江上剛のレビュー一覧

  • 庶務行員 多加賀主水の凍てつく夜

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    多加賀主水シリーズ5弾目。今回は過去に行員が無くなるなる前に青年に行章を預けたことから、事件が始まり、バブル時代に国からの不動産を上手く使い儲けた者、そして口を封じられた者。よくある事件を暴く。主水相変わらずの大活躍。

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    2021年08月31日
  • 56歳でフルマラソン、62歳で100キロマラソン

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    江上さんのマラソン実体験を物語にしたもので、日夜鍛えながら、56歳でフルマラソンを走り、62歳で100キロマラソンをサポートしてもらいながらだが、完走するとは凄い事だと思う。最後はちょっと感動しました(^^)

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    2021年08月25日
  • 再建の神様

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    「再建の神様」と呼ばれた早川種三を慕う銀行マンの春木種生は、企業収益を優先するあまり不正まがいの投資物件やローンがまかり通っている銀行を飛び出した。
    偶然に乗り合わせた新幹線のなかで、企業再建請負人の渋沢栄二と出合い、会津若松の奥座敷として二百年以上の歴史を有する、川の湯温泉の旅館の再建に携わることになる。

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    2021年08月19日
  • 再建の神様

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    企業再生物語で面白かった。早川種三を知らなかったので、そこも勉強になった。会社は社会の公器だと、改めて考え直すことができる。

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    2021年08月09日
  • 蕎麦、食べていけ!

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    自分が中高生だったら読みやすく、地方創生や金融について関心を持つきっかけにもなると思ったので、★2にはせず、★3にしました。

    ただ、普段本を読んでいる人からするとトントン拍子に進む展開が物足りなく感じるかと思います。

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    2021年07月08日
  • 銀行支店長、泣く

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    創薬投資に絡んで、支店の金庫室で若手行員が不審死を遂げる。そこへ頭取からの要請で貞務が支店の立て直しを、図るべく着任した。銀行とはノルマのせいで色々な事件が起きている。フィクションであるが似た様な事はどこでも起きている。

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    2021年06月24日
  • ザ・ブラックカンパニー

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    この本を選んだのは、恐らく自分が、働き方に悩んでるからだろう。

    あるバーガーチェーンのブラックな仕組みに飲み込まれていく若者。後戻りできない状況と、働き続けることの葛藤を描いた物語。

    フィクションだか、リアルな実態でもあるブラック企業。実際は、自分が身を置くまでわからないのが怖い。

    当たり前の幸せを手にするのが難しい世の中になったのか。

    それとも、働くことの意義が変わったのか。

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    2021年06月13日
  • 再建の神様

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    渋沢ブームに乗った、旅館再建のYA作品です。
    経済小説としては少し都合の良すぎるところがありますし、東日本大震災やコロナをテーマに採り入れた部分はタイムリーで時代に即応していると感じるものの、やや「説教くさい」印象もいなめませんでした。

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    2021年06月13日
  • 蕎麦、食べていけ!

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    上手く行き過ぎな感じがします。
    少し物足りなくですね。
    町おこしの小説は一杯あります。
    個性が感じられないですね。

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    2021年06月04日
  • トロイの木馬

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    江上作品は好きで何冊か読んできましたが、今まで読んだ中で一番疲れた作品、話が壮大すぎて入り込めなかった。
    しかも最後の方、自分たちのための地鎮祭の最中、しかも神主が祝詞を上げようとしている時にスマホの動画を見るのは普通にダメでしょう。

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    2021年05月30日
  • 蕎麦、食べていけ!

