【感想・ネタバレ】住友を破壊した男 伊庭貞剛伝のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年05月01日

権力は腐敗する、絶対権力は絶対腐敗する
長く権力の座に居ると失敗は忌避し、成功のみを自分の実績として誇りたくなるのは人間の性
それが組織の劣化を招き、組織の自壊をもたらす

それを防ぐための工夫がされてきたのが人類の歴史
今日でも、「コンプライアンスとガバナンス」という横文字が連呼されるのは、人間の...続きを読む本質が変わっていないからだとも言える

逆命利君 命に逆らいて君を利する 忠という
従命病君 これをへつらいとなす

初めあらざるなし よく終わりあるはすくなし

とかく経営者は自分の器より小さき者、自分に従順な者を
後継者に選びがち
トップには構想力と決断力が必要

事業の進歩発達に最も害するものは、
青年の過失ではなくて、
「老人の跋扈である」
老人の保守と少壮の進取とはとかく相容れないもの
⇒現代の日本の病に通じる

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Posted by ブクログ 2019年10月01日

「住友中興の祖」と呼ばれる伊庭貞剛を主人公とした作品。住友に入社後、支配人として別子銅山に行ってからの物語が面白い。読み応えのある歴史小説。

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Posted by ブクログ 2019年04月19日

広瀬宰平・伊庭貞剛といえば、別子銅山の近代化を実現した住友中興の祖、ぐらいの知識しか無かったが、小説形式とはいえほぼノンフィクションに近い本書で、その生い立ちや功績を知ることが出来、とても勉強になり、かつ面白かった。
伊庭が明治維新当初からの法務官僚だったことや、第一回帝国議会議員だったことは全く知...続きを読むらなかったし、別子銅山の公害改善に取り組んだ姿勢は、経営者としての姿勢というよりも、人間としての生き方を考えさせられる内容だった。

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Posted by ブクログ 2020年11月17日

明治時代初期。銅山から同を取り出す時に環境を気にする男がいた。当時では考えられないような気がする。そういう意味で住友を変えた男の話。

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Posted by ブクログ 2019年09月14日

この男なくして、「住友」は語れない。
危機に瀕した住友、絶対的権力者の専横、目前の利益を追い求める者、すべてを破壊せねば、住友は死す、再生をはかるべく、住友を殺さなければなりない。
とにかく「信不及」、何も求めず、『愚』になれば、言葉が通じ始める。
住友中興の祖、伊庭貞剛の知られざる生涯に触れること...続きを読むができます。

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