江上剛のレビュー一覧

  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    初めて読んだ江上剛の「」庶務行員多加賀主水シリーズ。また面白い本を発見。このシリーズを全巻読破しそうな予感。

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    2025年09月06日
  • 金融庁覚醒 呟きのDisruptor(ディスラプター)

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    コロナ禍における金融危機を描いております。
    クーデターを目論み、永世首相を目指す現首相やその側近たち。
    それを阻止するために全力で闘う金融庁総合政策局長とその同士。
    後半は特に面白い。

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    2025年08月27日
  • 日暮れてこそ

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    面白くて一気に読み進んだ。ただ主人公は丁度自分と歳の頃は近いが、境遇の設定があまりにもレアで程遠いためドキドキ感が乏しかった。

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    2025年07月28日
  • 荒れ地の種

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    これまた実話に基づいているのかと思うぐらい臨場感あり、感動した。やはり人を動かすのは、ふとしたタイミングや出会いや感動だと改めて感じた。お酒が飲めるなら飲んでみたい。

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    2025年06月20日
  • 組織再生 マインドセットが変わるとき

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    破綻し、新生銀行として復活した組織の話。どうやって古い企業文化を変えるか。確かに、当時の新生銀行の店舗はオシャレで、手数料が圧倒的に安く色が選べるキャッシュカードのパワーフレックスが魅力的で口座を作った記憶あり。

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    2025年06月11日
  • 再建の神様

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    どんなに辛くても人には希望を見つける能力がある。銀行員として挫折した種生は新幹線の中で出会った渋沢栄一と一緒に温泉旅館の再建を掛けて奮闘する。短気を起こすことなく冷静に熱意を持っていれば相手の凍り付いた心を融かすように物事を進めることができる。

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    2025年05月29日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    上巻から時代は流れ入社した大木将史の米国から持ち帰った戦略を取り入れ、またしても成長する。自分が知っている時代にも重なってきたのでおもしろかった。

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    2025年05月21日
  • 二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編

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    戦争から帰った藤田俊雄は異父兄とともにスーパーを開業しライバル達と競い合いながら戦後の日本を大きく変えた。お客様を第一に考え常に誠実に生き続けた彼を尊敬する。
    ※正しい商売をすれば商人が金儲けで成功することはなんらやましいことではない。正しい商売とはどういうことなのかを常に考えている

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    2025年05月21日
  • 銀行支店長、走る

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    ネタバレ

    窓際族の銀行員がいきなり支店長に任命されて、支店の闇を暴くというストーリー。
    登場人物のキャラも立っており、ザ・エンターテイメント小説という感じで読みやすかった。
    登場人物の関係が狭い世界すぎて、そこはリアリティーが無いように感じた。
    読んでる途中でたびたび挟まれる孫子の引用は読みにくかった。

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    2025年05月06日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑 ミステリー編 ゴルフ場には死体がいっぱい

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    ゴルフ推進都市なのに、こんなにゴルフ場で殺人事件が起きたらヤバすぎる。場波刑事があんまり切れ物でない感じが好き。

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    2025年05月04日
  • 小説 ゴルフ人間図鑑 ミステリー編 ゴルフ場には死体がいっぱい

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    2025.03.17
    力を抜いて読める一冊。
    ゴルフをしない人にはちょっと伝わりにくいニュアンスもあるよなーと思いながら楽しんだ。ゴルフは難しいけど楽しいし理不尽な要素もあるから殺人事件は起こりうると正直思う。

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    2025年03月17日
  • 二人のカリスマ 下巻 コンビニエンスストア編

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    下巻の方が好き。
    二人のカリスマの好対照が見えるからか、時代背景を実際に体験しているからか。
    静と動。
    創業者と経営者。
    存続と成長。
    「土」と「花」。
    二人ともお客様の求めているものを真摯に追求しているのに、経営判断や手法には違いが。
    仕事をする上でのヒントもたくさんあり、充足感が得られる。

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    2025年02月26日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

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    日本は200年も存続する企業があるが、本書にあるこの言葉が気になった「企業は人間の組織だ。それは成功すればするほど保守的になっていく。成功は日々、過去になっていく。人は過去に執着し、成功体験を壊すことはできない。その結果企業は低迷する。成功体験を破壊する強い意志を持って行動しなければ、すぐに陳腐な企業になる」また、「事業の進歩に最も在するものは青年の過失ではなく、老人の跋扈である」という企業存続秘訣の言葉だ。政治体制も含めて古い体制、ロートルばかりでは下の者は意見すら言えない環境となり、権力と地位を守ろうとしがみつく。気がついた時には崩壊寸前、または大きな負担を次世代が背負う羽目になるのだ。そ

