【感想・ネタバレ】渇水都市のレビュー

あらすじ

フランス資本の多国籍企業ウォーター・エンバイロンメント社(WE社)が水資源を牛耳る北東京市。深刻な水不足でテロが頻発する中、貧しい市民に十分な水が供給されず、しかも幼児に謎の病が蔓延し、水道水を飲んだことが原因だという噂が広がっていた。その原因究明を命じられたWE社の社員・海原剛士は、調査に訪れたダムで突如発生した高波に呑み込まれ、地底に広がる自然豊かな「水の国」にたどり着く。そこで剛士は衝撃の事実を知らされる……。

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Posted by ブクログ

水資源がなくなり、かつ水資源をWE社という会社に牛耳られているという設定でSFとしてはとても興味深い切り口であった。前半はなかなか面白いと感じていたのだが、第5章 水の国 から、RPGのような世界に突入してしまい、小説が台無しになってしまった。初めからファンタジー小説と捉えて読むことをオススメする。ファンタジー小説と位置付けるならば、ストリーは読みやすいし、展開も早いので、☆3の評価にはなる印象であった。第11章 最後の聖戦はあっけなく終わってしまい、尻すぼみ感は否めない。

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2012年10月09日

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