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田中圭史は64歳。メガバンク・みずなみ銀行のOBで、55歳で転籍した関連会社勤めもあと1年、つつがなく終わるはずだった。しかし、大学の同窓同ゼミで五菱銀行へ就職、合併後のみずなみ銀行で出世した中村が、田中の勤める会社の社長に就任したことから、田中の人生の歯車が狂い始める。「平凡」「無風」すら許されず、荒波には翻弄されるしか術がないサラリーマン人生の晩年を笑いとペーソスで描く。
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Posted by ブクログ
長年勤めてきた銀行から系列の不動産会社に転籍して、平穏無事に定年を迎えるだけのつもりだった田中圭史。
眼の前の理不尽な行為に目を瞑りつつも、社長の理不尽な発言に反抗して会社を辞めることに。
定年後の第二の人生というけど、仕事一筋に生きてきた人には、新しい生きがいを見つけるのはなかなか大変。
幸い妻のミドリとは良好な関係を築いていることが、救い。
すべての人が、大なり小なり不幸を抱いている。
不幸は一気呵成にくるのは日常でも感じます。
抗うことも必要だと思うけど、必要以上に切望を感じることもないのかもしない。
すへての営みには『時』がある
追い風という時が吹くまで、頑張りますが。
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