江上剛のレビュー一覧

  • ラストチャンス 参謀のホテル

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    面白かったです。
    再生請負人の樫村。
    従業員のモチベーションをいかにして上げるか。
    強み。弱みの話。その強みは本当の強みか。
    その弱みはどうしたら強みに変わるかなどなど、今回も全作に続いて、勉強になることが沢山ありました。
    読んで良かったです。

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    2023年01月28日
  • 非情銀行

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    非情銀行

    江上剛さんのデビュー作品だったのですね。
    そんなこととはつゆ知らず、他の作品を沢山読んでましたよ。
    ハラハラドキドキしながら読みました。
    面白かったです。

    仕事をする上で、職場の士気を高める、部下を守るということは、とても大事なことですね。

    職業人としての誇りを失わないことの大切さを再認識しました。

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    2023年01月17日
  • 一緒にお墓に入ろう

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    墓じまいの参考になるお話し。愛人のあたりはお話しを面白おかしくするものであるが、お墓事情は参考になる。

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    2022年11月19日
  • 住友を破壊した男

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    住友グループで働いて何年も経ち、別子銅山に学ぶ話はよく聞いていたが、このストーリーは初めて触れる内容で非常に興味深かった。まさに現代に通じる考え方で、今後に活かしたい。

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    2022年05月10日
  • ラストチャンス 再生請負人

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    ネタバレ

    ・元銀行員の樫村徹夫が企業再生のため奔走する物語。謎の占い師からの助言が所々にあり、いいアクセントになっている。
    ・樫村の、企業を再建させたいという熱い思いとは裏腹に各方面から幾度となく邪魔が入り、絶望に追いやられる。読みながら上手くいかない局面に何度もウズウズし一緒に悔しい報われない思いもするが、最後にはすべてスッキリする。爽快な気持ちで読み終えることができた。やっと報われたという思いにうるっとした。
    ・物語のしっかりした構成や、登場人物の面白さだけでなく、飲食業という業界の厳しさやフランチャイズ、M&Aなど業界知識も学べる(本書に解説も入れてあり読者を置き去りにしない)
    4.3.5

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    2022年03月05日
  • リベンジ・ホテル

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    「自分達のアイデアがすぐに通りやらせてくれる会社はやりがいがあるだろうな」と思いながら読み切りました。
    地元の人達になくてらはならない存在だと思われる会社は強いですね。
    仕事に誇りをもてることが大事だなと再認識しました。

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    2022年01月01日
  • 銀行支店長、泣く

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    シリーズ物だったみたいです。銀行支店長とその仲間が自分の銀行で起きた殺人事件の謎を解いていく物語です。とっても長いですがテンポが良いので読んでいて疲れません。それにしても薬を作る創薬の世界がこんなにドロドロしているものだと思いませんでした。

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    2021年11月20日
  • 銀行支店長、泣く

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    良い作品です

    面白かった!銀行やベンチャーファンド、創薬事業もしっかり理解した上で書かれていると思います。

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    2021年09月13日
  • 銀行支店長、走る

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     江上剛さんの代表作『銀行支店長』シリーズ1作目。

         * * * * *

     決して流麗とは言えない文章なのですが、ストーリーが面白く読みやすい。展開についてもよく練られていて、サスペンスとしてうまくできていると思いました。

     また、主人公・貞務定男の魅力よりも、彼を輔けるメンバーのキャラが立っていて、チーム戦を観る面白さも格別です。さらに降りかかってくるトラブルを、チーム貞務が比較的たやすく解決してしまいます。
     このあたりが『半沢直樹』ほどハラハライライラせずに、お手軽に楽しめる点なのでしょうね。

     疲れているときに元気が出る、非常によい作品だと思います。

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    2021年09月02日
  • 家電の神様

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    「街の電器屋さん」が家電量販店にどう立ち向かったのか興味があり手に取りました。
    住宅業界で働いているため、ハウスメーカーに対する地場工務店の存在意義を教えられた気がします。

    印象に残ったフレーズは以下のとおり。
    ・非効率なことこそ付加価値
    ・お客様の話を聞くことが大事
     ここに至るまでの道のりを聞いてから情報提供
     それがプロの仕事
    ・売上目標ばかり追求したらお客様満足度は下がる
    ・商品は我が子と同じ
     お客様の手に渡ったら、役立っているか、心配して時々は様子を見る等、気にかけてこそお客様との信頼感が増す
    ・サービスする心とは、それぞれが持てるものを精一杯与えて、相手はそれに応えること
    ・商

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    2021年08月15日
  • 再建の神様

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    会社を良くしていくにはどうするのかな?という疑問の一助になればと手に取りました。
    倒産した旅館を蘇らせるストーリーで、所々に「再建の神様」と呼ばれた早川種三氏の言葉が引用されています。
    企業の再建に王道はないが、「再建の神様」と呼ばれる方々の共通事項は、社員を大事にしたこと、社員を愛することでモチベーションを上げたこととありました。
    理念を共有し、ONE TEAMになることが重要なのだと理解しました。
    その他、印象に残ったフレーズを紹介します。

