江上剛のレビュー一覧
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ネタバレ人生なんて手探りなんだ。見えているようで見えていない。見えたつもりでいると、思わぬところでつまづく。かえって見えていない方がいいんじゃないか?手探りでも慎重に歩けば、自分にふさわしい道が見えてくる。自信を持つこと。
会社の経営はシンプルだ。利益を上げなければ潰れるだけ。だから高く売ることを心がける。
お客様は今は何を欲しがっているか?何をして欲しいが?よく考えこと。常に想像する。
弱い者が強い者に勝つにはどうするか?
ビジネスの目線から、というよりはホームドラマっぽい内容。しかし、一つ一つの事柄に、ビジネスとしてのスキルが詰まっている。 -
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記憶は不確かだが、東京のどこか(少なくとも23区内ではない)に、似たような売り方をしている家電店があったような(テレビで見た気がする)。もしかしたら、それがモデルになっているのかもしれない。
この物語は、中小の家電店が、いかにして量販店に対抗していくかということが、登場人物の人間関係も絡みながら描かれているが、書かれていることにはマーケティングのセオリー通りのことが少なくない。
例えば、顧客を選別するといのは企業でもやっていることであるし、何を基準にするかの目安としてRFM分析がよく使われている。
マーケティングや経営学を学ぶ際は、教科書を読んで新聞やビジネス雑誌、ケースを見ながら考える -
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人生の折返し。
子曰く、50にして天命を知り、60にして耳順う。
還暦前後の中年男性たちの短篇集。
定年まであと少し。早期退職か、嘱託として残るか。
実家が三代続く老舗の豆腐屋、自らは四代目になる気はなく40代で大手銀行の取締役に就任する直前、三代目の父ちゃんが危篤に。
悲哀と慈愛に満ちた一冊でした。
しかし、こう読み終えると男性はいつの世も仕事に翻弄されながら、人生の機微を感じるものか。
家庭だ、育児だってのは一編も出てこなかったな。
主夫の生涯みたいな小説があれば読んでみたいものだ。
医療技術の進歩により、人生百年となった現代では、50で天命を知るには随分と早いな。 -
Posted by ブクログ
音楽専門学校を卒業後、プロになれるわけでもなく、フリーター生活を過ごし、気付けばフラフラと五年の月日が流れる。
そんなある日、ハンバーガーチェーンの正社員になることに。
悲劇の始まりである。前半は、採用の出会いから、詰め込みマニュアルの洗脳研修、そして店舗実地。
職場での出会い、正社員としての安定した生活への期待と展望。
後半に差し掛かる中盤、店舗での主人公を含めた正社員の店長。優しく、頼り甲斐のある、良き店長。
が、死ぬ。過労死で。店内清掃をしている最中、モップを握りしめ。
後半は、訴訟から、ネット炎上へと。
『ブラック企業』今野晴貴著で記された実態がママリアルに描かれる。
特に、ブラッ