江上剛のレビュー一覧

  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

    Posted by ブクログ

    下巻の方が好き。
    二人のカリスマの好対照が見えるからか、時代背景を実際に体験しているからか。
    静と動。
    創業者と経営者。
    存続と成長。
    「土」と「花」。
    二人ともお客様の求めているものを真摯に追求しているのに、経営判断や手法には違いが。
    仕事をする上でのヒントもたくさんあり、充足感が得られる。

    0
    2025年02月26日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

    Posted by ブクログ

    日本は200年も存続する企業があるが、本書にあるこの言葉が気になった「企業は人間の組織だ。それは成功すればするほど保守的になっていく。成功は日々、過去になっていく。人は過去に執着し、成功体験を壊すことはできない。その結果企業は低迷する。成功体験を破壊する強い意志を持って行動しなければ、すぐに陳腐な企業になる」また、「事業の進歩に最も在するものは青年の過失ではなく、老人の跋扈である」という企業存続秘訣の言葉だ。政治体制も含めて古い体制、ロートルばかりでは下の者は意見すら言えない環境となり、権力と地位を守ろうとしがみつく。気がついた時には崩壊寸前、または大きな負担を次世代が背負う羽目になるのだ。そ

    0
    2025年02月18日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

    Posted by ブクログ

    池井戸潤を彷彿させますね。
    よりテレビ向けですね。
    ラストの黒幕も以外というよりびっくりです。
    この黒幕だったら続編は無理かな。
    次が読みたいですね。

    0
    2025年02月04日
  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

    Posted by ブクログ

    上巻はイトーヨーカ堂の創始者を、下巻はセブンイレブンを立ち上げた鈴木氏をモデルにし、流通業界の変遷を描いたビジネス大河小説。スーパーマーケットからコンビニ、そして今はドラッグストアがスーパーマーケット化している流通業界。作者は、生き残る経営者、生き残る経営とは何かを探りたいと考えたとしている。人々のニーズに柔軟に対応したカリスマたち。そしてカリスマの身の引き方についても描く。生き残ることばかり考えては発展しない。冒険も必要だが生存しなければ意味がない。成功を求められる経営者の苦悩。ライバル経営者との比較、時代背景を通して明暗を描いており、ついついフィクションであることを忘れ引き込まれていた。

    0
    2025年01月17日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

    Posted by ブクログ

    イトーヨーカ堂創業者をモデルに、流通の頂点に立つ人たちの姿を描いた大河小説。正直な商売が一番だよ。商売とは自分の利益だけを考えるものではない。薄利多売主義。アメリカのスーパーマーケットに出会ったときに「ローコスト・マス・マーチャンダイジングの技術が米国の豊かな社会を支えている」と聞く。マスマーチャンダイジング(Mass Merchandising)とは、「簡単にいうと品質を保ったままにコストダウンを図れる「量」の担保に立脚した商品化を計画すること」らしい。また、
    「ドミナント戦略」とは、特定のエリアに集中して出店する戦略の事で、「ドミナント(dominant)」は、「支配的な」「優勢な」「優位

    0
    2025年01月13日
  • 王の家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説宝石の連載にて

    あまり普段読まない系統で面白かった
    大塚家具のお家騒動がモチーフかな
    企業小説って敬遠してたけどこれは一気読みできそう

    三姉妹、各々の夫たち、不倫相手や取り巻きなど、周囲の人間それぞれの思惑が非常に打算的であけすけで自分のことしか考えていない

    三女は例外だが、果たしてどうなるか…
    三姉妹の意志を聞く聴聞会で、なんと三女がしくって、社長のお父様と訣別してしまう

    おそらく周囲の理解者と協力して反撃していくのかなぁと
    次女は最初、悪意がなくてただのお嬢だった(名家に生まれて、経営だの権力闘争に楽に生きていきたい気持ちは分かる)が、投資ファンドと結託している夫に泣きつき、乗

    0
    2025年01月02日
  • 告発者

    Posted by ブクログ

    貸し渋り・貸しはがし。密告者探し。情報操作…。欲望、嫉妬、裏切りが渦巻く世界が企業のリアルだとするのならばこういう人間たちが『エリート』として社会を牽引している事に違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?




    僕は前々から江上剛さんの本は気になっていたので、これがいい機会だなと思ったので読んでみることにしました。一読して思ったことはエリート社会っていうのはやることが陰険だなぁ、ということでした。

    これがいわゆるガテン系の会社だと当事者同士の殴り合いの喧嘩で収まるような派閥争いが、あらゆる権謀術数を尽くして展開される姿に唖然とせざるを得ませんでした。

    帯では『超リアル企業小説』というコピーが

    0
    2024年11月26日
  • 凡人田中圭史の大災難

    Posted by ブクログ

    主人公の田中さん、私からみたら凡人じゃないですね。十分エリートと思いました。
    ストーリーも良く一気に最後まで読み切りました。

    0
    2024年11月09日
  • 絆

    Posted by ブクログ

    読み物として面白かったこともありますが、バブルの時の話など、銀行や銀行業務の歴史を学ぶ上でも、大いに一助となるな、と思いました。
    書いてあることはフィクションですが、事実や史実に忠実な感じ・誠実な感じを受けました。
    この本をきっかけに、バブルの頃の勉強や、今後の教訓について、もう少し理解を深られたらと思いました。

