江上剛のレビュー一覧

  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

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    セブンイレブンの創業の話。
    違うタイプの経営者が互いに事業を起こし、
    継承していく中で引き際の在り方に触れる。
    人間の強さと弱さを老いと共に描いている。

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    2026年09月16日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

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    イトーヨーカドー創業者の話。
    終戦から利他を志し徹底した顧客志向の追求。
    欲に溺れない真っ直ぐさに感銘を受けた。

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    2026年09月10日
  • 銀行支店長、走る

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    読み終わって、この経済小説最高ーだと思います。最後、金融庁に告発しなかった貞務支店長も立派だか、銀行を私物化した組長の指示で舎弟鯖江が、専務襲った事件で終わったのは、爽快すぎる。
    銀行と政財界、暴力団の癒着は、いつも言われて来た事だけど、この銀行を取り巻く合併、統廃合は、歴史的にも正に起こるべして事実であった様だ。
    主要登場人物 <うなばら銀行>
    貞務定男 T支店支店長(旧大海洋銀行出身)
    久木原善彦 専務。貞務の同期(旧大海洋銀行)
    柳沢 実 T支店前支店長(旧大海洋銀行)
    長谷千広 T支店副支店長(旧丸日銀行)
    藤沢 勲 T支店融資課長(旧丸日銀行)
    柏木雪乃 T支店行員
    岸野一太 T支店行員
    沢登修一 T支店行員
    西村亮平 会長(元大蔵官僚)
    近藤博巳 頭取(旧大海洋銀行)
    鈴野 彰 副頭取(旧丸日銀行)
    <周辺の人物>
    木下勇次 情報会社社長(元総会屋)
    藤堂三郎 勇次のパートナー(元マル暴刑事)
    森矢 洋 医師。柳沢実の伯父
    柳沢賢太 柳沢実の息子
    石黒譲二 柏木雪乃の異母弟
    兼田栄之進 ニューヨーク社社長
    石黒将大 政治家。石黒譲二の父
    上山みつ江 T支店顧客
    並川弥太郎 暴力団組長
    鯖江伸治 並川の子飼い      
    第一章 支店長になる
    「T支店だ。いい支店だろう?」  久木原は、満足そうに言った。  新宿区にある中規模の支店だ。歴史もある。「そういえば前任の柳沢さんは、どうされたの? 突然、お辞めになったと伺ったけど」「女番長、柏木雪乃。彼女には逆らわないのが無難です。どんな理不尽なことも……」

    第二章 女番長
    大蔵省は、一九九八年に金融行政を監督する金融監督庁が分離し、それは二〇〇〇年に金融庁になり、二〇〇一年には財政を担う財務省が発足した。これを財金分離と言う。「向こうでも退職後の柳沢の行方を探している気配があります。もし本当に柳沢が会長の秘密を握っているのだとして、その秘密を当方が入手できれば……」「襲われたんですよ。彼女を転勤させようとしたらね。それで銀行を辞めたらしいです」

    第三章 不良債権先
    森矢洋は、柳沢実の伯父。これは柳沢のことを調べてみなければならないという運命なのか。「ああ、柳沢賢太君」「そう、柳沢前支店長の息子さ。僕と同じT大に通っている」ジョージ本名、石黒譲二、二十二歳。雪乃の腹違いの弟だ。貞務は、このニューヨーク社は再建できるのではないかと思った。

    第四章 小さな不正
    「銀行の窓口の女性と大物政治家の息子か? 興味深い取り合わせだな」その政治家の名は、石黒将大といった。行内ては、あの方で通っている、雪乃の異母弟の父、西村は石黒に泣きついた。石黒は、金融庁に働きかけ、西村のうなばら銀行会長就任を実現させた。「実は私も同様の疑問を抱いていた。なぜか柳沢さんのことはタブーになっているようだ」岸野から柳沢前支店長の子息紹介され、その席に、雪乃とジョージこと石倉翔大の息子、譲二、が同席、

