【感想・ネタバレ】コンビニの神様 二人のカリスマ(下)のレビュー

あらすじ

挑み続けた男は、常識を変えた。スーパーマーケット事業を展開するフジタヨーシュウ堂に入社した大木将史は、視察先のアメリカで、コンビニエンスストアとの衝撃的な出会いを果たす。誰もがコンビニ事業への参入を反対するなか、将史は社長の藤田を説得しようとするが――。イトーヨーカ堂、セブン&アイを牽引した伊藤雅俊氏、鈴木敏文氏をモデルに、流通業界の変遷と経営者の責務を描いた、ビジネスパーソン必読の長編小説。『二人のカリスマ(下)』を改題。 〈目次〉第九章 コンビニ契約成立 第十章 コンビニスタート 第十一章 スーパーマーケット大改革 第十二章 荒天に準備せよ 第十三章 バブル 第十四章 社長退陣 第十五章 独裁 第十六章 決断 最終章 カリスマの終焉 あとがき 『二人のカリスマ』について

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Posted by ブクログ

二人のカリスマ下巻です。
イトーヨーカドーとセブンイレブン凄いって思いました。
上巻の主人公の伊藤雅俊氏と下巻での主人公の鈴木敏文氏、この二人をモデルにした作品なのですが、ホントに二人とも凄い。
特に鈴木氏はセブンイレブン創設にセブン銀行の創設と力を発揮しました。
人材を育成出来なかった鈴木氏の人生後半は少し残念な感じもしましたが・・・。
この小説はフィクションですが、だいたいはこんな感じだったのでしょうね。
面白かった^_^

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2023年05月12日

Posted by ブクログ

こういう事実に基づいたフィクションは、興味のなかったスーパーマーケットやコンビニ業界の変遷について調べてみたくなると思わせるので、とても勉強になる。

中盤に松下幸之助の理念についても言及している部分もあり、時代を作った創業者達はやはり似たような信念を持っているんだなと思えた。

鈴木氏は紛れもなく日本のインフラに革命を起こした人物。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

上巻はイトーヨーカ堂の創始者を、下巻はセブンイレブンを立ち上げた鈴木氏をモデルにし、流通業界の変遷を描いたビジネス大河小説。スーパーマーケットからコンビニ、そして今はドラッグストアがスーパーマーケット化している流通業界。作者は、生き残る経営者、生き残る経営とは何かを探りたいと考えたとしている。人々のニーズに柔軟に対応したカリスマたち。そしてカリスマの身の引き方についても描く。生き残ることばかり考えては発展しない。冒険も必要だが生存しなければ意味がない。成功を求められる経営者の苦悩。ライバル経営者との比較、時代背景を通して明暗を描いており、ついついフィクションであることを忘れ引き込まれていた。

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2025年01月17日

Posted by ブクログ

少しずつズレていく藤田と大木、最後は大木に引導を渡す。
あとがきでフィクションだと断わっているが、丹念な取材の下に書かれた本作は、二人の間の確執をあらわしているんだろうと思った。
しかし、お二人とも働き者!!

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2025年10月06日

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