失格社員(新潮文庫)

失格社員(新潮文庫)

小説・文芸
781円 (税込)

3pt

嘘つき社員に傲慢部長、モーレツ執行役員にゴマスリ常務──不祥事の元凶がオフィスにはあふれている! サラリーマンが守るべき掟を「モーセの十戒」に擬えて、コミカルにシニカルに描く。秘かに転職を目論む銀行員の心の内は……「二神に仕えるなかれ」、セクハラ対策を担当していながら、生保の中堅幹部はなぜセクハラに陥ったのか……「汝、姦淫するなかれ」など、傑作十篇収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    失格社員(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    461988
  • 電子版発売日
    :
    2017年09月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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失格社員(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    20180909


    元銀行員の著者による経済小説。

    銀行に関する話が多いが、製紙会社、保険会社、ホテルなど多岐に渡りサラリーマンの悲哀を絶妙な皮肉を混じえながら表現されている。

    硬い話から色っぽい話まで、最後まで飽きる事なく一気に読めた。

    最後の製紙会社の買収劇を題材にした作品は、短編だけでなく、長編でも読みたい。

    0
    2018年09月09日

    Posted by ブクログ

    金融機関にお勤めの『社畜』の皆様には、思い当たる節があるはず。そんなシチュエーションや人物たち。
    元みずほ銀行の著者が描くのは、生々しい社畜たち。
    彼らの生き方をみていると、哀しくなる。
    でも、私は絶対違うとも言い切れない。
    なにかの弾みで、ということがあるかもしれないからだ。
    ただ、彼らは等しく孤独だ。
    痛みを哀しみを怒りを、あるいは喜びを、誰かと分け合っていれば、それぞれの悲劇は起こらなかったかもしれない。

    金融機関にお勤めの『社畜』の皆様、彼らのような悲劇を起こさないために、おすすめします。

    0
    2013年06月28日

    Posted by ブクログ

    サラリーマンの悲哀さがこれでもかと詰まった短編集。20年近く前の小説なので、やや時代遅れのような気がする内容だが、還暦を過ぎた自分や周りの人を想像して『こんなことあったなあ』と懐かしんだりもした。

    仕事に行き詰まったところにヘッドハンティングの話がきたが、実は人事部の仕掛けた会社への忠誠心を試す昇進試験だった話。
    定年後に役員待遇で迎えられたベンチャー企業の社員が遊んでいるようにしか思えず、環境を変えようとするが空回りする話。
    取引先が反社だということがわかり、関係を切ろうとする話など。

    先日のニュースで、今は『パープル(紫)企業』という言葉があると聞いた。パワハラの蔓延するブラック企業と、やりがいがあり勤労環境に優れているホワイト企業の中間。ゆるい制度の会社というのは中途半端すぎて敬遠されるというのは、何だか皮肉だ。

    ひと昔前は江上剛さんが有名だったけど、いまやサラリーマン小説は池井戸潤さんが主流なのかな。池井戸潤さんには前向きな未来が描かれ、半沢直樹や花咲舞のような勧善懲悪なものも多いが、江上剛さんの小説には救いようのない現実が多くリアルすぎる…。

    だから企業の歯車としてあくせく働くのが虚しいということが理解できる今は、逆に懐かしく思えるのだろう。
    やっぱりサラリーマン小説は面白い。

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    ダメな社員、会社の没落を描く短編10作。

    ・二神に仕えるなかれ
    ・偶像を刻むなかれ
    ・主の名を妄りに唱えるなかれ
    ・安息日を聖とせよ
    ・汝の父母を敬え
    ・汝、殺すなかれ
    ・汝、盗むなかれ
    ・汝、偽るなかれ
    ・汝、貪るなかれ
    ・十一番目の戒律-あとがきにかえて

    権力闘争やノルマ達成のために不正を働いてしまう社員や、暴力団との癒着を断ち切れない会社、男と女のトラブルなど、仕事で失敗していく人たちを描いた作品。


    江上さんは長編の方が好きかも。
    でもこれはこれで面白い。

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    内容には、割と救いのない勤め人のお話が綴られていたりする。
    それ自身は読んでいてそう面白いものではないが、最後のあとがきで、筆者の会社生活の実感に触れていて、それとあわせて読むと、違った味わいが立ち上ってきて、面白い。
    いろんな人が、いろんな境遇に立たされ、いろんな受け止めをしつつ、ただ年を重ねていくのだろうか。

    0
    2017年06月23日

    Posted by ブクログ

    この著者は銀行を舞台にした小説しか書けないと決めつけてしまっていたが、もう少し範囲を広げ、短編10話で構成しており、面白い本だった。

    0
    2014年01月20日

    Posted by ブクログ

    どのストーリーもなんだか切なくて、泣きたくなった。
    すごい。

    今まで耳にしてきた話がよりリアルにイメージできた。
    上下関係の秩序を壊さないために自分を押し殺す。
    上司の顔色を伺う。権力者にこびる様。

    説明会では、風通しがいい風土とか、上司と仲がいいとか、自分の意見が言える文化とか、どの企業もそんなことばっか言ってるケド、
    きっとこんなもんなんだろうなーって思う。

    しかも、ダメ押しとばかりにぐっとくるのが江上さんのあとがき。


    「お客のために、家族のために、そして自分のために働け。
    決して会社のために働くな」


    そのとおりだと思う。
    お金をもらうためだけに会社にいて、終業時間まで耐える
    なんて生活、絶対悲しい。

    なんのために自分は働いているのか。
    いつも意識しながら仕事をしたい。

    0
    2012年01月04日

    Posted by ブクログ

    社長になった江上 剛さんは、大丈夫なのだろうか?
    会社内には、さまざまな人間があふれている。
    うそつき社員にうらぎり社員、または傲慢な部長、
    モーレツ執行役員もいれば、ゴマスリ常務もいる。
    まったく、不祥事の元凶どもがオフィスには多い。

    0
    2010年07月15日

    Posted by ブクログ

    嘘つき社員に傲慢部長、モーレツ執行役員にゴマスリ常務―不祥事の元凶がオフィスにはあふれている!サラリーマンが守るべき掟を「モーゼの十戒」に擬えて、面白おかしい一冊です。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    嘘つき社員に傲慢部長、モーレツ執行役員にゴマスリ常務―不祥事の元凶がオフィスにはあふれている!サラリーマンが守るべき掟を「モーゼの十戒」に擬えて、コミカルにシニカルに描く。傑作十篇収録。 (「BOOK」データベースより)

    特に印象に残る話があったわけではないけれど、面白く読めた。
    サラリーマンの実情がかなりシニカルに描かれていて、ちょっと気の毒…。
    でも読後感は悪くない。


    0
    2009年10月04日

失格社員(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    失格社員(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    461988
  • 電子版発売日
    :
    2017年09月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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