    第五章 柳沢支店長はどこ?
    「サラリーマンである君のお父さんが、怖がるのは暴力団より上司じゃないのかい」「銀行は、柳沢支店長に失踪されていてはまずいってことね」勇次と藤堂は、T支店近くの喫茶店に雪乃を呼び出した。雪乃の母のパトロン、「並川組組長、並川弥太郎」

    第六章 なにが問題なのか
    「この男は、鯖江伸治。並川の子飼いだ」「驚きなさんな。石黒将大の私設秘書だよ」「鯖江が賢太に接触してきたということは、並川組、石黒が柳沢の失踪に絡んでいるということか」「ニューヨーク社を担当することが出世の条件なら、君もかい?」「ニューヨーク社のバランスシートには貸付金が異様に多いんです。十億はあります」間、すなわちスパイには五種類あるとも言う。  郷間、内間、反間、死間、生間の五種類だ。そこに「プーシキン社10M、藤沢、岸野担当」と記入した。

    第七章 ニューヨーク社の秘密
    貞務の前には、プーシキン社の社長、その隣には秘書と名乗る男が座っている。「私たちは、すべて本部の指示で動いております」「ニューヨーク社の秘密とはなにかな」 「私も藤沢課長も旧丸日銀行出身です。このニューヨーク社も旧丸日銀行の古くからの取引先です。話は、一九九六年に遡ります」

    第八章 みんなグル?
    「西村会長は石黒や並川のうなばら銀行の利権を守るために会長になったのだろうね」雪乃や岸野、沢登、譲二、賢太はT支店で知り合った仲間だ。それは審査部長なのか、西村会長なのか、それとも鯖江なのか。北村や峰島、平塚ら、他の課長たちもニューヨーク社の秘密の一部を共有しているのだろうか。「ニューヨーク社の再建をする」「もう一度聞く。貞務さえいなくなれば万事好都合なんだな」

    第九章 戦闘開始
    彼の口から石黒にこんな不正な手段を用いるべきではないと話してもらうのだ。雪乃の口から、ストレートに柳沢の行方を尋ねさせる。

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    うなばら銀行の窓際寸前行員、貞務定男は突如支店長に抜擢。支店では、女番長とあだ名される若手行員、柏木雪乃の言動に振り回されるが、不正融資発覚をきっかけに、貞務は雪乃ら若手たちと支店内の秘密に迫ろうとする。しかし、不正融資には政治家やヤクザも絡み、その背後には経営陣の派閥抗争が。誰が敵で、味方はどこにいるのか。貞務や雪乃たちに明日は見えるのか。ラストには大きなどんでん返しも待つ、日本型企業の、そしてあなたの明日を問う経済小説。

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    2026年08月21日
  • 不当買収

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    企業の買収を描いた経済小説…
    と思いきや、登場人物達の心情や人間模様がドラマチックに描かれており、サクサク読み進められました。
    銀行や株式の用語や知識的な事も、しっかり説明されており、勉強にもなる1冊でした。

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    2026年07月26日
  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

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    上巻はイトーヨーカドー、下巻はセブンイレブンの伝記的小説です。
    戦後に足袋を売るところからスタートし、スーパーの礎を築いた漢の話です。
    誰もが知っている同業者と、ライバルでありながらも切磋琢磨して成長していく姿に、胸を打たれました。
    また、下巻はセブンイレブンの話ですが、当時はスーパーという枠からはみ出すことが出来ない状態で、コンビニを日本一の小売業にした話です。
    どちらも優秀な経営者の話なので、読む価値ありですし、時代は違えどハングリーに求めていく必要があるなと強く感じました。

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    2026年06月08日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

