企業戦士

企業戦士

小説・文芸
869円 (税込)

4pt

3.3

仕事の代わりはいくらでもいるが、家族の代わりは誰にもできない。地元の大手ゼネコンで働く僕は、ある日突然死んでしまった。過労死を訴える家族に、会社は冷たい態度を崩さない。妻は僕の仕事の痕跡を確認したいだけなのに。死んだ僕はその戦いを、ただ見守ることしかできないのか。働く全ての人の必読書。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    企業戦士
  • タイトルID
    :
    60003990
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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企業戦士 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    過労死問題に焦点を当てた企業小説。
    死んでしまった「僕」の視点で、会社と戦う妻や可愛い我が子の姿、そして会社のその後を見つめていくというユニークな話だった。
    テレワークなどで働き方改革がより進んだ今だからこそ、改めて過労死について考えることは必要だと思う。

    0
    2021年01月14日

    Posted by ブクログ

    家族,お金,地位,名誉
    やりがい,夢,正義
    愛,信頼,信用
    欲・・・

    様々なことを考えさせられる・・・

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    大手ゼネコンで営業部員として働く主人公・野口は、市の体育館建設を巡って一般競争入札が行われる予定の書類を作っていた。常務、課長は、市民運動グループを主宰していた市会議員、市長の元片腕であったフィィクサー的な存在の男らと組んで、指名競争入札という名の談合へと画策しようとする。談合というものを背景に、過労自殺、パワー・ハラスメント、名ばかり管理職など数年前からもTVのニュースを賑わせた社会の問題点などを浮き彫りにさせて描かれていく。
     実は、物語の導入部で主人公・野口は既にこの世には存在しないのである。たった一人から何故死んだのか真相究明のため、妻は会社に対し勇気ある闘いを挑んでいく。夫の名誉を守ろうとする妻。会社の利益を守ろうとする常務や課長。寄り添うようにゴーストとなった彼は俯瞰する視点で、上司、同僚の心の裏表とか様々な事実を知っていく。そして、彼の死はラストで詳らかに・・・。
     
     悪徳商人が、菓子箱の底に賄賂の小判を忍ばせて悪代官に渡すと、「お主もワルよのぅ」っていうシーンが、よくむかしの時代劇とかであったが、現代版のそんなような場面も書かれている(^_^;)
      昨今、一部上場会社のある企業がグループ会社からの個人的な使途不明とも思われる巨額の借入れとか、あるいは粉飾決算というような損失隠しが発覚したり、企業論理が問われる事件もあり・・・働くとは?人間の誇りとは?そして家族とは?これはまさに心に問う一冊であった。

    0
    2011年11月12日

    Posted by ブクログ

    地方の大手ゼネコンの談合を阻止しようと内部告発をしようとしていた社員が殺された。幽霊となってその様子を伺ってて、最後には会社の役員ら談合に関与した人が逮捕されてしまう。昔は当たり前に行われてた時代の話だが、改善されて良かったと思う。

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    よくある設定の題材かと思います。
    読み進めていくと、なんとなく次のストーリーが分かってきてしまったのは残念・・・

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

    僕の内定先の大先輩にあたる方の作品。企業と社会のあり方、その企業で働くコマである社員の葛藤を描いていた。

    正義とはなにか、について考えさせられる。
    自分の正義を貫くか、会社の利益を優先するか、社会人にとって永遠の課題だろう。前者のようになりたいという想いを持ってはいるが、自分の正義を貫くのは組織にとってガンに違いない。

    働く前に働くとはを考えるいい機会を与えてくれた。
    自分にとって働くとは、働くことで自己表現をすること。また読もう。

    0
    2012年02月18日

    Posted by ブクログ

    サクサク読めて、この物語内ではハッピーエンドで終わってよかった。

    本来こんな上手くいかないんだろうけど、物語ならこれくらいの軽さでちょうどいい。
    裁判もサクサク。
    テンポよかったと思います。

    でも、個人的によかったほうだ、と思ったわりに、感想が出てこないw汗

    0
    2012年01月18日

    Posted by ブクログ

    サラリーマンがある日死んでしまったら?
    幽霊目線で語られる労災(過労)認定との闘い…

    物語の主題は裁判や会社の対応だが、ほとんどは家族愛がメインとなっている。

    0
    2011年12月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【企業戦士】 江上剛さん

    A市の建設業界最大手・大稜建設、その大稜建設で営業を勤める野口哲也。彼は気がつくと死んでいた。。っというのも彼の意識だけが残っており
    自分が何故死んだかというコトを全く覚えていなかったからだった。。
    警察ではどうやら自殺と断定したらしいが、それすらも全く覚えていない。
    妻の佐代子は僕の死に納得がいかなかったようだ。僕は死ぬ数日前から
    会社に泊り込みで仕事をしており、それまでも深夜遅くに帰宅するコトが日常化していたからだった。
    妻は過労死を訴え、僕が毎日会社で何をしていたのかを知りたがった。
    しかし、会社は妻の訴えに対して協力的ではなかった。佐代子は僕の会社での毎日を知るために大稜建設を相手に労災申請と損害賠償請求を起こしたが、大稜建設は一女性が争うにはあまりにも大きな相手だった。。大稜建設を相手に戦う妻を僕はただ見守ることしか出来ない・・・・

    ☆

    談合を主題にした本と言えば池井戸さんの「鉄の骨」が一番に思い浮かびます。この本は少し異なりますが、面白く読めました。談合は「必要悪」なのか?? 地元の工事は、やっぱり地元の業者が請け負うべきだと思います。

    0
    2012年08月26日

企業戦士 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    企業戦士
  • タイトルID
    :
    60003990
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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