江上剛のレビュー一覧

  • 帝都を復興せよ

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    2020/10/09 後藤新平◎ 江上剛
    前半の歴史は面白い 関東大震災と政治の空白 日本の宿命か
    後半、復興の権限を巡る暗闘史はいささか辟易 読み飛ばしてしまった

    1923年9月1日12時関東大震災 死亡14万人 罹災者340万人
    この時、日本に内閣は無かった 山本権兵衛が組閣を目指したが、ならず
    翌日、「戦時内閣」として組閣 内務大臣に後藤新平 「帝都復興大臣」へ

    都市計画は 台湾の台北市、中国の大連市で経験済み
    政治の構想=都市計画  明治維新の賊軍-医師としての気概もあり
    伊藤博文に見出される 帰還兵の検疫 
    しかし伊藤博文をロシアに送る途中、暗殺事件に巻き込まれる 痛恨

    「戒

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    2020年12月31日
  • 病巣 巨大電機産業が消滅する日

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    某大手電機メーカー(帯にも後付にも「東芝」とはっきり書いているが...)の不祥事を題材にしたフィクションであるが、他書と同様、江上氏の文章は巧く、一気に読み通せる。

    この件は連日のように報道されたのだが、日経新聞の記事を読むたびに「まるっきし粉飾じゃないか」と思ったものだ。確かあの時は監査法人が意見差し控えを匂わせたようだが、意見差し控えは不適正意見に等しい(と、大学学部時代に監査論の授業で習った)。

    フィクションなので少々オーバーに書いてはいるが、これじゃあコーポレート・ガバナンスも何もあったもんじゃないだろうというのが率直な感想(だからモデルの某社は特設注意市場銘柄となって、その後東証

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    2020年12月30日
  • 合併人事 二十九歳の憂鬱

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    現代日本の象徴、大企業内部の男社会の構図を、主人公の女性日未子目線で描いた作品。
    社内政治や、合併前の出身企業による対立やしがらみ、そこで見える男性特有の?野心といった会社の様子が、女性の目を通して描かれていて、すーっと読めた。
    さすがに現実にはこんなに色々起こらないだろう、というほど事件だらけではあることや、時折ロマンチックが過ぎる描写はあったけれど、全体通してすごく読みやすかったし、ヨガに関する部分は、一度立ち止まって自分を見直すべきことに気づかせてくれた。
    全ての物事に意味があるから、その理由を考えなさい。そして全てを受け入れなさい。という教え、全ての宗教に通じる部分じゃないかな。

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    2020年12月19日
  • 家電の神様

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    両親も大きな買い物で取り付けが必要なものは、まちの電気屋さんにお願いしています。
    大型店は安いけど、家に入るのか確認してくれないから不安だそうです。
    わかるわーって思いながら読んでいました。

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    2020年11月20日
  • リベンジ・ホテル

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    老舗のホテルに就職した主人公。実は経営が傾いていた。新人らしい情熱と意欲でホテルを良くしょうと考え、上司や支配人の後押しもあり経営難を脱出する。トントン拍子に進むほど甘くないのが現実ですけどね。

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    2020年11月18日
  • 断固として進め

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    急速なデジタル化が進み、カメラのフィルムが時代とともに消滅する危機を迎えた富士フィルムが、新規に化粧品事業に乗り出す話。会社というものは同じことをしていると50年で倒産すると言われていて、まさにその通りで実話に基づき成功を収めたのはさすがである。もちろん化粧品事業には今までのノウハウが相当生きている。

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    2020年11月17日
  • クロカネの道をゆく 「鉄道の父」と呼ばれた男

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    幕末「長洲ファイブ」の一人でありながら、伊藤博文らとは別の道を歩んだ井上勝の生涯を描く感動の長編小説。国禁を犯して渡英した伊藤博文、井上馨、山尾庸三、遠藤謹助、らと共に「長洲ファイブ」と呼ばれ、「日本鉄道の父」と呼ばれた弥吉(井上勝)という魂の技術者の物語。

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    2020年11月09日
  • 病巣 巨大電機産業が消滅する日

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    ネタバレ

    希望を持って入社した瀬川大輔。夢を持ってミャンマーで見積した案件が上層部のライバル会社への対抗心からありえない金額で受注が決まり納得が行かない。それどころか会計処理も社内ルールが守られない。「間違ってる」と発言した事で監査部へ左遷させられるがそこで同じ思いの人と会話し、間違いは氷山の一角と知るが会社と戦う勇気がなく自らの命と引き換えに瀬川に託す。会社を愛してる人が居続けられない会社はおかしい。誰か1人でも芽の小さいうちに間違いと止めめらればここまでの惨事にならなかったと思う。
     瀬川の事を心配した同僚が協力し秘密裏に行動を起こす。最後は協力者にも助けられ再生へのスタートをきる。協力者が経営者に

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    2020年10月28日
  • ラストチャンス 再生請負人

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    誠意は必ず通じている。何が成功で何が失敗かは誰にもわからない。ただ誠意をつくすこと…
    人生、七味唐辛子、うらみ、つらみ・・・も何がスパイスで何ご辛いかもわからない。結局は自分次第かな。

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    2020年08月09日
  • ラストチャンス 参謀のホテル

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    有りがちなホテル再生話かと思って読み進めたら、ちょっとしたミステリー的な要素もあり個人的には楽しめた。

    江上氏は元バンカーなので、金融に関する専門用語が分かりやすく解説されており、案外勉強にもなる。

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    2020年08月09日
  • 庶務行員 多加賀主水が泣いている

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    多加賀主水シリーズ、第3弾。
    今回は、第七明和銀行高田通り支店の行員の自殺の謎を追う。

    果たして、行員の自殺は、本当に自殺なのか?
    あるいは、事故や巧妙な殺人事件の可能性は無いのか?

