江上剛のレビュー一覧

  • 隠蔽指令

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    ネタバレ

    ○作家、江上剛氏の著作。
    ○主人公のエリート銀行マンを取り巻く「闇」とそれにより転落しつつも信念をもって戦い続ける姿を描いた作品。
    ○フィクションではあるが、限りなくノンフィクションに近い内容。特に、バブル期の金融界では、このようなことが現実にあったのだろうということが推測される。
    ○著者の経験に基づいているということもあり、読み応えのある作品。

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    2014年02月06日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    この著者は銀行を舞台にした小説しか書けないと決めつけてしまっていたが、もう少し範囲を広げ、短編10話で構成しており、面白い本だった。

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    2014年01月20日
  • 瓦礫の中のレストラン

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    宮本輝の「流転の海」を思い出した。宮本ファンの私としては流転の海に軍配を上げるが...。江上剛氏がこのような小説を書いたのは意外だった。経済を題材にした小説が素晴らしいから。
    丑松は終戦後闇市から様々な困難に直面しながらその人柄と腕力でチャンスを活かす。
    その様子や生き様が読者を惹き付ける。
    残念なのは題名の「レストラン」が立ち上がるのが最後の最後数ページ。このレストランがどのようになって行くのかがとても気になる。
    流転の海のようにシリーズになって欲しい。

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    2013年11月21日
  • リベンジ・ホテル

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    「就職氷河期、自信も、根性も、内定もない、『ゆとり世代』の、花森心平が入社したのは、破綻寸前の、老舗ホテルだった。売却を持ちかける銀行に、建て直しを宣言した、新入社員の奮闘を描く」
    ホテルマンの仕事というものが、どんなものか、すこしわかったきがする。むかし流行った「姉さん、事件です!」の台詞を、思い出す(笑)「ホテル」の語源が、「ホスピタル」だということを、この本を読んで、はじめて知った。銀行が関わってくる場面は、ひやひやしたけど、ホテルのイベントを、みんなで計画しているところは、楽しそうに見える。こういう、「地域密着型ホテル」があっても、いいのでは?個人的には、希と、心平の、ラブストーリーを

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    2014年01月19日
  • 怪物商人 大倉喜八郎伝

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    大倉喜八郎の著書は二冊目だが、本書は著者:江上剛氏の文章力で、人となりがより伝わった。
    豪放磊落、誤解を恐れない一本気。 成り上がりでもあるし、国士でもあり、打算的とも思える節もあり… 確かに、型破りで評価が定まらない人物ではあったのだろう。
    同郷の偉人で有る事を差し引いても、やはりそう思える。

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    2013年11月11日
  • 社長失格

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    ショートストリーだから、気軽に読めて旅には最高です。内容もわかりやすく、裏切りと会社愛、しかし、サラリーマンが経営者の気を持って仕事するのは、意識が有るか無いか、だ!

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    2013年06月02日
  • 頭取無惨

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    筆者お得意の銀行をテーマにした短篇集。
    いずれも悲喜こもごもなテーマかつ内容での6話。どれが正しくてどれが間違っているなんていうことは言えない世界の話だけど、自分的には「いつかの本番のために」が一番心に残ったかなぁ。
    まぁプロットやら展開がタイトルから読めてしまうというのは残念だけど、このくらいの長さだと冗長に感じず読み応えもあってよかったと思います。

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    2013年01月20日
  • 55歳からのフルマラソン

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    まさかあの江上剛さんがフルマラソンを軽々とこなしてしまうとは。年齢も上、仕事の忙しさも遥かに上、その人がサブフォー、つまり4時間切ってしまうのだから。この本は読まずにいられなかった。
    小説化であり、当時は銀行社長でありながら世間にたたかれていた肉体的にも精神的にもつらい時期に走り始めた。
    スポーツは脳を活性化し、精神を向上させてくれる。もし江上氏がマラソンを始めていなければどんなことになっていたのか。
    体重を10キロ、ウェストを15センチ縮めてメタボから復活した。
    「自分の人生のゴールなんて、どこにあるかもわからない」
    「自分の人生に欠けていたもの、それは自分自身を応援する、べたなまでの応援歌

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    2012年12月06日
  • リベンジ・ホテル

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    面白かったが、全てが上手くいきすぎな内容が薄い気はした。もう少し緻密で突っ込んだ内容がほしかった。銀行が舞台の話は得意なようだが、それ以外になると薄い気は否めない。

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    2012年10月31日
  • 55歳からのフルマラソン

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    この著者の書籍はいくつか読んだことがあるけど、最近になってマラソンにのめり込んでいたとは全然知らなかった。驚かされたのはこの人の精神力。いくら一緒に走る仲間がいるとは言え、週に3回朝の5時から10-15kmも走るなんて常人にはできない (全然運動していなかったらしいけど、いきなり10kmを走れるなんて本当か?と疑いたくなるけど、それはさておき)。走ることについての色々な考察は興味深かったし、勇気づけられた。

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    2012年08月26日
  • 小説 金融庁

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    UFJ銀行の末期(2004年,2005年)をモデルに書かれた作品。大東五輪銀行は再建中の大手スーパーのエコー(モデルはダイエー)に対しメインバンクにも関わらず他行よりも少ない引当金しかあてていない。行内は合併後の派閥争いに明け暮れている。その大東五輪銀行に検査に入った松嶋哲夫と、銀行で働く弟の直哉を主人公にしている。
    平易に書かれているので一気に読みきることができる。派閥争いなど、銀行文化に触れたことがある者から見ても、真実味がある。