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    上巻はイトーヨーカドー、下巻はセブンイレブンの伝記的小説です。
    戦後に足袋を売るところからスタートし、スーパーの礎を築いた漢の話です。
    誰もが知っている同業者と、ライバルでありながらも切磋琢磨して成長していく姿に、胸を打たれました。
    また、下巻はセブンイレブンの話ですが、当時はスーパーという枠からはみ出すことが出来ない状態で、コンビニを日本一の小売業にした話です。
    どちらも優秀な経営者の話なので、読む価値ありですし、時代は違えどハングリーに求めていく必要があるなと強く感じました。

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    2026年06月08日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑 波乱万丈編 ゴルフ人生、泣いて、笑って

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    ゴルフ場を舞台にした5話からなる短編集。どの話も面白かった。ゴルフ場の経営側の話が知れることは無いので興味深かったな。女子リーダー弥生のゴルフへの向き合い方は見習っていきたいと思えた。優子先生のレッスンは参考にしたい。

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    2026年04月20日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑 波乱万丈編 ゴルフ人生、泣いて、笑って

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    面白かった!

    ゴルフのことは何もわからない私ですが、一つのスポーツを通して、人生において大事なことが各章から学ぶことができました^_^

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    2026年03月22日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

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    40年前イトーヨーカ堂店長会議という本を読んで衝撃を受け当時小さなスーパーでアルバイトしていたこともあり就職するなら流通業界と考えていた。卒論もセブンイレブンのPOSをテーマにした。流通業界を数社うけたが内定はもらえず全く別の業界に就職して現在に至った今、あらためてこの本を読み流通業界、イトーヨーカ堂の存在が自分の中で大きいと感じました。つづけてコンビニの神様を読みたいと思います。

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    2026年01月07日
  • 翼、ふたたび

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    JALの再生をモデルにした物語。
    壊れてしまった組織が生き返るまでの様子がありありと伝わった。
    個々が頑張っていても組織としての成果が出ない。
    他の部署の仕事内容が分からず、なぜ自分たちだけがと考えてしまう。
    とにかく顧客第一に自分にできることをきちんとやり、仲間が同じ方向を向くことは、自分の働き方についても考えさせられた。
    終盤は東日本大震災のシーンが続き、胸が締め付けられた。
    震災には語り尽くせない事実があり、作者があえて文字にしていない部分もしっかり読み解くようにとのメッセージを受けている気持ちになった。

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    2026年01月04日
  • 絆

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    まさかの2回読破。
    再読してすぐに、読み終えていたことを思い出すが、週末旅行にこれしか持っていなかった為、再読する。
    あれ?これ映画化したんだっけ?と思うくらい、頭の中に画像が鮮明にでてくるので、勘違いしかけたが調べたところ映画化はされていない。
    1回目の記憶が画像のように鮮明に残っていたのだが、読んでみるとさほど細かく描写されているとはいえないのに、建物や室内や駅や店の絨毯や飲み屋の雰囲気が一度見た映画の様に思い出されるのには自分でも驚いた。これが作者のもつ素晴らしい点の一つだろう。

    時の流れは早く、気がつけばバブルなど遠い昔のような気もするが、その時代を生きてきた者として、記憶から消し去ってはならないと思う。
    銀行が統廃合していった時代、その陰で多くの倒産があり、餌食とされた人達がいたことも忘れてはならない。
    更に昭和初期の悪しき風習や思想が強制された時代があったことなど、ぬるま湯のような現代にいると記憶からこぼれ落ちそうになるものを思い出させてくれた。

    康平のまっすぐさが眩しい。

    目にはみえなくても確かに存在する絆という運命の摩訶不思議を味わえた点も間違いなくこの作品の素晴らしい点と言えるだろう。

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    2025年12月28日
  • 四十にして惑わず~サラリーマン「論語」小説~

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    自分はまさに教科書や論語をもとに振る舞い、報われなかった。違う道にそれることは浅ましく、人として劣ると考え正義を貫いた末が今の自分なので、子供が社会に出るときに教科書に書かれていることはあくまで守ることが難しくので書かれているのであるとこの本を渡し、自分のような道を歩まないようにさせたい。

