江上剛のレビュー一覧

  • 奇跡のモノづくり

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    東日本大震災後の日本の再生、復興の鍵として、「モノづくり」に着目し、6つの企業と2つの沖縄の産業を紹介した本。取り上げられているのは、ゴルフクラブ、焼酎、ビアマグカップ、プラネタリウム、ノーベル賞に貢献するファイバー素子、醤油、そして沖縄の泡盛と黒糖。著者は、一つ一つの丹念な取材を通して、それらに携わる人々が、利益や競争や自己満足のためではなく、ただひたすら良いモノを作り続けたい、という情熱に突き動かされて日々精進している姿をうまく伝えている。

    明治以降の近代化と第二次大戦後の復興を通して、欧米諸国らと同等の価値観、および金融経済システムの枠の中で競い、努力し続けた結果、日本が今のように成長

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    2017年04月28日
  • 銀行支店長、追う

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    詐欺師 vs 銀行支店長

    オレオレ詐欺を流れ作業の様にする。それを会社と考える。実際のオレオレ詐欺も実際にこうなのかもしれないと思う。

    蒋介石のS資金の話は面白かったです。それを実際に存在するかの様に振る舞う西念の詐欺師ぶりは、最後まで小者で終わらない所が良かったです。鯖江も登場こそしなかったけど、存在感がありました。

    若者と老人の対立、老人が貯めたお金を死金という点は考えさせられました。

    最後は、曖昧な終わり方の気もしたので、次回は白黒付けられるのかな。

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    2017年03月11日
  • 天あり、命あり 百年先が見えた経営者 大原總一郎伝

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    「天あり、命あり 百年先が見えた経営者 大原總一郎伝」江上剛

    子孫というものは祖先を訂正する為にある。祖先の欠点をよく見て、それを批判して、訂正する事が義務である。

    人間がその人の全ての財産。その他のものは益にはならず害になる。だから人間に生まれてきた以上、真の人間たるように努力しなければならない。

    苦難苦労の先に幸福あり。光明あり。安全の道には進歩も工夫もなし。

    戦争は軍人と政治家が起こした。私たちは上からの命令に唯々諾々と従ってしまった。この事を大いに反省すべき。新しい日本はもっと私たち民間の経営者が国造りに参加しなければならない。官にばかり任せず民間から、草の根の力で国を造らねば

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    2018年04月05日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    タイトルを見た時に、池井戸潤の2番煎じ?と思ってしまった(^_^;)。庶務行員として、ある方に採用され、銀行の裏の問題を次々と解決していくのは面白い。しかし、実際こんなに不祥事など多い銀行があるのか疑問ではある。バブルの頃なら色々な問題はあったのかもしれない。まあ、サクッと楽しめたのは良かった。

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    2016年08月14日
  • 組織再生 マインドセットが変わるとき

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    新生銀行、リップルウッドいずれも、あまりいい印象は無かった。しかし邦銀のメガバンクとなった金融機関は、やはりおかしいし、何のメリットもない。

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    2016年06月11日
  • 会社という病

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    江上さんの昨今のいろいろな企業の動き、経営に対する考えと愚痴?でした。江上さんのバランス感覚は間違ってないな、ということがわかります。

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    2016年04月26日
  • 会社という病

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    第一勧業銀行出身の著者が銀行を中心とした大企業の人事・組織・文化等の問題(病)を明らかにしていく。よく銀行が批判されている内向きの論理が会社を腐らせる要因と。会社は顧客志向、現場主義、本業回帰が何より も大事と。

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    2016年04月06日
  • 負けない日本企業 アジアで見つけた復活の鍵

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    アジアのこと、
    中国、マレーシア、韓国、インドネシア、ミャンマーの
    2014年時点まではよくわかりました。
    ビジネスに生かせますね。
    また、各国で頑張っている企業も一部わかります。

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    2016年02月18日
  • 会社という病

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    昔の銀行のダメな話や面白い話が、そのまま書かれているとこがいい!総ての銀行員に読んでもらいたい本である。

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    2016年02月06日
  • 円満退社

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    退職の日に巻き起こるめっちゃドタバタ喜劇。ここまで色んな事があると笑ってしまうくらいに。
    後半にいくにつれ、失速感が否めないし、無理やりに丸くおさめたのかな。
    奥さんの件は先が読めるだけに蛇足だったのかも。

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    2016年01月26日
  • リベンジ・ホテル

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    新卒として潰れかけのホテルで働くことになった花守心平。オーナーの孫娘の希に恋したり、両親に宿泊してもらうと言う夢を叶えるために奮闘する。

    ホテルに限らず、働く上で大切なのは人間関係だと思う。鬱の話などを聞くと、そこに起因する部分が大きいと思う。話中では、心平のことを気にかける先輩スタッフが沢山、登場してくる。現実の世界はもっとドライかもしれませんが。こう言う人間関係は憧れます。

    銀行との関係や、地域との関係。国際化と言われるけれど、基本は地域性であったり、地元指向だと思う。目先の利益に目が眩んで、海外の団体様を優先的に入れる北海道のホテルなんかもあると聞いたことがありますが、バブルが弾けた

