンドが複雑に入り組み、一級の企業小説を作り上げている。

    これ以上は、面白くすぎて言えねーw

    池井戸潤さんや企業小説が好きな読者なら、間違いなく秒でストーリーに入り込んでしまうと思う。それくらい面白い小説。ぜひ読んで欲しい。

    0
    2024年02月10日
  • 再建の神様

    Posted by ブクログ

    2024.02.08
    涙なくしては読めなかった。良い本に出会えた。
    「希望を見つけようとする能力がある」という言葉を新鮮に感じた。リーダーの資質も勉強になるわ。

    0
    2024年02月08日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

    Posted by ブクログ

    仕事関係でゴルフをしたらダメだな。
    やるなら、学生時代の友だちか、家族とだね。

    そうでなかったら、、 怖いね

    0
    2024年01月23日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

    Posted by ブクログ

    はじめと終わりは、住友林業の話から始まっている。中身は伊庭貞剛の自叙伝ですね。タイトルのように、力強く信念をもってすすめていくのは感銘を受けました。ところどころ、『貞観政要』『論語』『老子』『荘子』『臨済禄』の引用記載があり言葉の深読みができ心に響く感覚がありました。もう少し住友の歴史を知りたくなった気分です。

    0
    2023年09月05日
  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

    Posted by ブクログ

    二人のカリスマ下巻です。
    イトーヨーカドーとセブンイレブン凄いって思いました。
    上巻の主人公の伊藤雅俊氏と下巻での主人公の鈴木敏文氏、この二人をモデルにした作品なのですが、ホントに二人とも凄い。
    特に鈴木氏はセブンイレブン創設にセブン銀行の創設と力を発揮しました。
    人材を育成出来なかった鈴木氏の人生後半は少し残念な感じもしましたが・・・。
    この小説はフィクションですが、だいたいはこんな感じだったのでしょうね。
    面白かった^_^

    0
    2023年05月12日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

    Posted by ブクログ

    二人のカリスマ上巻はイトーヨーカドー創業者のお話。
    私が高校卒業まで住んでいた地方都市にもイトーヨーカドーがあって、高校時代にはよく部活仲間とたむろしていました。大変お世話になりました。
    ヨーカドーの青と赤のハトのマークを見ると、今でも高校時代を思い出します^_^
    創業にあたっての様々な困難や苦労が事細かく紹介されてて、戦後の混乱期は、たぶんこんな感じだったんだろうなと。
    当時の時代背景や戦前戦後のスーパーや銀行の様子が事細かく描写されていて、とても勉強になり面白かったです。
    この作品も胸に刺さる言葉が沢山出てきて、嬉しくてメモしました。

    0
    2023年05月09日
  • 銀行員 生野香織が許さない

    Posted by ブクログ

    多加賀主水シリーズの生野香織さんの物語読みました。
    今回は主水さんがコロナに罹患し不在だったため、代わりに生野香織さんが巨悪に立ち向かっていきます。
    面白かったですよ。
    次作に期待^_^(次作あるかな?)

    0
    2023年03月22日