【感想・ネタバレ】凡人田中圭史の大災難のレビュー

あらすじ

田中圭史は64歳。メガバンク・みずなみ銀行のOBで、55歳で転籍した関連会社勤めもあと1年、つつがなく終わるはずだった。しかし、大学の同窓同ゼミで五菱銀行へ就職、合併後のみずなみ銀行で出世した中村が、田中の勤める会社の社長に就任したことから、田中の人生の歯車が狂い始める。「平凡」「無風」すら許されず、荒波には翻弄されるしか術がないサラリーマン人生の晩年を笑いとペーソスで描く。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

家族、会社、地域コミュニティ、、、同じ時代を生きてきた年代。色々考えさせられました。
やっぱり誠実であり続けることこそが、納得の人生の基本なんだろうと思います。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

主人公の田中さん、私からみたら凡人じゃないですね。十分エリートと思いました。
ストーリーも良く一気に最後まで読み切りました。

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2024年11月09日

Posted by ブクログ

長年勤めてきた銀行から系列の不動産会社に転籍して、平穏無事に定年を迎えるだけのつもりだった田中圭史。
眼の前の理不尽な行為に目を瞑りつつも、社長の理不尽な発言に反抗して会社を辞めることに。

定年後の第二の人生というけど、仕事一筋に生きてきた人には、新しい生きがいを見つけるのはなかなか大変。
幸い妻のミドリとは良好な関係を築いていることが、救い。

すべての人が、大なり小なり不幸を抱いている。
不幸は一気呵成にくるのは日常でも感じます。
抗うことも必要だと思うけど、必要以上に切望を感じることもないのかもしない。
すへての営みには『時』がある
追い風という時が吹くまで、頑張りますが。

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2023年08月03日

Posted by ブクログ

2023.04.20
いろいろ考えさせられるこの時代にふさわしい一冊。
難しいことは書いてないし、あっさり読めるけれど、結構含蓄がある。
だが、若い人にはこの良さはわからないだろうな、わかっても困るし。

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2023年04月20日

Posted by ブクログ

ミズナミ銀行からミズナミ不動産へ転籍したが、同期の社長と喧嘩して会社を辞めてしまう。その後、ゴミ拾いをしたり、マラソンをしたりして、人との繋がりは大切だと思う反面、いろいろ事件が勃発して面白かった。

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2023年05月09日

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