江上剛のレビュー一覧

  • 金融庁覚醒 呟きのDisruptor(ディスラプター)

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    初めて読んだジャンル。
    金融機関や政府組織の仕組みを理解することも出来る作品。
    パンデミック最中の政府と銀行、国民のもがき苦しむ様子がリアルに描かれている。
    最後はハッピーエンド。

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    2024年09月23日
  • 告発者

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    権力に負ける
    「信義ね。関口さんは、銀行員にしては珍しい考えの持ち主ですね」と経営者トップの発言。不景気になると融資側に対し銀行は姿勢態度を一変する。「貸し渋り・貸しはがし」と言われた強硬姿勢で自己保守に走り、融資側の立場など考慮しない。この小説はそんな銀行の慣行と頭取のスキャンダルでの広報の役割、銀行を守る為の行動、さらに人としての「信義」を問う、実際に起きた「プライムローン事件」「路チュー事件」を模索したビジネス小説だ。 現実、政治家、大手企業、官庁などに対する「信義」(政治家、上司、会社を守る「嘘」)が問われる事件事故が多い。それによって「嘘・疑惑」ストレスを持ったまま自殺した事件も多く

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    2024年09月12日
  • 金融庁覚醒 呟きのDisruptor(ディスラプター)

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    コロナ禍における、銀行や金融庁を描いた作品。若干、メガに厳しい気もするけど…
    花影総理のキャラが、最後に豹変したのはちょっとビックリ(無理やり)。
    流動性リスクには触れず、信用リスクに拘り続けるのは、仕方ないか…

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    2024年08月27日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

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    ゴルフ場では殺人が起こる!(注:個人的な感想です)とドキドキしながら読み始め、こんなにズルい奴が(-.-;)とか、コイツ酷い!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!と読み進むうちにキタッ!殺人!でもなんか殺されて良かったね感が…(・_・;)アリャッ?そして最後のお話はええ話しやった〜。・゚・(ノ∀`)・゚・。

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    2024年07月16日
  • 住友を破壊した男

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    240714022

    住友がなぜ新居浜という地を特別なものとしているのか、脈々とつながる理念を感じる。
    逆命利君謂之忠。覚悟をもって事に臨むことがいかほど大切が。よく分かった。

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    2024年07月14日
  • 家電の神様

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    たまたま本屋さんで目に留まり購入しました。
    街の電気屋と家電量販店の戦いを描いた作品。
    期待を裏切ることのない王道な展開で、リズム良く話は進み、とても面白かったです。

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    2024年06月29日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

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    住友グループの史実に基づいた小説でした。戦前にこのような人が存在したとは知りませんでした。最後に参考文献が載っているけど、これだけ調べたからこそ、重厚な内容になったのかなと思いました。

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    2024年04月25日
  • 再建の神様

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    お勧めポイントは、会社としての存在価値について述べているところ。 会社というのは、1人ではできない社会への貢献を多くの人が集まることによって可能にする存在である。関わるすべての人が、社会を豊かに幸せにするために集まっている。
    確かに、社会のために誰かのために役にたちたいという気持ちが生き甲斐に繋がると思います。

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    2024年04月14日
  • 病巣 巨大電機産業が消滅する日

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    東芝の事件とは知らず読んだ。面白かったー。実際こんなことがあったなんて驚き!何かのきっかけで嘘が始り、自分の意志から離れてどんどん嘘が大きくなってどうしようもなくなる。正直に生きようと思った。

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    2024年03月25日
  • 非情人事

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    江上剛さんが著した短編集。

    銀行に勤めていた著者。銀行というところは非常にドライに捉えられがちな業種ではあるが、その実、減点主義であったり人事制度については非常にウェットなところがある。その中枢部で活躍してきた著者だからこそ描ける、企業内外に絡まる人事、駆け引き、情実。そういったところを、シチュエーションの違う五編の短編小説にまとめている。

    そこに通底するのは、企業によるドライな人事と、それを甘受しようとする組織人の葛藤。そしてたとえその人事が間違っていたとしても、従わざるを得ない現実。しかし最後に大逆転劇までは行かないが、ささやかな反抗を潜り込ませる辺りが、著者の人間に対する望みというか

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    2024年03月23日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

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    ゴルフはやったことないが興味もあり読みました。
    紳士のスポーツと言われる理由が分かると共にだの節も読みやすくあっという間に読み終えて良き一冊なした。

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    2024年03月23日
  • 銀行員 生野香織が許さない

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    あの多加賀主水シリーズのスピンオフ。
    今回はあの銀行員・正野 香織が大活躍。

