江上剛のレビュー一覧
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ネタバレ【企業戦士】 江上剛さん
A市の建設業界最大手・大稜建設、その大稜建設で営業を勤める野口哲也。彼は気がつくと死んでいた。。っというのも彼の意識だけが残っており
自分が何故死んだかというコトを全く覚えていなかったからだった。。
警察ではどうやら自殺と断定したらしいが、それすらも全く覚えていない。
妻の佐代子は僕の死に納得がいかなかったようだ。僕は死ぬ数日前から
会社に泊り込みで仕事をしており、それまでも深夜遅くに帰宅するコトが日常化していたからだった。
妻は過労死を訴え、僕が毎日会社で何をしていたのかを知りたがった。
しかし、会社は妻の訴えに対して協力的ではなかった。佐代子は僕の会社での毎日を -
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Posted by ブクログ
江上剛は元バンカーにして作家。経済を題材にした小説を読んだこともある。2010年、ふとしたことからマラソンに挑戦することになった筆者の挑戦の記。
挑戦の記、とは書いたが、筆者はマラソンを走る準備にさほど苦労していない。2010年の5月の連休中に、マラソンに誘われ、5月12日に誘った方が主催するランニングサークルの練習に出かけていき、朝の5時から10キロを走り、「疲労感もなく、爽やかさが残った」という感想を書いている。運動らしい運動をしていない、自称メタボの55歳が、いきなり10キロを「爽やかに」走れるのだから、ちょっと普通ではないかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初のほう、主人公の女性の言動に対し、この人が実際におったら絶対気が合わへんわ―と思ってしまい、若干の嫌悪感さえ覚えたのですが、会社における女性の立場、男性の闘争意識に対するあきれなど、(私はまぁまだ学生なのだけれども)現実的で共感できました。
ただ、部長に機密情報を流したのは、この主人公なのでは?
主人公は言った覚えがないと言っているけれども。
そこをばらしたことに関しては、この主人公は悪いのでは?
男性同士の地位争いに対して呆れてるけど、
だからって投げやりすぎるよね。
でも、課長が失踪したあたりから、(展開が多少は予測できたけれども)ハラハラしながら読みました。