非情銀行

非情銀行

935円 (税込)

4pt

3.8

企業と癒着する上司、不透明な融資、無慈悲な貸し剥がし。大栄銀行に勤める竹内は腐敗していく組織に嫌気を感じていた。そんな折、出世頭だった同期が自殺する。役員はその死に対し「君たちはコスト」だと言い放った。目前に迫る財閥行との合併を前に、プライドをかけた戦いが始まる。リアル銀行小説の原点。

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非情銀行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月17日

    非情銀行

    江上剛さんのデビュー作品だったのですね。
    そんなこととはつゆ知らず、他の作品を沢山読んでましたよ。
    ハラハラドキドキしながら読みました。
    面白かったです。

    仕事をする上で、職場の士気を高める、部下を守るということは、とても大事なことですね。

    職業人としての誇りを失わないことの大切さを...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月07日

    1.著者;江上氏は、大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。1997年「第一勧銀総会屋事件」に遭遇し、広報部次長として手腕を振い、コンプライアンス体制構築に貢献。「非情銀行」で小説家デビュー。サラリーマンの悲哀を書いた「失格社員」や大企業をテーマにした小説も多く、リアルな社内事情を描いていま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    銀行を舞台にした小説はたいがいにおいて、出世のことだけを考え、強権を発動するお偉いさんがいて、という…。この小説も典型的な内容だった。バブル崩壊後、銀行に公的資金が投入されたころの話。なので、仕事に対する考え方等が古臭い感じがして違和感も覚えたが、勧善懲悪ものとしてそれなりに楽しめたかな。池井戸小説...続きを読む

    0
    ネタバレ購入済み

    完読

    2023年06月01日

    銀行もの長編でしたが完読できました。序盤で亡くなった岡村さんが不憫でしたが、竹内さん達の奮闘で浮かばれたと思いたいです。中村と九鬼が失脚して本当に良かった。やはり悪は滅びます。

    0

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