江上剛のレビュー一覧

  • 失格社員(新潮文庫)

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    サラリーマンの悲哀さがこれでもかと詰まった短編集。20年近く前の小説なので、やや時代遅れのような気がする内容だが、還暦を過ぎた自分や周りの人を想像して『こんなことあったなあ』と懐かしんだりもした。

    仕事に行き詰まったところにヘッドハンティングの話がきたが、実は人事部の仕掛けた会社への忠誠心を試す昇進試験だった話。
    定年後に役員待遇で迎えられたベンチャー企業の社員が遊んでいるようにしか思えず、環境を変えようとするが空回りする話。
    取引先が反社だということがわかり、関係を切ろうとする話など。

    先日のニュースで、今は『パープル(紫)企業』という言葉があると聞いた。パワハラの蔓延するブラック企業と

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    2026年01月20日
  • 我、弁明せず

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    三井銀行のトップ経営者として、戦前戦後を生き、日銀総裁、蔵相、枢密院顧問として駆け抜けた池田成彬の一代記。

    金解禁、昭和大恐慌、植民地支配、戦争全てに前例がない中で奔走する様子は圧巻である。

    江上氏が描く、かつて政財界で活躍したものの一代記の中でもトップクラスの読み応えだ。

    日本の現代教育史にも良い教材だと思う。

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    2026年01月01日
  • 荒れ地の種

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    復興に必要なのは、地域を愛する気持ちと
    団結力だと痛感。
    人間関係が気薄になりつつある昨今
    繋がりあってこそ未来がある!

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    2025年12月15日
  • 一緒にお墓に入ろう

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    墓問題、墓守問題。
    ある一定の歳を超えると、必ず来る事柄である。
    しかし、人生の中でそうそう接する機会は少ない。

    両親も東京生まれで、墓も都内にあれば墓参りは気軽だ。しかし、墓が地方の遠方にあり、都内に在住の場合は中々に難しい。それも、歳を取れば取るほどに。

    近年では、核家族化も進み、様式も様々に変容してきている。遠方の墓を住まいの近くに移す移葬も珍しくはない。

    しかし、移葬する場合には離檀料、移送費、その他石材費、開眼供養に閉眼供養などなど、実に費用がかかる。

    樹木葬や合祀、永代供養も存在する。
    納骨ビル、ホテルのようなビルに立体駐車場ばりに骨を納め、いつでもお参りができるものもあ

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    2025年11月26日
  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

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    こういう事実に基づいたフィクションは、興味のなかったスーパーマーケットやコンビニ業界の変遷について調べてみたくなると思わせるので、とても勉強になる。

    中盤に松下幸之助の理念についても言及している部分もあり、時代を作った創業者達はやはり似たような信念を持っているんだなと思えた。

    鈴木氏は紛れもなく日本のインフラに革命を起こした人物。

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    2025年11月20日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

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    イトーヨーカドー創業者の物語。淡々と物語は進むが、商売人としての矜持を感じる作品。
    利益は買ってくれた人のために、商売は正直に、従業員とともに成長、といった部分は、松下幸之助に通ずるものがあると感じた。

    下巻はセブンイレブンを題材にしたコンビニ編かな。

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    2025年11月18日
  • 立志の薬 根津や孝助一代記

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    現代の世相を反映した時代小説
    ストーリーはシンプルだが、シンプルゆえにすらすらと読める作品だった。
    各章の始まりごとの解説は、講談師が話しているのをイメージしました。

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    2025年10月31日
  • 定年後の壁 稼げる60代になる考え方

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    タイトルは「稼げる60代」とあるが、内容はどのように60歳を迎えるか、そして迎えた後はどのような心のあり方が望ましいのかを江上さんの言葉で説明している1冊
    稼げるに着目した人には期待はずれになると思う

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    2025年10月13日
  • 55歳からのフルマラソン

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    マラソンは過去の自分がライバル
    私はマラソンをしないが、結果も大事だがプロセスも大事、そして完走することに価値があると改めて思った
    それにしても江上さんのバイタリティは凄い

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    2025年10月05日
  • 住友を破壊した男

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    いわゆる伝記作品
    ただ、ところどころに江上さんのスパイスを織り混ぜており、読み応えがあった
    個人的には、今トレンドワードとなっている「老害」をわかりやすく表現しているフレーズが腹落ちしました

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    2025年09月21日
  • 庶務行員 多加賀主水が悪を断つ

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    江上剛の「庶務行員 多加賀主水」シリーズ2冊目も興味深く読めた。国債と宗教と不思議な組み合わせ。活躍するのが主人公だけではないのも、いい。

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    2025年09月20日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    初めて読んだ江上剛の「」庶務行員多加賀主水シリーズ。また面白い本を発見。このシリーズを全巻読破しそうな予感。

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    2025年09月06日
  • 金融庁覚醒 呟きのDisruptor(ディスラプター)

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    コロナ禍における金融危機を描いております。
    クーデターを目論み、永世首相を目指す現首相やその側近たち。
    それを阻止するために全力で闘う金融庁総合政策局長とその同士。
    後半は特に面白い。

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    2025年08月27日
  • 日暮れてこそ

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    面白くて一気に読み進んだ。ただ主人公は丁度自分と歳の頃は近いが、境遇の設定があまりにもレアで程遠いためドキドキ感が乏しかった。

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    2025年07月28日
  • 荒れ地の種

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    これまた実話に基づいているのかと思うぐらい臨場感あり、感動した。やはり人を動かすのは、ふとしたタイミングや出会いや感動だと改めて感じた。お酒が飲めるなら飲んでみたい。

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    2025年06月20日
  • 組織再生 マインドセットが変わるとき

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    破綻し、新生銀行として復活した組織の話。どうやって古い企業文化を変えるか。確かに、当時の新生銀行の店舗はオシャレで、手数料が圧倒的に安く色が選べるキャッシュカードのパワーフレックスが魅力的で口座を作った記憶あり。

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    2025年06月11日
  • 再建の神様

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    どんなに辛くても人には希望を見つける能力がある。銀行員として挫折した種生は新幹線の中で出会った渋沢栄一と一緒に温泉旅館の再建を掛けて奮闘する。短気を起こすことなく冷静に熱意を持っていれば相手の凍り付いた心を融かすように物事を進めることができる。

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    2025年05月29日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    上巻から時代は流れ入社した大木将史の米国から持ち帰った戦略を取り入れ、またしても成長する。自分が知っている時代にも重なってきたのでおもしろかった。

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    2025年05月21日
  • 二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

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    戦争から帰った藤田俊雄は異父兄とともにスーパーを開業しライバル達と競い合いながら戦後の日本を大きく変えた。お客様を第一に考え常に誠実に生き続けた彼を尊敬する。
    ※正しい商売をすれば商人が金儲けで成功することはなんらやましいことではない。正しい商売とはどういうことなのかを常に考えている

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    2025年05月21日
  • 銀行支店長、走る

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    ネタバレ

    窓際族の銀行員がいきなり支店長に任命されて、支店の闇を暴くというストーリー。
    登場人物のキャラも立っており、ザ・エンターテイメント小説という感じで読みやすかった。
    登場人物の関係が狭い世界すぎて、そこはリアリティーが無いように感じた。
    読んでる途中でたびたび挟まれる孫子の引用は読みにくかった。

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    2025年05月06日