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    寂れた温泉街の復活物語。

    第一章 勇太と春海
    第二章 寿老神温泉活性化プラン
    第三章 蕎麦打ちサークルって?
    第四章 メガバンクの横暴
    第五章 祭りの準備期間
    第六章 クラウドファンディング
    第七章 リゾートセンター許さず
    第八章 寿老神温泉の運命は
    第九章 蕎麦打ち選手権に向けて
    第十章 貸しはがし
    最終章 寿老神温泉は不滅です

    寿老神温泉がある地元信金に勤める赤城勇太は、町の活性化案のプランをまとめ、祭りと女子高生による蕎麦打ちを企画する。

    同じくして母の離婚とともに大阪から移り住んできた女子高生の竹澤春海は全国高校生蕎麦打ち選手権に出ることに。

    赤城家と竹澤家は過去の因縁から犬猿

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    2021年05月27日
  • 円満退社

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    ネタバレ

     本作を読んで何か複雑な気分になった。

     本作は、サラリーマンの最終出勤日を描くコメディ系エンタメ。2005年が初版だから時代設定がやや古びれた感があるが、内容は普通に楽しめた。

     ではこの複雑な気分・もやもやは一体何か。自分に問うてみました。
     それはきっと、恵まれた上の世代への羨望や嫉妬かもしれない、と思い至りました。

     私は1975年生まれ、留年や大学院を経て就職をしたのは2001年。このあたりはいわゆる就職氷河期の底であった。就職は何とか出来たが、これまで出世とは無縁だった。自己研鑽は今も続けているつもりだが、会社には認められなかった(まあ実力なかっただけですが)。外国に飛び出た

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    2021年05月26日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    主人公の主水さんが、ちょっと古臭かったかな。神社で稲荷様に扮したりしちゃうところとか、フィクションが過ぎると感じました。
    あと、モンドって読み方が全然馴染まなくて読み進めるのに苦労した。。

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    2021年05月08日
  • 再建の神様

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    中途半端にリアルな気がします。
    挫折が挫折でないような。
    震災の次はコロナ。
    現実が小説を超えたのかな。

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    2021年04月27日
  • 一緒にお墓に入ろう

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    男にとっては理想の生活だよね
    奥さんとはまぁまぁ仲良く 子供がいて孫がいる良きおじいちゃん
    愛人とは一人暮らし銀座でお店開いて 家に行けばおいしいお酒、おいしいおつまみ、そして性欲も満たされる
    自分はメガバンクの常務で運転手付き

    母親の死で歯車が徐々に狂い始める
    自分は長男で東京住まい 妹は母親の隣町に住んでいるが嫁に嫁いだ身お墓の面倒は見れないと仕方なく自分の家まで遺骨をお持ち帰りそれを見て
    本妻「貴方と一緒のお墓は入りません」
    愛人「貴方と同じお墓に入りたい」自分の母親も大歓迎!

    と言われたら男はなびくだろうねぇ~

    そんなんで本妻に「愛人」の存在がバレ、会社にもバレてしまった
    どうバ

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    2021年04月26日
  • 清算―特命金融捜査官―(新潮文庫)

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    特命金融捜査官に連絡して来た元上司であり、娘は28年前に惨殺されたが犯人の行方は分からず。さざなみ銀行の事件の真相は、あのカボチャの馬車事件を描いたものであり、銀行の悪を感じた。2つの事件の謎が交錯し、真相が分かった。

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    2021年04月20日
  • 家電の神様

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    東京でリストラされた主人公が、uターンして実家の電気屋で働き出す話
    ちょっと子供向け的な、クセのない、ちょっと物足りない感じ。

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    2021年04月15日
  • 我、弁明せず

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    池田成彬が三井財閥でバンカーとしての活躍。この時代は大胆で豪快さが特に目立つ。凄い人だったんだなと思った。

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    2021年03月31日
  • 庶務行員 多加賀主水の憤怒の鉄拳

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    第七名和銀行が潰れるとネットで噂される。支店の顧客情報を漏えいされるわ、高齢者を騙す不正な年金商売など、最後には庶務行員の主水の活躍で日常の世界を取り戻すことが出来た。しかし、前作辺りから出てきたロボット、「バンクン」など面白い点も見逃せない。

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    2021年03月16日
  • 隠蔽指令

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    相談役の不祥事で隠蔽された債権を巡って今の頭取から指令が出された。それを素直に揉み消そうとどんどん深みにハマる。銀行では何もしない事が一番で、正義感を出す事で心身共にボロボロになってしまう。まあ、銀行とはそういうものだ。

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    2020年12月31日