江上剛のレビュー一覧

  • 50代の壁 人生の分かれ道を決断する36のヒント

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    50代の分かれ道毎の対処法が書かれてる。
    まだ分岐点に来ていないが未来はこういうことが起こるのだろうな

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    2023年01月15日
  • 家電の神様

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    主人公の雷太と自分の考えが似ていると感じ、一緒に社会勉強をしているような心持ちで読み進めた。

    展開は多少ご都合主義かな?という気もしたし、首をかしげるようなシーンもあったが、色々な気づきも得られたため面白かった。

    【 印象に残ったポイント 】
    ・中小企業の価格を「+付加価値」とポジティブに捉える。
    大手と比較し、どうしても商品価格を上げざるを得ない。その上で、大手では出来ない付加価値をつけねば生き残れない。
    ・売上より大事なのは利益
    会計畑の自分にとっては営業目線の考え方が新鮮だった。
    ・地元への愛情と主体的な関わり方。
    その地に生まれたというだけで無条件に関わる故郷。都会では自分のことだ

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    2022年11月24日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    半沢直樹シリーズや花咲舞シリーズに通じる作品。
    主人公は生粋の銀行員ではなく庶務行員といういわば雑用係のポジションにありながら、一匹狼として経験豊かで荒事にも長けたスーパーマン。
    普段は気のいいオヤジを装いながら、狐の面を着けて成敗するシーンは時代劇のようで、名前もそれを意識してしているのかな。
    私利私欲に塗れた問題に怒りを覚え、勧善懲悪の結末を読んで溜飲を下げる、王道のパターンながら面白く読めました。

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    2022年10月21日
  • 慟哭の家

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    何故、奥さんと障害のある子供は殺されなくてはならなかったのでしょうか。
    とても重い内容でした。
    そしてとても考えさせられる内容でした。

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    2022年10月14日
  • 55歳からのフルマラソン

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    日本振興銀行の経営破綻による混乱のさなか、代表執行役社長となった作家は、ふとしたきっかけで走り始める。五十代半ばを過ぎ、肉体は典型的なメタボ、ストレス続きで精神的にもどん底だったが、走ることであらゆることが変わっていった。仲間との早朝練習、散々だった初マラソンから念願のサブフォー達成、そしてさらなる自分への挑戦 ー 震災を挟んでの二年、マラソンによる予想外の変化をつづるランニング・エッセイ。
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    最近、週3回ゆっくり走っているんですが、この本を読んだ影響です。

    著者(江上剛 氏)は、旧第一勧銀の銀行マンで、日本振興銀行の社長として、私の記憶にも薄っすら残っている混乱を

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    2022年08月21日
  • 住友を破壊した男

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    剣呑なタイトルであるが「住友中興の祖」とよばれる伊庭貞剛の物語である。彼をとりまく広瀬宰平、西川吉輔、品川弥二郎、峩山などの人々。彼にゆかりの別子、四阪島、活機園などの場所。あまり知られていないが語り継がれるべき人と土地にまつわる物語がここにある。

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    2022年08月19日
  • 庶務行員 多加賀主水の憤怒の鉄拳

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    シリーズ、第五弾。
    ある日、第七明和銀行高田通り支店に、定期預金の解約を求めるお客が殺到した。
    いったい何があったのか?

    続く根も歯もないネットの噂や、顧客情報の漏洩問題、高齢者を騙す不正年金販売、などなど。
    さまざまな苦難が主水たちを襲う...

    そして、それらの裏にいるのは、ライバルの興和菱光銀行。
    果たして、主水たちは、この難問を切り抜ける事が出来るのか?

    最後はスカッとします(定番ですね)。

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    2022年08月11日
  • 庶務行員 多加賀主水の凍てつく夜

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    最近の小説はスッキリもこれが限界って感じ。昔は悪い奴はみんな退治できてたんだがなあ。でも、コロナ禍も取り入れながら新しい時代を描いている著者にエールを送ります

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    2022年08月03日
  • 会社という病

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    会社の中にはびこる病について、元第一勧銀の著者があげつらっていく一冊。

    自分も元社畜としては本当によく理解できるし、何より退職後の生き様に非常に共感できた。

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    2022年06月20日
  • リベンジ・ホテル

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    ネタバレ

    利益や前例、効率にとらわれず、まずはやってみる。どうしたら出来るかを考える。

    新入社員、社員がどんどんアイディアを出し、ホテルを変えていくお話。

    アイディアを現実で扱うには難しい部分もあるが、言葉使いなどホテルマンの参考となる所もありました。

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    2022年06月06日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    テレ朝系で2017年から放送されている高橋克典主演の2時間ドラマシリーズを何本か見たことがあり、その原作と云うので読んでみたら、結構面白かった。この話自体は2時間ドラマでも1本目だったようで、私は見てないけど、確かにドラマ向きの話と納得。なるほど、こういう話からこのシリーズは始まったのね