    そして、頭取からの極秘指令が主水に下り、行員の死の謎を追うことに...

    途中、悪徳政治家や貧困女子、不倫相手や海外労働者など、様々な問題が浮かび上がる。

    最後は、シリーズ共通の勧善懲悪で、物語は幕を閉じますが、亡くなった行員の無念は、胸を打ちます。

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    2020年07月10日
  • 庶務行員 多加賀主水がぶっ飛ばす

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    多加賀主水シリーズ、第4弾。

    今回は、偽物の狐が現れ、『天誅』と称して、町内の嫌われ者の家に火を放つ、という事件が発生。
    果たして、(本物の狐の)主水は、如何に偽物と対峙するのか?

    また、高田通り支店に、AIロボットが試験的に導入され、この『バンクン』の活躍も見もの。

    文字も大きく、ストーリーも簡易で、スラスラ読めます。

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    2020年07月03日
  • 家電の神様

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    ネタバレ

    街の電器屋さんは
    何でも屋でもある分、高く商品を売り粗利確保に努める。

    そのため量販店・ネットとの客層を
    バッティングさせないようにする。

    実際の所、こうした方針を街の電器屋さんは行なっているので
    読んでて面白かった。
    (リフォームで粗利確保などもしている。)

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    2020年06月21日
  • トロイの木馬

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    「放射能汚染に苦しむ東北の人々のために不作為のままこの問題を放置する日本政府を転覆させましょう」と、立ち上がった詐欺師集団。
    「私たちの目的…日本政府を覚醒させることです」と、中国大使館の書記官やジャーナリスト、衆議院議員、大手製鉄会社の副社長、風評被害の運動家、土地の払い下げをもくろむ学園の夫婦、首相夫人等々を、次々と巻き込んでゆく。
    学園夫婦とは、もちろん森友を連想するし、学園夫婦を手助けする「天真爛漫な」首相夫人とは、言わずと知れたあの方を想像しないわけにはいかない。
    最近の事件を頭に置きながら創作した、著者のたくらみだろう。
    詐欺集団の行動が小気味よく感じるのは、彼らがカネをくすねる詐

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    2020年05月15日
  • 瓦礫の中のレストラン

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    戦争が終わり、全てが瓦礫と化した街。
    大阪の闇市で、出会ったのは戦争孤児、ヤクザの親分、五百円で売りに出されていた6歳の少女。
    無一文、正に裸一貫から商売を始める。
    徐々に復興の兆しが見え始め、経済正常化の為に闇市も解体へ向かう。
    明日を生きる為に、悪行に手を染めていた浮浪孤児達も、まともに商いに精を出し、学校へ通えるようになった矢先、またあの暗い生活に戻ってしまうのか。
    江上作品にしては、あまり悪人が登場しなかったが、人々が“生きる”ということにシャカリキになっていた様が胸を熱くする。

    現代の日本は、戦後の焼け野原の様に食べ物がなく飢えるということはないはずだが、一方、公立小学校の給食費

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    2020年04月14日
  • 56歳でフルマラソン、62歳で100キロマラソン

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    ★4.1(4.13)2017年2月発行。元DKB銀行員。2003年銀行退職前後に作家に。その後日本振興銀行の社長という異色の作家が、2010年56歳でフルマラソンに挑戦。3回目の57歳のマラソンでサブフォー達成。その後6年で100キロマラソン完走。なるほど、周りに走る仲間がいるって素晴らしいですね。でも、僕には早朝マラソンは厳しいかな。走るコースは善福寺緑地公園と神田川と井の頭公園。結構僕とダブってますね。ということで先週井の頭公園まで走ってきました。小林真央ちゃんのガン克服応援で100キロ走ったのは凄い。

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    2020年03月22日
  • 56歳でフルマラソン、62歳で100キロマラソン

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    誰でも始められるマラソンと言うけれど、誰でもってことはないと思う。

    足に故障ばかり起こしていたら先天的なものがあったり、続けられない場合もあるし、お年寄りになってから走れるのは特殊だと思う。
    どう鍛えようと、足腰を悪くしてる人には危険、無理。

    運動神経はあまり関係なさそうなのはわかるけど。
    基礎的にある人の方が有利かな…女性より男性の方が得だと思うし。筋肉のつき方も女は男より頑張る必要がある。
    すでに体感鍛えられてる人とかスポーツ経験があると、すでに上乗せされてるし。


    それでも、多くの人が始めやすいスポーツである。

    俺はまだできる。
    私はまだできる。

    そう歳をとってから感じられる素

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    2020年02月16日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    タイトルから半沢直樹のようなストーリーを想像していた。ただ想像とは違ってまた違うタイプの勧善懲悪のストーリーという印象を持った。

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    2019年11月19日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    スーパーからコンビニに繋がり、そしてカリスマの終焉を迎える下巻。二人のカリスマがどのような思いでお店を立ち上げ、そして引退していくか、それぞれの道がとてもリアルに書かれている。上下巻ともに読み応えるのある内容だった。

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    2019年11月05日
  • 二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

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    上巻はスーパーマーケット。戦後の復興からの成り上がりをテンポよく読めた。フィクションとは言え、イトーヨーカー堂のモデルがある話なので、ノンフィクションと交差しながら下巻が読みたくなる1冊だった。

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    2019年11月05日