江上剛のレビュー一覧

  • 小説 金融庁

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    職業柄興味を持ち、読みました。
    しかし、ちょっと古い感じがするのと、私がメガバンクではないから
    ふーんという印象です。

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    2009年10月04日
  • 社長失格

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    サラリーマン小説で有名な江上剛氏。
    短編集の小説ではあるが、いずれも面白い内容。


    表題作の「社長失格」・・最後の大どんでん返しが非常に見事。
    「僕の生きる道」・・銀行員のみならず、サラリーマンのピュアな精神にちょっと感動。

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    2009年10月04日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    サラリーマンが守るべき掟を「モーゼの十戒」に擬えてコミカルに書いた短編集。
    「二神に仕えるなかれ」・・・秘かに転職を目論む銀行員の心のうちとは・・・・
    「汝、姦淫するなかれ」・・・セクハラ対策の責任者がなぜセクハラに陥ったのか・・・
    などなど、十篇の短編集です。
    まぁまぁって感じです。日常のサラリーマン生活から、「あるある〜」って感じかもしれないです。

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    2009年10月04日
  • 頭取無惨

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    苦悩する6人の銀行員の生き方を描いた短編集。
    リアルに描かれており、共感も出来るが、
    少し古いな、というのが率直な印象。
    今の時代、無意味な事に対してもう我慢する時代では
    ないし、我慢は何も生まず退廃を増長させるだけです。

    ただ一方で、不良債権隠しや無意味な数字作りが
    今もなお続いている事を思うと、悲しくなります。

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    2009年10月04日
  • 小説 金融庁

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    メガバンクの査察検査に入る金融庁。
    しかしそのメガバンクには弟が勤めている・・。

    自分の職務を貫こうとする兄の姿勢。
    銀行の腐った体質を知りながらもその組織を守りたい弟。
    2人の心情が複雑に絡み合い、単なる金融小説に終わらない内容だった。

    この小説が果たしてリアルなのかどうかは、霞ヶ関の人に聞いてみたい(笑)

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    2009年10月04日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    初めはおもしろくて、楽しく読めたのですが、最後の方は惰性で流し読みでした。でも、読まないという選択は出来ない本でした。

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    2011年07月25日
  • 合併人事 二十九歳の憂鬱

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    一応舞台は銀行なのだが、江上剛のいつもの趣とは一味違った作品。
    ネタ切れ?!

    29歳の女性銀行員が主人公。
    サブタイトルにあるように、この女性の憂鬱が描かれている。

    ストーリーの始まりの舞台は、沖縄で、しかもダイビング。
    既にここから、江上剛の作品としては、違和感を覚える。

    沖縄でダイビングショップをやっている女性(自由人)。
    東京で部屋をシェアしているヨガ講師の女性(自由人)。
    外資系の銀行で、華々しく輝いて仕事をしている女性。
    そんな女性との出会い、関わりを通して、自分の人生について思い悩む。
    上司との不倫、昔から仲の良い男友達との淡い恋心?!、男性との恋も描かれている。

    物語の中

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    2009年10月04日
  • 合併人事 二十九歳の憂鬱

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    どうせ人生の何分の一かは働くための時間になるのだから、楽しくやりがいのある仕事がしたい。
    同じ日本人であるのに、合併後の出身母体が権力闘争に影響するのは何だか馬鹿馬鹿しく思える。

    部下をいじめ、ついに自殺者まで生んでしまう銀行・・
    ストーリーは多少大げさかもしれないが、現実的にパワハラは今の会社にも存在してる・・。

    出世欲の強い男が、オレには妙にせせこましく見える。
    それはオレがサラリーマンとして生き抜いていく覚悟が無いからだろうか。
    また女の人には、役職にこだわる男の感覚って理解しがたいものなのだろうな。
    この小説の読者は、どのような感想を得るのだろうか。

    途中、結構ハードな性描写があ

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    2009年10月04日
  • 会社を辞めるのは怖くない

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    中高年向けの本ってイメージ。ちょっと偉くなった段階で、定年も含めて会社を辞める人に対するアドバイス。内容もちょっと薄めやし、若い人は特に読む必要ないのでは?

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    2009年10月04日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    モーゼの十戒に沿った内容の、10編から構成される短編集。主人公が悪かったり、騙されたり、反省したり、うまくいったり、ハッピーエンドだったりバッドエンドだったり。そして、スカッとさせられたり、唖然としたり、ホロっときたり、ハッとさせられたり、いろんな後味を楽しめるようになっています。必ずしも、この10戒を守らなかった者が不幸せな結末になるとは限らないのが、会社員の現状を書いているような気がします。あとがきにある「お客のために、家族のために、そして自分のために働け。決して会社のために働くな。」という11番目の戒律。それが一番印象的。

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    2009年10月07日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    10篇からなる短編集です。

    読む前には、もっとシリアスな作品なのかと思っていたのですが、実際はコミカル風味の作品でした。
    読みやすいので、気軽に読めるけれど、全くあり得ないというストーリーではなく、もしかしたら、誰もが陥る可能性があるのかもしれません。

    「お客のために、家族のために、そして自分のために働け。決して会社のために働くな」

    あとがきにかえて書かれた十一番目の戒律の最後の一文に納得!

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    2009年10月07日
  • 会社を辞めるのは怖くない

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    ターゲット層はうちの父親くらいなのかな。直接的には参考にならないけれど、「個人力」を磨かなければならないとか、心構え的なこととかは参考になりました。
    この人の小説も読んでみたいかも。
    (08/03/15)

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    2009年10月04日
  • 会社を辞めるのは怖くない

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    エリート銀行員を40代で退職し、文筆業に転進。あまり一般人には参考にならないが、社会事象の説明力はあるので、フリーランス転向を検討するプロセスで読んでおく意味はあると思う。

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    2009年10月04日
  • 会社を辞めるのは怖くない

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    私よりももう少し年上の退職をターゲットに書かれているように思いますが(江上さんも第一勧業銀行をお辞めになったのが49歳だし)、それでも共感する部分って非常に多くあります。

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    2009年10月04日
  • 銀行員諸君!

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    元銀行員の江上さんが対談という形で銀行について語ります。銀行で働いている方、これから働こうと考えている方におすすめです。

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    2009年10月04日
  • 銀行員諸君!

    Posted by 読むコレ

    すごく生々しい話で読み応えがあった。インタビュー形式であるため、金融腐食列島のさらに上をいくリアルさであった。
    銀行員諸君!に続く言葉は、異端であれ!ということだ。会社にしがみつくだけの後ろ向きなサラリーマンではなく、他者でも通用する前向きなサラリーマンになれ(自分はそうであったように)、といっている。ただ、同時に愛社精神は必要だし、ここにいた証を残すくらいの気概は持たねばならないとも読めた。
    銀行に限らず、業種ごとの専門性が高い方が社内で重宝がられるし、仕事もやりやすい。しかし、それだけではどうしても視野が狭くなる。今の仕事が他業種や一般常識に照らしてどう見えるのか、という視点は大切だと

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    2012年09月06日