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    2022年06月04日
  • 組織力UPの最強指導術 部下を活かす上司、殺す上司

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    ■家庭に仕事を持ち込む

    家族に積極的に仕事の話をしよう。
    家庭円満、夫婦円満につながるコミュニケーションの機会にもなる。

    ■会社ではなく自分のために仕事をする。

    人の為=偽

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    2022年05月15日
  • 55歳からのフルマラソン

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    マラソンは禅のようなもの。
    市民マラソン大会はイノベーションの一つ。
    著者はとてつもない仕事のプレッシャーをマラソンで克服した。
    サブ4をしたレースの様子がよくわかる。
    自分より10歳以上年上の著者が、自分よりもマラソンを早く走れるという事実に、自分の弱さを痛感

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    2022年04月03日
  • 創世の日 巨大財閥解体と総帥の決断

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    三菱がモデルらしい。創業者の彌太郎からは想像もできないほど後継者たちの素晴らしさが際立っていました。
    最近の三菱グループの動向をみると、この彌太郎のご子孫のようになってほしい。

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    2022年03月08日
  • 非情銀行

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    1.著者;江上氏は、大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。1997年「第一勧銀総会屋事件」に遭遇し、広報部次長として手腕を振い、コンプライアンス体制構築に貢献。「非情銀行」で小説家デビュー。サラリーマンの悲哀を書いた「失格社員」や大企業をテーマにした小説も多く、リアルな社内事情を描いています。また、新聞連載やテレビ番組のコメンテーターとしても活躍。
    2.本書;9章構成(第1章 非情~第9章 終章)。著者が、銀行支店長の時に書いたデビュー作。日本長期信用銀行が経営破綻し、新生銀行に生まれ変わる過程をモデルに書かれた銀行小説。企業との癒着・不透明な融資への対応等、経営者・中堅社員・現場の

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    2021年12月07日
  • 会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点

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    波乱万丈の人生を経て功成り名を遂げた方のエッセーは、くだらない自慢と説教に終始するものが少なくない。ただマゾッ気があるのかそういう本を時々欲してしまう。本書も全然期待していなかったのだが、意外に深い内容でフムフムと頷きながら読んだ。50を過ぎて所属する事業部が競合会社に吸収合併され、会社員としての先が見えてしまった心境にフィットしたのかも知れない。50にもなったら出世競争にあくせくしたり、若い人の歓心を買うことに汲々としたりせず、将来に向けてマインドセットを切り替えるべき需要な転機である、というメッセージ。残念ながら著者のような才能も人脈も実績も何もないのだが、少し心が軽くなった。

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    2021年09月20日
  • 再建の神様

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    誰にとっての再建の神様か?
    タイトルに惹かれて読む。 

    会津の旅館を復活させる神様。
    そこで、働く従業員を蘇らせる神様。
    前職でつらいことがあった主人公に、
    働くとはどういうことかを伝える神様。

    すごく良いことが書かれているのだけど、
    良いことすぎて、
    道徳の教科書を読んでる気分。

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    2021年09月12日
  • 銀行支店長、追う

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     『銀行支店長』シリーズ第2弾。

              ◇
     発端は老婦人が孫息子を語る電話に騙され預金を下ろしに貞務の支店を訪れたことだった。
     その老婦人、なんと頭取の母親で……。

         * * * * *

     貞務支店長はじめレギュラー陣が適材適所で活躍し、降りかかるトラブルを見事に解決します。チーム貞務ますます快調、という痛快ドラマなので、読後感は格別です。

     しかしですよ、老婦人は頭取の母親なんですよね。普通は電話一本で持って来させるのではないの? と思ってしまいました。
     その他にも、読み進めるにつれ感じる「ちょっとした」違和感がちらほらありました。

     そんな粗さ ( 甘

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    2021年08月30日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    分かりやすいストーリーと、テンポのよい話しで、最後まで一気に読みました。主人公の主水さんがカッコ良すぎですね。

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    2021年08月27日
  • リベンジ・ホテル

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     源氏鶏太さんのユーモア小説を思い出しました。

     ストーリー自体は単純です。困難に見まわれても主人公の一所懸命さが実り、事はうまく運んで迎える明るいエンディング。
     深みに欠けはしますが、読みやすく安心感があります。

     ただ『非効率から色気は醸し出される』などビジネスマン経験者らしい金言が印象的で、グッときました。

     ☆4つつけましたが3.5ぐらいかなあ。

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    2021年08月27日