江上剛のレビュー一覧

  • 特命金融捜査官(新潮文庫)

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    ネタバレ

    構図など、とても緻密に練られていて、非現実な出来事にも「本当に起こり得るかもしれない」と思わせられるほど、展開にハラハラした。
    それだけに、最後が「勧善懲悪」で終わってしまっているような感じで少し残念だった。

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    2018年03月08日
  • ザ・ブラックカンパニー

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    <内容紹介より>
    水野剛太は、フェラーリを乗り回す社長にスカウトされ、ヤンキーバーガーに就職。無職から、いきなり正社員となり、夢を描くが……。店長に抜擢された剛太に課せられる、長時間労働、アルバイト人件費の肩代わり、キャンペーン商品のノルマ。さらに、ハンバーガーへの異物混入問題が発生!前任店長が過労死したほどの過酷な職場に、剛太は懸命に立ち向かう!

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    衝撃的なタイトルで、現代の社会問題でもある「働き方」をテーマとした作品です。
    非正規雇用が増えるなか、正規雇用として就職ができたものの、外食産業の過酷なノルマの中で余裕が全くない生活を強いられる主人公。
    読者の視点からは「おいおい」と思

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    2018年01月24日
  • リベンジ・ホテル

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    ダメな新入社員の活躍ぶりに期待して本屋で購入。
    新入社員の心平君が実社会ではありえないほどまっすぐ過ぎて気持ちいい。支配人希の美人ぶりも手伝って、すらすらと読めた。
    ホテル内のドタバタ、銀行との闘い、地域と徐々につながっていく様子、どんどん展開が進み一気読みしてしまった。
    気持ちいいぐらいハッピーエンドだったし、正月休みにちょうど良かった。

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    2018年01月08日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    現代版 遠山の金さん、と言ったところでしょうか

    2年前、2つの銀行が合併し、名実ともに合併すべきところ、内部特に幹部は、従来の銀行派閥を意識し、何とか自分の派閥を拡大出来ないか、画策していた。

    そこに配属されたのは、庶務行員と言う名の雑用係 高加賀 主水(たかが もんど)。

    普段は、雑用をこなしているが、一旦トラブルが発生すると、裏に回って、大立ち回り。

    実は、彼の配属は、「ある男」の密命であった。

    銀行内部を巡る様々な思惑や策略が入り乱れます。
    二転三転する事態に、主水は、どう立ち向かうのか?

    最後は、ハッピーエンドで、スッキリします。
    ぜひ、続編を

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    2017年12月26日
  • 隠蔽指令

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    合併銀行で頭取秘書を務め、銀行・頭取に忠実に仕えようとする主人公天野が、「隠蔽指令」を受けてずるずると罪の深みにはまっていくが、最終的には銀行・頭取に裏切られるというストーリー。
    著者は、「会社は、あなたを必ず裏切る。その時、あなたは後悔しない人生の選択ができますか」というメッセージを込めて、本書をサラリーマンへの警告の書として書いたとのことだ。「登場人物全員悪人」という感じでとても読後感がよいとはいえなかったが、自分の社会人生活の他山の石とするのに、意義のある内容だと思った。面子のために仕事をすることや、派閥争いの不毛さをひしひしと感じた。

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    2017年12月10日
  • 会社という病

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    元銀行員の著者が自分の経験を元に会社の様々な問題を取り上げ、提言する。

    サラリーマン視点からは同意できる点も多かった。これを読むと日本企業の普遍的な病のようなものがある事に気付く。総会屋への利益供与などは著者の武勇伝のようにも思えるが、面白く読むことができた。

    この本を読んだ人が将来経営者になることを望む。

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    2017年09月21日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    内容には、割と救いのない勤め人のお話が綴られていたりする。
    それ自身は読んでいてそう面白いものではないが、最後のあとがきで、筆者の会社生活の実感に触れていて、それとあわせて読むと、違った味わいが立ち上ってきて、面白い。
    いろんな人が、いろんな境遇に立たされ、いろんな受け止めをしつつ、ただ年を重ねていくのだろうか。

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    2017年06月23日
  • 奇跡のモノづくり

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    日本のモノ作りにこだわる8社の物語。大量生産の時代は終わり、品質、付加価値などが無くては売れなくなっている時代に企業努力により成功してる会社。より良いモノを作り、海外に負けないで欲しい。

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    2017年06月17日
  • 告発者

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    過去最高益を出した会社なのに、銀行の貸し渋りにあい倒産してしまった。その会社の社長の美人の妹が銀行に逆襲を誓うが、頭取のスキャンダルでしか追い詰めることは出来ないと悟り、自ら身体を投げ出す。その妹は主人公の元恋人で今でも忘れられない人であった。また、バブル期のつけの合併の弊害は今でも残っていそうなのがわかる物語である。

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    2017年06月17日
  • クロカネの道 鉄道の父・井上勝

