二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

1,760円 (税込)

8pt

4.0

作家・江上剛氏が実在の人物にヒントを得て描いた流通ビジネス大河小説
戦後の日本の流通業界を「一商人」として生きた男がいた。
その男の名は藤田俊雄。戦時中、特攻の舞台に配属された俊雄は、元来、慎重な性格の持ち主だったが、戦争を生き延び、自由な商人として生きることを決意する。

家庭的には恵まれなかった俊雄。だが、商人でもあった母・とみゑの教えを胸に、戦後の復興期に義兄とともに東京・北千住で洋品店を営む。儲けを抑え、客を第一に考えた店は、食料品も扱うなど業容を広げ、スーパーマーケットへと変貌を遂げていく。

米国視察で見た米国のスーパーマーケットチェーンの運営に刺激を受け、俊雄は多店舗展開へと乗り出していく。同時期に拡大を続けるスーパーサカエの仲村力也、スーパーマーケットセイヨーの大館誠一らライバルたちと競いながら、俊雄の店は成長を続ける。そんな中、俊雄の店に一人の男が入社し、俊雄の会社に大きな変化が訪れる。

作家・江上剛氏が日本のスーパーマーケット経営にヒントを得て、経営者像、さらに経営に対する哲学を込めたビジネス小説『二人のカリスマ 上・スーパーマーケット編』。

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二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年01月21日

    イトーヨーカ堂の成り立ちをなぞら得て書かれたお話なのだろう。世の中そんなにトントン拍子にいくのかと思いながらも非常に興味深く読み進めることができた。テンポ良いリズムで大きくなっていく店舗と戸惑う社長さんの人間性が大いにひくつけて離さない。コンビニ編もとてもとても楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月08日

    人物像や葛藤が良く書かれていて面白い。戦後の日本の成長と発展を体感できる。戦争を体験した人が抱える思いは自分は自分のものではないということなのだろうか?

    今読んでも仕事のヒントになることが沢山ある。

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月05日

    上巻はスーパーマーケット。戦後の復興からの成り上がりをテンポよく読めた。フィクションとは言え、イトーヨーカー堂のモデルがある話なので、ノンフィクションと交差しながら下巻が読みたくなる1冊だった。

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    Posted by ブクログ 2023年09月08日

    戦争の虚しさ、復員した軍人の孤独感、戦後の混乱、狂乱物価、商人としての心構え
    とてもわかりやすく描かれていて、読みやすかった!

    0

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