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    2012年08月22日
  • もし顔を見るのも嫌な人間が上司になったら

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    サラリーマンの危機管理術。小説も読んでいるので、よくわかる。自分を大切に生きることが重要。会社のために生きるのが人生ではない。でも、自分が出来る最善の事を尽くし、仕事はやらないといけない。仕事を手抜きすることは許されない。そんなことをしていると自分自身の将来の行き抜く力とならない。自分も早期退職して、ハローワークにも行ったし、面接を受けたりした。なかなか思うようにいかなかったが、自分を信じて、今の仕事に就いた。充実している。会社で何をやってやらう。何を若い人に伝えていこうかと毎日考えている。

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    2012年07月22日
  • 55歳からのフルマラソン

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    運動らしきものを永年していなかった典型的なメタボな御年55歳の著者が、ご近所に住む65歳のスポーツマンシニアから熱心な誘いを受け、突如、週3回早朝マラソントレーニングに参加することになることから、フルマラソン完走への挑戦が始まる。驚くべきは初参加のトレーニングでいきなり10kmを完走してしまう。軽い走行とはいえ、ランニング未経験者にとっては、普通2,3kmを歩くのだって、スグ膝や足裏が痛くなるというのに。折りしも著者は日本振興銀行経営破綻による収拾を図るべき代表執行役社長に就任。連日激しいストレスに苛まれる最中、黙々とランニングを続けていく中で、明らかに肉体的・精神的な良好な変化を見出す。走り

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    2012年05月24日
  • リベンジ・ホテル

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    これは経済小説っぽくないね。

    新入社員の初々しさというか情熱がいい!
    実際にこんな新入社員がいるかは謎だけど。

    仕事がんばろう。

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    2012年04月26日
  • リベンジ・ホテル

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    題材やプレイヤーは、バリバリの経済小説ですが、
    主人公を新入社員にし、タッチもライトノベルなので、
    ふつぅに、読みやすい作品にはなっています…。でも…、

    今時の新人さんに、主人公ほどの熱血漢はいないと思ぅし、
    銀行や不動産ファンドとの折衝は、こんなに緩くはないし、
    本格的なホテル再生小説を期待された方には、物足りなぃかも…。

    同じく都市銀行出身の池井戸潤さんの直木賞受賞に、
    影響されちゃったのかな~??
    ちょっち、最近の池井戸さんチックな感じになっていました…。

    ただ、各章のタイトルは、いいですね…。
    新入社員の方には、オススメの小説だったかな~。
    評価は、★3つ半ぐらぃですかね…。

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    2012年04月19日
  • 小説 金融庁

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    バブル崩壊後の金融庁対銀行の構図を、検査官とエリート行員という兄弟のフィルターを通すことで見事に描き出している。

    江上氏の経済小説は専門知識に裏打ちされたリアリティがあり、特に銀行の内幕はノンフィクションではないかと思わせるほどの取材力と筆力です。

    検査官は志高き君子、銀行幹部は私利私欲の強欲者、そんなステレオタイプな描かれ方がされているので、対立関係は深みに欠ける点は否めませんが、兄弟の苦悩がそれを補う形で物語が展開されています。

    「バブル」の盛衰を招いた金融庁と銀行がどういうものだったのか、それを知ることができる本だと思います。

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    2012年04月13日
  • リベンジ・ホテル

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    経済小説というと、難しい専門用語が並んで途中で訳がわからなくなることもありますが、江上さんの作品は経済の間で見られる人間味もじっくり描写されれているので読みやすいものが多いです。

    今回のリベンジ・ホテルは、経済小説というジャンルに入れて良いのかわからないくらい、ライトな感じです。

    何百社もエントリーするものの内定がもらえなかった主人公が、行きがかり上、東京の外れにある寂れた「ホテル・ビクトリアパレス」就職し、従業員と共にホテルをもり立てていくストーリー。

    お客様サービスに対する気持ちの持ち方を、真っ直ぐな主人公を通じて訴えかかけられます。時間がない人は、目次を見るだけでも得した気になれる

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    2012年03月25日
  • 企業戦士

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    家族,お金,地位,名誉
    やりがい,夢,正義
    愛,信頼,信用
    欲・・・

    様々なことを考えさせられる・・・

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    2012年01月09日
  • 社長失格

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    著者の経験をいかした小説。金融機関における話を中心にストーリーが展開する。サラリーマンそれぞれの悲喜こもごもが溢れていて好きな類いの内容だった。

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    2012年01月09日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    どのストーリーもなんだか切なくて、泣きたくなった。
    すごい。

    今まで耳にしてきた話がよりリアルにイメージできた。
    上下関係の秩序を壊さないために自分を押し殺す。
    上司の顔色を伺う。権力者にこびる様。

    説明会では、風通しがいい風土とか、上司と仲がいいとか、自分の意見が言える文化とか、どの企業もそんなことばっか言ってるケド、
    きっとこんなもんなんだろうなーって思う。

    しかも、ダメ押しとばかりにぐっとくるのが江上さんのあとがき。


    「お客のために、家族のために、そして自分のために働け。
    決して会社のために働くな」


    そのとおりだと思う。
    お金をもらうためだけに会社に

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    2012年01月04日