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    2025年06月27日
  • 凡人田中圭史の大災難

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    家族、会社、地域コミュニティ、、、同じ時代を生きてきた年代。色々考えさせられました。
    やっぱり誠実であり続けることこそが、納得の人生の基本なんだろうと思います。

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    2025年06月18日
  • 翼、ふたたび

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    良かった。
    ダメな企業から良い企業へ変化していく過程が素晴らしい。
    特に、人間として正しい考え方を持つことが大事、と言うところに、妙に共感した。
    これを発するのが、社外から来た会長というところがまた説得力ある。
    なぜ破綻したのかの原因を探るのに、人間として正しい考え方でやってきたか、がいかに重要かを考えさせられた。

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    2025年04月27日
  • 再建の神様

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    面白くてあっという間に読み終わった。
    再建は自己再建でもあるのね。
    自分の仕事を見直したいタイミングで読みました。

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    2025年04月03日
  • 成り上がり 金融王・安田善次郎

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    幕末富山の農民の三男岩次郎は千両の分限者となるべく身一つで江戸に上る。正直に千里の道を一歩ずつ進むことを心情に乾物屋での奉公、玩具屋、そして両替商となる。挫折や失敗を乗り越え、投機は行わず、信用するべき人への投資を行う。一代で安田銀行の礎(後の富士銀行、みずほFG)を築く安田善次郎の一代記。

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    2024年11月17日
  • 銀行告発 新装版

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    実際に銀行の広報部員として不祥事に対応した著者の実体験による小説。
    旧第一勧業と総会屋をもとに描いています。
    正義感溢れる中堅バンカーの峰岸貴之が巨悪に挑みます。
    とても面白かったです^_^

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    2024年11月11日
  • ラストチャンス 参謀のホテル

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    企業再生を中心にした金融モノ。梶村氏が就任し、少しづつ従業員と心通わせ、人事異動をして復活をさせて行く。途中悪事も発覚し、最終的には気持ちよく終わる。この手の内容は嫌いじゃない。現実はもっと複雑&ドロドロだろうが

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    2024年11月07日
  • 百年先が見えた男

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    偉業とは
    経営者たるべき姿「世のため、人のため、他人のやれないことをやる」信念を見せつけられた。戦争前後の苦難を乗り越え、「国産原料で国産製品を」(倉敷レイヨン:ビニロン)をとことん追求、最後には国交のない中国へのプラント輸出で戦争で失われた両国民の蟠りをも腐食する事業を成し遂げた大原總一郎氏はすごい人だ。また、大原總一郎氏は今後日本文化を重要視、多くの文化財を遺す偉業も忘れてはならない。現代、観光立国としての日本は今その時を迎えている。

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    2024年10月09日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    ニ人のカリスマ
    上巻(ISBN:9784296103669)
    下巻(ISBN:9784296104321)

    面白すぎる。

    イトーヨーカドーの創業者伊藤雅俊さんとセブンイレブンの創業者である鈴木敏文さん。この2人は立志伝中の人物であり流通業どころか、日本経済における神様である。

    この2人が起こした小売業、仕事というものを、実際の事実やインタビューに基づいて作り上げた、壮大な読み物である。

    面白すぎる。

    著者江上剛さんの素晴らしいところは、戦後の闇市から一旗揚げ、会社組織を立ち上げ、株式上場、までではなく、その後の揺らぎと後継者へのバトンタッチ、さらにはその後継者がカリスマを退くまでを、時系列で事実に基づいて丹念に追って行った筆力である。事実をベースに、当時交流のあったであろうライバル、力をつけてくる後継者、それをその当時の時代背景のもとに絡み合わせ、壮大な物語を紡いでいる。

    小売業だけでなく、勤め人であれば読んで欲しい必読の書である。

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    2024年07月26日