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    2015年11月10日
  • 断固として進め

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    ノンフィクションを登場人物や企業名を変更してフィクションとして書き上げた作品
    富士フィルムが化粧品事業(ヘルスケア事業)に乗り出した際の苦難やリスクを取っていくところに非常に興味を引かれた。
    同じ製造業に努めるものとして、新しい分野に飛び込みリスクを取っていかなければ、今の事業のままで将来まで安泰なんてことはあり得ない。
    しかし、変わろうとしない人と変わらなきゃと必死な人がいて 
    この本ではその差が、うまく表現されていて、同じような悩みを持つものとして、良い刺激を受ける作品だった。
    特にエンジニアが製品志向ではもう駄目だ!市場志向で物事を考えていかなければと 変化し成長していく姿が同じエンジニ

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    2017年01月26日
  • 銀行支店長、走る

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    花崎舞がだまってないはドラマでしか見たことないけど、
    表紙の挿し絵の感じとか若干の設定が似ている気がして一瞬あれっ?これが原作だっけ?とか思ってしまった。一瞬だけ。
     
    孫子の兵法がやたら出てくる。
    申し訳ないけど、割と面倒くさくて読み飛ばしてしまった。

    最終的にどんでん返って終わった。
    なかなか面白かったけど、新しい発見とかがある話ではなかったかも。
    これは、元警察と元総会屋と最初から主人公が知り合い何だけど、何かの続編何だろうか?

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    2015年05月07日
  • 断固として進め

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    出てくる社名は架空だが、富士フィルムがモデルなのはすぐわかる。
    まさに奇跡の業態転換。フィルム屋が化粧品って誰が想像しただろう・・・

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    2015年04月18日
  • 銀行支店長、走る

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    ネタバレ

    窓際銀行員寸前の貞務が支店長に抜擢される。その支店には女番長と呼ばれる柏木雪乃がいて、さらに前任者の支店長が失踪している。銀行の不正を暴いていく。

    銀行員の話と言うと、池井戸さんの半沢直樹、高杉良さんの金融腐蝕列島を思い出しましたが、こちらは半沢直樹の様に尖ったキャラに近いです。上司の命令は絶対ですが、お互い、正義感が強く上司に対しても反抗する所も同じです。

    江上さんの小説は、人間関係が面白いと思いました。雪乃が大物政治家の娘だとか、ヤクザが登場したりとか。元総会屋やまるぼうの仲間がいたりとか。孫子の兵法の話が頻繁に登場しますが、これが常に謎の解決の糸口になる。また、元気なミドルが登場して

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    2015年04月13日
  • 慟哭の家

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    ダウン症の息子と妻を殺害し、自らも命を断とうとした男の国選弁護士となった長嶋駿斗は、自らの死刑を望む男の難しい裁判に挑む。

    長嶋が少しずつ男の背景を調査し、事件の真相に迫る。終始、漂うのは哀しいまでの現代社会からの孤立感。今後、このような事件の増加を危惧する著者の警告のようにも感じた。

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    2015年03月17日
  • 翼、ふたたび

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    ネタバレ

    JALの再生物語。いい言葉がいっぱい。「企業の宝とは、そこに集う社員であり、さらには社員の心だと思っています」「サービスは個と個」「人間として何が正しいかで判断する」そして地震、がんばろうニッポン。

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    2015年01月21日
  • 翼、ふたたび

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    破綻した、日本航空の再生に携わった人々の話。万民半官のお役所体質により、経営が破綻。稲盛さんの手により、見事に復活した。会社とは、社員一人一人が同じ方向を向いてないとダメになってしまう。まあ、日本航空は傲慢経営であった。サービス業なのだから、本来お客様の為と言うことを忘れているのだ。リストラや債権放棄によって再生出来た事を忘れてはならない。途中から東日本大震災の話になって、涙が出てしまった。物語は中途半端で終わってしまった。研修で出会った二人の恋愛事情も途中で終わり、尻切れとんぼ的なのは残念であった(^_^;)

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    2014年12月06日
  • リベンジ・ホテル

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    就職が決まらなかった主人公が、
    その場で内定をもらったちょっとさびれたホテル。
    最初はやりがいなども感じられなかったお仕事に
    少しずつ自分がやれることを見出して成長していく過程が、
    自己啓発の本としても楽しめる。

    最後はちょっと頼もしくなった主人公に、
    私もこうなりたいと思った。

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    2014年09月27日
  • 小説 金融庁

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    UFJ銀行を舞台に行われた金融庁検査を中心に描く小説。すべてフィクション仕立てではあるが、時の竹中平蔵大臣の覚悟、金融庁検査官の気迫、組織を守ろうとする銀行員の狂気が見られる作品。
    正しいことをしようとしても、腐る組織は腐ってしまうのだ。そしてそれは多くの犠牲者を出す。それを思うと暗澹たる気持になる。
    少しずつ年をとって上が見えてくると、自分の身の処し方も高度にならなければならないのだが、いかにして世の中のため顧客のため組織のために決断が下せるのかと思うとまだまだ自分は甘すぎる。そんな人間では何も守れないなと痛感させられたような作品。読み応えは、かなりあり。

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    2014年08月24日