江上剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ小説宝石の連載にて
あまり普段読まない系統で面白かった
大塚家具のお家騒動がモチーフかな
企業小説って敬遠してたけどこれは一気読みできそう
三姉妹、各々の夫たち、不倫相手や取り巻きなど、周囲の人間それぞれの思惑が非常に打算的であけすけで自分のことしか考えていない
三女は例外だが、果たしてどうなるか…
三姉妹の意志を聞く聴聞会で、なんと三女がしくって、社長のお父様と訣別してしまう
おそらく周囲の理解者と協力して反撃していくのかなぁと
次女は最初、悪意がなくてただのお嬢だった(名家に生まれて、経営だの権力闘争に楽に生きていきたい気持ちは分かる)が、投資ファンドと結託している夫に泣きつき、乗 -
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貸し渋り・貸しはがし。密告者探し。情報操作…。欲望、嫉妬、裏切りが渦巻く世界が企業のリアルだとするのならばこういう人間たちが『エリート』として社会を牽引している事に違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?
僕は前々から江上剛さんの本は気になっていたので、これがいい機会だなと思ったので読んでみることにしました。一読して思ったことはエリート社会っていうのはやることが陰険だなぁ、ということでした。
これがいわゆるガテン系の会社だと当事者同士の殴り合いの喧嘩で収まるような派閥争いが、あらゆる権謀術数を尽くして展開される姿に唖然とせざるを得ませんでした。
帯では『超リアル企業小説』というコピーが -
Posted by ブクログ
権力に負ける
「信義ね。関口さんは、銀行員にしては珍しい考えの持ち主ですね」と経営者トップの発言。不景気になると融資側に対し銀行は姿勢態度を一変する。「貸し渋り・貸しはがし」と言われた強硬姿勢で自己保守に走り、融資側の立場など考慮しない。この小説はそんな銀行の慣行と頭取のスキャンダルでの広報の役割、銀行を守る為の行動、さらに人としての「信義」を問う、実際に起きた「プライムローン事件」「路チュー事件」を模索したビジネス小説だ。 現実、政治家、大手企業、官庁などに対する「信義」(政治家、上司、会社を守る「嘘」)が問われる事件事故が多い。それによって「嘘・疑惑」ストレスを持ったまま自殺した事件も多く -
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江上剛さんが著した短編集。
銀行に勤めていた著者。銀行というところは非常にドライに捉えられがちな業種ではあるが、その実、減点主義であったり人事制度については非常にウェットなところがある。その中枢部で活躍してきた著者だからこそ描ける、企業内外に絡まる人事、駆け引き、情実。そういったところを、シチュエーションの違う五編の短編小説にまとめている。
そこに通底するのは、企業によるドライな人事と、それを甘受しようとする組織人の葛藤。そしてたとえその人事が間違っていたとしても、従わざるを得ない現実。しかし最後に大逆転劇までは行かないが、ささやかな反抗を潜り込ませる辺りが、著者の人間に対する望みというか -
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大型量販店 vs 街の電器屋さん
主人公は、大手家電メーカーをリストラされて、実家の電器屋へ戻って来る。
設定は、東京やけど、この家電メーカーは、大阪のP社のような…
うちの近所も、
Joshin、
ヤマダ電機、
エディオン、
ケーズデンキ
と大型店舗が色々ある。
でも、近所にひっそりとやけど、街の電器屋さんみたいなのも健在。
電器屋のおばちゃんも知ってるけど、やっぱり顔広いわ〜
公園での花見みたいなのも主催側でやってるし、そういう繋がりで、何とかなってんのやろな。
高齢化社会やから、うちの近所もお年寄り多いし、蛍光灯交換から何から何までしてそう。
もう、価格だけでの勝負では勝て -
Posted by ブクログ
まさに、今の自分なのである。会社勤め30年、52歳の私は、タイトルを見て読まなくてはいけない本だと思った。
著者である江上剛さんが歩んできた人生をベースに、五十路を境にして今後の人生をどのように生きていくのか?会社員として生き残るのか、独立して違う道を歩むのか?会社員として生き残る方策、独立する方策を語り口調で具体的に提案している。
それはやはり、49歳で会社を退職して小説家の道を歩んだベースがあるからこそ、非常に分かりやすく説得力があり、なおかつその口調は心に染み入る。
私事だが、50歳を過ぎて以前の上司が社長になったり、同僚が部長になったり、上司が年下になる現実を目の当たりにして、正