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    2025年02月18日
  • 庶務行員 多加賀主水が許さない

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    池井戸潤を彷彿させますね。
    よりテレビ向けですね。
    ラストの黒幕も以外というよりびっくりです。
    この黒幕だったら続編は無理かな。
    次が読みたいですね。

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    2025年02月04日
  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

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    上巻はイトーヨーカ堂の創始者を、下巻はセブンイレブンを立ち上げた鈴木氏をモデルにし、流通業界の変遷を描いたビジネス大河小説。スーパーマーケットからコンビニ、そして今はドラッグストアがスーパーマーケット化している流通業界。作者は、生き残る経営者、生き残る経営とは何かを探りたいと考えたとしている。人々のニーズに柔軟に対応したカリスマたち。そしてカリスマの身の引き方についても描く。生き残ることばかり考えては発展しない。冒険も必要だが生存しなければ意味がない。成功を求められる経営者の苦悩。ライバル経営者との比較、時代背景を通して明暗を描いており、ついついフィクションであることを忘れ引き込まれていた。

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    2025年01月17日
  • スーパーの神様 二人のカリスマ(上)

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    イトーヨーカ堂創業者をモデルに、流通の頂点に立つ人たちの姿を描いた大河小説。正直な商売が一番だよ。商売とは自分の利益だけを考えるものではない。薄利多売主義。アメリカのスーパーマーケットに出会ったときに「ローコスト・マス・マーチャンダイジングの技術が米国の豊かな社会を支えている」と聞く。マスマーチャンダイジング(Mass Merchandising)とは、「簡単にいうと品質を保ったままにコストダウンを図れる「量」の担保に立脚した商品化を計画すること」らしい。また、
    「ドミナント戦略」とは、特定のエリアに集中して出店する戦略の事で、「ドミナント(dominant)」は、「支配的な」「優勢な」「優位

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    2025年01月13日
  • 王の家

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    ネタバレ

    小説宝石の連載にて

    あまり普段読まない系統で面白かった
    大塚家具のお家騒動がモチーフかな
    企業小説って敬遠してたけどこれは一気読みできそう

    三姉妹、各々の夫たち、不倫相手や取り巻きなど、周囲の人間それぞれの思惑が非常に打算的であけすけで自分のことしか考えていない

    三女は例外だが、果たしてどうなるか…
    三姉妹の意志を聞く聴聞会で、なんと三女がしくって、社長のお父様と訣別してしまう

    おそらく周囲の理解者と協力して反撃していくのかなぁと
    次女は最初、悪意がなくてただのお嬢だった(名家に生まれて、経営だの権力闘争に楽に生きていきたい気持ちは分かる)が、投資ファンドと結託している夫に泣きつき、乗

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    2025年01月02日
  • 告発者

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    貸し渋り・貸しはがし。密告者探し。情報操作…。欲望、嫉妬、裏切りが渦巻く世界が企業のリアルだとするのならばこういう人間たちが『エリート』として社会を牽引している事に違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?




    僕は前々から江上剛さんの本は気になっていたので、これがいい機会だなと思ったので読んでみることにしました。一読して思ったことはエリート社会っていうのはやることが陰険だなぁ、ということでした。

    これがいわゆるガテン系の会社だと当事者同士の殴り合いの喧嘩で収まるような派閥争いが、あらゆる権謀術数を尽くして展開される姿に唖然とせざるを得ませんでした。

    帯では『超リアル企業小説』というコピーが

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    2024年11月26日
  • 凡人田中圭史の大災難

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    主人公の田中さん、私からみたら凡人じゃないですね。十分エリートと思いました。
    ストーリーも良く一気に最後まで読み切りました。

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    2024年11月09日
  • 絆

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    読み物として面白かったこともありますが、バブルの時の話など、銀行や銀行業務の歴史を学ぶ上でも、大いに一助となるな、と思いました。
    書いてあることはフィクションですが、事実や史実に忠実な感じ・誠実な感じを受けました。
    この本をきっかけに、バブルの頃の勉強や、今後の教訓について、もう少し理解を深られたらと思いました。

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    2024年11月01日