企業戦士

企業戦士

869円 (税込)

4pt

3.3

仕事の代わりはいくらでもいるが、家族の代わりは誰にもできない。地元の大手ゼネコンで働く僕は、ある日突然死んでしまった。過労死を訴える家族に、会社は冷たい態度を崩さない。妻は僕の仕事の痕跡を確認したいだけなのに。死んだ僕はその戦いを、ただ見守ることしかできないのか。働く全ての人の必読書。

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企業戦士 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    過労死問題に焦点を当てた企業小説。
    死んでしまった「僕」の視点で、会社と戦う妻や可愛い我が子の姿、そして会社のその後を見つめていくというユニークな話だった。
    テレワークなどで働き方改革がより進んだ今だからこそ、改めて過労死について考えることは必要だと思う。

    0
    2021年01月14日

    Posted by ブクログ

    家族,お金,地位,名誉
    やりがい,夢,正義
    愛,信頼,信用
    欲・・・

    様々なことを考えさせられる・・・

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    大手ゼネコンで営業部員として働く主人公・野口は、市の体育館建設を巡って一般競争入札が行われる予定の書類を作っていた。常務、課長は、市民運動グループを主宰していた市会議員、市長の元片腕であったフィィクサー的な存在の男らと組んで、指名競争入札という名の談合へと画策しようとする。談合というものを背景に、過

    0
    2011年11月12日

    Posted by ブクログ

    地方の大手ゼネコンの談合を阻止しようと内部告発をしようとしていた社員が殺された。幽霊となってその様子を伺ってて、最後には会社の役員ら談合に関与した人が逮捕されてしまう。昔は当たり前に行われてた時代の話だが、改善されて良かったと思う。

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    よくある設定の題材かと思います。
    読み進めていくと、なんとなく次のストーリーが分かってきてしまったのは残念・・・

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

    僕の内定先の大先輩にあたる方の作品。企業と社会のあり方、その企業で働くコマである社員の葛藤を描いていた。

    正義とはなにか、について考えさせられる。
    自分の正義を貫くか、会社の利益を優先するか、社会人にとって永遠の課題だろう。前者のようになりたいという想いを持ってはいるが、自分の正義を貫くのは組織に

    0
    2012年02月18日

    Posted by ブクログ

    サクサク読めて、この物語内ではハッピーエンドで終わってよかった。

    本来こんな上手くいかないんだろうけど、物語ならこれくらいの軽さでちょうどいい。
    裁判もサクサク。
    テンポよかったと思います。

    でも、個人的によかったほうだ、と思ったわりに、感想が出てこないw汗

    0
    2012年01月18日

    Posted by ブクログ

    サラリーマンがある日死んでしまったら?
    幽霊目線で語られる労災(過労)認定との闘い…

    物語の主題は裁判や会社の対応だが、ほとんどは家族愛がメインとなっている。

    0
    2011年12月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【企業戦士】 江上剛さん

    A市の建設業界最大手・大稜建設、その大稜建設で営業を勤める野口哲也。彼は気がつくと死んでいた。。っというのも彼の意識だけが残っており
    自分が何故死んだかというコトを全く覚えていなかったからだった。。
    警察ではどうやら自殺と断定したらしいが、それすらも全く覚えていない。

    0
    2012年08月26日

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