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    幕末、伊藤博文らと密航してロンドンで学んだ井上勝は、明治新政府のもとで鉄道の敷設に邁進する。日本を欧米諸国の植民地にさせないためにも、流通を活性化し国力を高めることが早急な課題として、勝の肩にのしかかる。
    漱石や鴎外のように、明治になってから欧州に留学した人材は多いが、幕末にイギリスの大学で学び、その強い信念を一生貫いた姿が感動を与える。また、東洋の果てからやって来た彼らを暖かく迎え、支援したイギリス人の姿が美しく描かれている。

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    2017年06月09日
  • 奇跡のモノづくり

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    東日本大震災後の日本の再生、復興の鍵として、「モノづくり」に着目し、6つの企業と2つの沖縄の産業を紹介した本。取り上げられているのは、ゴルフクラブ、焼酎、ビアマグカップ、プラネタリウム、ノーベル賞に貢献するファイバー素子、醤油、そして沖縄の泡盛と黒糖。著者は、一つ一つの丹念な取材を通して、それらに携わる人々が、利益や競争や自己満足のためではなく、ただひたすら良いモノを作り続けたい、という情熱に突き動かされて日々精進している姿をうまく伝えている。

    明治以降の近代化と第二次大戦後の復興を通して、欧米諸国らと同等の価値観、および金融経済システムの枠の中で競い、努力し続けた結果、日本が今のように成長

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    2017年04月28日
  • 銀行支店長、追う

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    詐欺師 vs 銀行支店長

    オレオレ詐欺を流れ作業の様にする。それを会社と考える。実際のオレオレ詐欺も実際にこうなのかもしれないと思う。

    蒋介石のS資金の話は面白かったです。それを実際に存在するかの様に振る舞う西念の詐欺師ぶりは、最後まで小者で終わらない所が良かったです。鯖江も登場こそしなかったけど、存在感がありました。

    若者と老人の対立、老人が貯めたお金を死金という点は考えさせられました。

    最後は、曖昧な終わり方の気もしたので、次回は白黒付けられるのかな。

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    2017年03月11日
  • 天あり、命あり 百年先が見えた経営者 大原總一郎伝

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    「天あり、命あり 百年先が見えた経営者 大原總一郎伝」江上剛

    子孫というものは祖先を訂正する為にある。祖先の欠点をよく見て、それを批判して、訂正する事が義務である。

    人間がその人の全ての財産。その他のものは益にはならず害になる。だから人間に生まれてきた以上、真の人間たるように努力しなければならない。

    苦難苦労の先に幸福あり。光明あり。安全の道には進歩も工夫もなし。

    戦争は軍人と政治家が起こした。私たちは上からの命令に唯々諾々と従ってしまった。この事を大いに反省すべき。新しい日本はもっと私たち民間の経営者が国造りに参加しなければならない。官にばかり任せず民間から、草の根の力で国を造らねば

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    2018年04月05日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    タイトルを見た時に、池井戸潤の2番煎じ?と思ってしまった(^_^;)。庶務行員として、ある方に採用され、銀行の裏の問題を次々と解決していくのは面白い。しかし、実際こんなに不祥事など多い銀行があるのか疑問ではある。バブルの頃なら色々な問題はあったのかもしれない。まあ、サクッと楽しめたのは良かった。

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    2016年08月14日
  • 組織再生 マインドセットが変わるとき

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    新生銀行、リップルウッドいずれも、あまりいい印象は無かった。しかし邦銀のメガバンクとなった金融機関は、やはりおかしいし、何のメリットもない。

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    2016年06月11日
  • 会社という病

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    江上さんの昨今のいろいろな企業の動き、経営に対する考えと愚痴?でした。江上さんのバランス感覚は間違ってないな、ということがわかります。

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    2016年04月26日
  • 会社という病

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    第一勧業銀行出身の著者が銀行を中心とした大企業の人事・組織・文化等の問題(病)を明らかにしていく。よく銀行が批判されている内向きの論理が会社を腐らせる要因と。会社は顧客志向、現場主義、本業回帰が何より も大事と。

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    2016年04月06日
  • 負けない日本企業 アジアで見つけた復活の鍵

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    アジアのこと、
    中国、マレーシア、韓国、インドネシア、ミャンマーの
    2014年時点まではよくわかりました。
    ビジネスに生かせますね。
    また、各国で頑張っている企業も一部わかります。

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    2016年02月18日
  • 会社という病

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    昔の銀行のダメな話や面白い話が、そのまま書かれているとこがいい!総ての銀行員に読んでもらいたい本である。

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    2016年02月06日
  • 円満退社

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    退職の日に巻き起こるめっちゃドタバタ喜劇。ここまで色んな事があると笑ってしまうくらいに。
    後半にいくにつれ、失速感が否めないし、無理やりに丸くおさめたのかな。
    奥さんの件は先が読めるだけに蛇足だったのかも。

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    2016年01月26日