【感想・ネタバレ】ラストチャンス 再生請負人のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・元銀行員の樫村徹夫が企業再生のため奔走する物語。謎の占い師からの助言が所々にあり、いいアクセントになっている。
・樫村の、企業を再建させたいという熱い思いとは裏腹に各方面から幾度となく邪魔が入り、絶望に追いやられる。読みながら上手くいかない局面に何度もウズウズし一緒に悔しい報われない思いもするが、最後にはすべてスッキリする。爽快な気持ちで読み終えることができた。やっと報われたという思いにうるっとした。
・物語のしっかりした構成や、登場人物の面白さだけでなく、飲食業という業界の厳しさやフランチャイズ、M&Aなど業界知識も学べる(本書に解説も入れてあり読者を置き去りにしない)
4.3.5

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある占い師に言われた言葉は「人生七味唐辛子」

メガバンクの合併を機に銀行から転職を決めた樫村の転職先は飲食業界。

しかし前オーナーがフランチャイズ権を金融商品のように売却、無理な資金繰りを繰り返した結果、債務超過は膨れ上がっていた。
前オーナーに続き、投資会社から来た社長も逃げ出し、ついに社長を務めることに。

妻に言われた通りまさに貧乏くじであった。
樫村は融資元や銀行に頭を下げ、目にしみる辛さを味わっていく。
迷い、悩み、誘惑を断ち切りながら、社員の夢と笑顔のために樫村は正義を貫く。


会社に勤める私たちが本当に求めるべきものは何か。
結果が見えない時に、自分の正義を信じ続けられるか。
人生を七味のきいた深い味わいにする勇気があるか。

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2019年05月13日

Posted by ブクログ

誠意は必ず通じている。何が成功で何が失敗かは誰にもわからない。ただ誠意をつくすこと…
人生、七味唐辛子、うらみ、つらみ・・・も何がスパイスで何ご辛いかもわからない。結局は自分次第かな。

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2020年08月09日

Posted by ブクログ

銀行に居場所がなくなり転職し社長になった樫村の不器用で誠実な人柄で様々な困難を乗り越えていく点が面白い。正直カッコ悪いけどひと事ではないところが読む人を楽しませてくれる。
信頼できる人、あの人の為に、行動する人がいて心温まる。

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2018年06月18日

Posted by ブクログ

銀行マンが飲食ビジネスの社長になって
企業再生に奔走する話。

展開とか、ラストの大円団的なこととか、
そういう部分は好きな内容でした。

強いて言えばタイトルかなぁ。
こういう作品のタイトルは難しいと思う。
だから、仕事系作品は
島耕作とか主人公の名前が
タイトルに使われるのかもなって思った。

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2022年12月07日

Posted by ブクログ

読みやすかった。
半沢直樹的なストーリーで分かりやすく嫌な奴が出てきて、最後に勧善懲悪なストーリー。
少し都合が良いかなと感じでしまった。

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2022年05月09日

Posted by ブクログ

読みやすく引き込まれる内容だけど
これだけ銀行ものがもてはやされちゃうと辟易意味。主人公が真面目すぎ。隙があってダメダメな人との対比が露骨だったかな。

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2019年05月25日

Posted by ブクログ

銀行員から飲食チェーンへ。
絶体絶命の危機からのし上るのはやはり人間力だ。
「人生、七味とうがらし」とはよくいった。

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2018年08月14日

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