    人は希望を見つけようとする能力がある。
    希望を見つけようとするだけで、人は前に進める。

    社会に貢献する志のない会社は存在すべきでない。

    組織に属

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    2021年07月11日
  • 再建の神様

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    東日本大震災を題材にする作品を10年後に2冊連続して読むとは。
    私自身は東京恵比寿で震災に見舞われた。阪神淡路大震災も大阪で経験していたからか、同じくマズい事になると感じた。
    それを大きく上回る津波、原発事故と本当に想像もしなかった事態でしたが、なんとか翌日以降も出社することが出来た。

    会津若松市もどんなとこかも存じ上げませんでしたが、先月たまたま仕事で訪れることがあり、このお話を読んで縁を感じた次第です。恐らくここに書かれている以上の人々の想いが錯綜した事でしょう。また心無い声にも辛く感じた事でしょう。
    まだまだもとには戻れないと思いますが、そこにコロナという未知のウイルス。
    どこまで苦

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    2021年04月26日
  • 我、弁明せず

    MT

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    読み応えあり

    人間としての生き様に共感出来る部分が多く、学生時代から晩年までの主人公の人生が綴られており、読み応え十分の作品です。満足感は高いですね。

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    2020年10月05日
  • クロカネの道をゆく 「鉄道の父」と呼ばれた男

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    「クロカネ」と言われると、一瞬首を傾げるのだが…「クロカネ」とは「鉄」を指す表現だ。従って「クロカネの道」と言えば「鉄道」に他ならない…そんなことを想いながら手にした一冊だが、なるほど「鉄道の父」と呼ばれた人物に脚光を当てている。
    幕末期の毛利家は、「密航」という形になってしまうが、密かに5人の若者を英国へ留学させていた。「長州ファイブ」等と呼ばれる場合も在るようだが…
    本作の主人公は、この「長州ファイブ」の1人である、極若い頃は野村弥吉を名乗った井上勝である。
    井上勝は、佐賀の江藤新平の著作に感激し、御本人と会って話し合うことを望み、長崎視察という機会を掴んで佐賀を訪ねた。江藤新平が面白いモ

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    2020年07月29日
  • 家電の神様

    SSU

    購入済み

    懐かしく面白い

    町の電気屋さん、寂れた商店街など今の日本を表していますが、そこで大型店に負けない様に奮闘している主人公と仲間達の物語がとても楽しく読む事が出来ました。

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    2020年05月04日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    セブンイレブンとイトーヨーカ堂の絡みからの二人の経営のトップを描く。経済の波にのり大きくしていく是非を問われたり、時代の余波での商売の在り方の変換を求められたりと目まぐるしく動くストーリーに釘付けだった。最後の引き際は考えさせられる場面だったなぁ。真摯に向き合うことの大切さを教えられた本。とてもよかった。

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    2020年01月25日
  • 二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

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    イトーヨーカ堂の成り立ちをなぞら得て書かれたお話なのだろう。世の中そんなにトントン拍子にいくのかと思いながらも非常に興味深く読み進めることができた。テンポ良いリズムで大きくなっていく店舗と戸惑う社長さんの人間性が大いにひくつけて離さない。コンビニ編もとてもとても楽しみ。

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    2020年01月21日
  • 小説 金融庁

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    金融庁vs銀行を双方の視点から描いた作品。
    しかも戦うのは兄弟。
    ものすごく面白かった。

    普通、「金融庁は私怨でもあるかのように、金融検査で銀行を痛め付ける」だとか、「銀行が銀行の常識、勝手な理屈で悪いことを隠蔽しようとする、保身に走る」という悪い面ばかりに目がいってしまうけれど、この作品を読めば、「なるほど、だから金融庁はここまで銀行の悪い部分を見過ごさないのだな」とか、「銀行という組織の中で、自らの保身ではなく、目上の人間を守ろうとする人や、このままではいけないと声を上げられる人もいるのだな」とか、ポジティブな面に気づかされた。
    作られたイメージを覆してくれる一冊だった。

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    2020年01月14日
  • 瓦礫の中のレストラン

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    なかなか面白かった!そして生きる勇気を与えられたと言ったら大げさだけど、毎日頑張って過ごせそうな気持になった!

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    2019年12月14日
  • 最高知「古典」に学ぶ、成功の戦略 仕事と人生の武器になる48の発想術

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    学びになった部分をピックアップ

    ・死地に陥れて、然る後に生く
    絶体絶命の危機に陥って始めて本気で戦うという意味

    ・将に五危あり
    1.必死は殺され
    意味:決死の覚悟だけを持ち駆け引きを知らないでいるのは、殺される
    現代訳:自分の成績を上げることばかりに気を取られてはいけない。

    2.必死は虜にされ
    意味:生きることばかり考えて勇気に欠けているのは捕虜にされる
    現代訳:責任逃れに終始し自分の生き残りを図ってはいけない

    3.分速は侮られ
    意味:気短で怒りっぽいのは侮られる
    現代訳:理不尽に怒鳴り散らすパワハラはいけない

    4.廉潔は辱められ
    意味:利欲がなくて清廉なのは辱められる
    現代訳:清廉

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    2019年09月21日