【感想・ネタバレ】背徳経営のレビュー

あらすじ

老いてなお頭取の座を明け渡さぬ八重垣に、仕え続けてきた秘書室長・志波の裏切りが始まる。ライバルを罠に嵌め、女を使って情報収集に努める彼が、暗躍の果てに見たものは……。
聖書に描かれた七つの罪(傲慢・嫉妬・暴食・色欲・怠惰・貪欲・憤怒)をビジネスマンの業になぞらえ、サラリーマンに問いかける問題作。

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Posted by ブクログ

これ書くの忘れてました。
銀行ものの小説といえば 清水一行、高杉良 と私の中では決まっていたのですが、久しぶりにこの手の本を手にとって見ました。
やはりこの手の小説を書くためには、元銀行員という経験が必要なんでしょうか?
この著者も ご他聞に漏れず元銀行員です。
それだけに まさにありそうなリアリティーの世界を描いているのですが、それをオブラートに包んでフィクションにするために、なにやら変な悪魔を登場させるあたり、ちょっとどうかという感じでしょうか?
全体としては、銀行、財務省銀行局、元財務大臣に投資銀行といったキャストをそろえてそれなりにありそうな話に仕上がっているのですが、やはり悪魔がなじめない。
ということで、ちょっと△な作品に成り下がってしまったような印象を持ちました。

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2012年10月01日

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