戦争が終わり焼け野原状態の中、信用組合を作り復興を捧げた小原、お金を集めて、幾つもの信用組合を合併させて城南信用組合を作り、中小企業を支援してきた。銀行は担保を取りお金を貸すが、城南信用組合は人や経営計画を見て支援をするという信念のもとで経営をしてきた。また、小原は孤児を引き取り息子の様に育ててきた。そして城南信用金庫となり人々が幸せになってきたところで小原は力尽きてしまう。その後、別の幹部が理事長となったが、独裁者過ぎて違う方向へ進むことになるが、小原の信念を引き継ぐもの達がクーデターを起こし、再生を図る感動の物語であった。