    香織の友人・稲葉 麗子が結婚式を間近に控えて亡くなった。
    自殺、事件、事故など様々なケースが考えられたが、依然として死の真相は不明。

    そして、婚約者の安井と香織は、事件の真相を探るべく動き出す。
    会長・社長の確執やパワハラ問題、裏金疑惑や不正選挙疑惑など、あらゆる問題が一気に噴き出すことに。
    最後は、スカッと一気に解決ですね。

    今回、主水さんの出番は少ないですが、要所要所にキッチリ登場します。

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    2024年03月20日
  • 家電の神様

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    大型量販店 vs 街の電器屋さん

    主人公は、大手家電メーカーをリストラされて、実家の電器屋へ戻って来る。
    設定は、東京やけど、この家電メーカーは、大阪のP社のような…

    うちの近所も、
     Joshin、
     ヤマダ電機、
     エディオン、
     ケーズデンキ
    と大型店舗が色々ある。

    でも、近所にひっそりとやけど、街の電器屋さんみたいなのも健在。
    電器屋のおばちゃんも知ってるけど、やっぱり顔広いわ〜
    公園での花見みたいなのも主催側でやってるし、そういう繋がりで、何とかなってんのやろな。
    高齢化社会やから、うちの近所もお年寄り多いし、蛍光灯交換から何から何までしてそう。
    もう、価格だけでの勝負では勝て

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    2024年02月23日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

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    後半尻すぼみしたけど、ゴルフをしない人にもゴルフの奥深さの一端が理解できる面白い本だった。ヒューマンストーリーだから惹きつけられるのかな。ふふふ

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    2024年02月22日
  • 二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

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    人物像や葛藤が良く書かれていて面白い。戦後の日本の成長と発展を体感できる。戦争を体験した人が抱える思いは自分は自分のものではないということなのだろうか?

    今読んでも仕事のヒントになることが沢山ある。

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    2024年02月08日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    2024.01.31
    いつの世も権力の座から綺麗に降りる人は少ない。この感想のように最後の姿が残ってしまうのは残念!
    偉大な人だったのに。今を作って来た人だったのに。
    折しも、本日、イトーヨーカドーが早期退職者の募集を開始した。厳しい現実を受け入れ、次なるステップへ。

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    2024年02月01日
  • 会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点

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    まさに、今の自分なのである。会社勤め30年、52歳の私は、タイトルを見て読まなくてはいけない本だと思った。

    著者である江上剛さんが歩んできた人生をベースに、五十路を境にして今後の人生をどのように生きていくのか?会社員として生き残るのか、独立して違う道を歩むのか?会社員として生き残る方策、独立する方策を語り口調で具体的に提案している。

    それはやはり、49歳で会社を退職して小説家の道を歩んだベースがあるからこそ、非常に分かりやすく説得力があり、なおかつその口調は心に染み入る。

    私事だが、50歳を過ぎて以前の上司が社長になったり、同僚が部長になったり、上司が年下になる現実を目の当たりにして、正

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    2024年01月08日
  • 野心と軽蔑 電力王・福澤桃介

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    タイトルのアンバランスさと、表紙写真、主人公の日本人離れした顔立ちに 惹かれて、手に取った本。

    電力王と呼ばれた主人公、福澤桃介。明治元年に生まれ、江戸から明治に日本が大変革を果たす時期に、いち早く 電気の重要さに気づき、その普及に一生を注いだ福澤桃介。

    本人が著した自叙伝をベースに、投資セミナーの講演という体を取りながら、明治大正昭和と生き抜いた福沢桃介の生き様を著している。

    自分が金持ちになることを夢見て過ごした青春時代、そこから福沢諭吉の恩寵を得てアメリカに渡り、その発展の凄さに驚く。そして日本に戻り、会社員として生活。病を得て療養中に株式投資で一財産を作り、その財産を基に 色々な

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    2023年12月08日
  • 再建の神様

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    再建の神様、早川種三の金言を基にした旅館再生劇。再建に対する考え方も良いが震災の際の熱い想いがめちゃよかった。

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    2023年11月25日
  • 家電の神様

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    小さな町の電気屋の息子に生まれた轟雷太は、大手家電メーカーで働くために東京に出た。
    それなのに3年でリストラ対象に。
    父が亡くなった後、母が社長をしている実家の電気屋に戻ることになる。
    しかし、地元には大手家電量販店があり、小さな町の電気屋には価格でほとても対抗出来ない。
    なので、高くても顧客重視を掲げて奮闘する。
    大手家電量販店にいる幼馴染みの竜三は、喧嘩を仕掛けてくるし、今まで大手メーカーで培ってきたものは殆んど役に立たない。
    それでも、自分が出来ることを仲間と一緒に考える雷太には、少しずつ道が開かれる。

    2023.11.9

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    2023年11月09日