    0
    2024年11月01日
  • 金融庁覚醒 呟きのDisruptor(ディスラプター)

    Posted by ブクログ

    初めて読んだジャンル。
    金融機関や政府組織の仕組みを理解することも出来る作品。
    パンデミック最中の政府と銀行、国民のもがき苦しむ様子がリアルに描かれている。
    最後はハッピーエンド。

    0
    2024年09月23日
  • 告発者

    Posted by ブクログ

    権力に負ける
    「信義ね。関口さんは、銀行員にしては珍しい考えの持ち主ですね」と経営者トップの発言。不景気になると融資側に対し銀行は姿勢態度を一変する。「貸し渋り・貸しはがし」と言われた強硬姿勢で自己保守に走り、融資側の立場など考慮しない。この小説はそんな銀行の慣行と頭取のスキャンダルでの広報の役割、銀行を守る為の行動、さらに人としての「信義」を問う、実際に起きた「プライムローン事件」「路チュー事件」を模索したビジネス小説だ。 現実、政治家、大手企業、官庁などに対する「信義」(政治家、上司、会社を守る「嘘」)が問われる事件事故が多い。それによって「嘘・疑惑」ストレスを持ったまま自殺した事件も多く

    0
    2024年09月12日
  • 金融庁覚醒 呟きのDisruptor(ディスラプター)

    Posted by ブクログ

    コロナ禍における、銀行や金融庁を描いた作品。若干、メガに厳しい気もするけど…
    花影総理のキャラが、最後に豹変したのはちょっとビックリ(無理やり)。
    流動性リスクには触れず、信用リスクに拘り続けるのは、仕方ないか…

    0
    2024年08月27日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

    Posted by ブクログ

    ゴルフ場では殺人が起こる!(注:個人的な感想です)とドキドキしながら読み始め、こんなにズルい奴が(-.-;)とか、コイツ酷い!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!と読み進むうちにキタッ!殺人!でもなんか殺されて良かったね感が…(・_・;)アリャッ?そして最後のお話はええ話しやった〜。・゚・(ノ∀`)・゚・。

    0
    2024年07月16日
  • 住友を破壊した男

    Posted by ブクログ

    240714022

    住友がなぜ新居浜という地を特別なものとしているのか、脈々とつながる理念を感じる。
    逆命利君謂之忠。覚悟をもって事に臨むことがいかほど大切が。よく分かった。

    0
    2024年07月14日
  • 家電の神様

    Posted by ブクログ

    たまたま本屋さんで目に留まり購入しました。
    街の電気屋と家電量販店の戦いを描いた作品。
    期待を裏切ることのない王道な展開で、リズム良く話は進み、とても面白かったです。

    0
    2024年06月29日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

    Posted by ブクログ

    住友グループの史実に基づいた小説でした。戦前にこのような人が存在したとは知りませんでした。最後に参考文献が載っているけど、これだけ調べたからこそ、重厚な内容になったのかなと思いました。

    0
    2024年04月25日
  • 再建の神様

    Posted by ブクログ

    お勧めポイントは、会社としての存在価値について述べているところ。 会社というのは、1人ではできない社会への貢献を多くの人が集まることによって可能にする存在である。関わるすべての人が、社会を豊かに幸せにするために集まっている。
    確かに、社会のために誰かのために役にたちたいという気持ちが生き甲斐に繋がると思います。

    0
    2024年04月14日
  • 病巣 巨大電機産業が消滅する日

    Posted by ブクログ

    東芝の事件とは知らず読んだ。面白かったー。実際こんなことがあったなんて驚き!何かのきっかけで嘘が始り、自分の意志から離れてどんどん嘘が大きくなってどうしようもなくなる。正直に生きようと思った。

    0
    2024年03月25日
  • 非情人事

    Posted by ブクログ

    江上剛さんが著した短編集。

    銀行に勤めていた著者。銀行というところは非常にドライに捉えられがちな業種ではあるが、その実、減点主義であったり人事制度については非常にウェットなところがある。その中枢部で活躍してきた著者だからこそ描ける、企業内外に絡まる人事、駆け引き、情実。そういったところを、シチュエーションの違う五編の短編小説にまとめている。

    そこに通底するのは、企業によるドライな人事と、それを甘受しようとする組織人の葛藤。そしてたとえその人事が間違っていたとしても、従わざるを得ない現実。しかし最後に大逆転劇までは行かないが、ささやかな反抗を潜り込ませる辺りが、著者の人間に対する望みというか

    0
    2024年03月23日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑

    Posted by ブクログ

    ゴルフはやったことないが興味もあり読みました。
    紳士のスポーツと言われる理由が分かると共にだの節も読みやすくあっという間に読み終えて良き一冊なした。

    0
    2024年03月23日