あらすじ
「一緒にお墓に入ろう」
そう誓って二人は結婚したはずなのに――?
「終活」をめぐって繰り広げられる、夫・妻・愛人の人間ドラマ!
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Posted by ブクログ
墓問題、墓守問題。
ある一定の歳を超えると、必ず来る事柄である。
しかし、人生の中でそうそう接する機会は少ない。
両親も東京生まれで、墓も都内にあれば墓参りは気軽だ。しかし、墓が地方の遠方にあり、都内に在住の場合は中々に難しい。それも、歳を取れば取るほどに。
近年では、核家族化も進み、様式も様々に変容してきている。遠方の墓を住まいの近くに移す移葬も珍しくはない。
しかし、移葬する場合には離檀料、移送費、その他石材費、開眼供養に閉眼供養などなど、実に費用がかかる。
樹木葬や合祀、永代供養も存在する。
納骨ビル、ホテルのようなビルに立体駐車場ばりに骨を納め、いつでもお参りができるものもある。
宗派を超越し、なんでもオーケー。
しかし、仏教というのはとかく寺が儲かるシステムだ。
死んだら成仏するものと思いきや、年忌法要で4回忌だ5回忌だ、果ては50回忌、100回忌だの。
100年たっても成仏できないんかい!とツッコミを入れたくなる。
最近では、旦那の家の代々の墓に入りたくないから別に墓を購入する方もいるとか。
女性専用墓地なんてのもあるそうで。
来るその日に慌てる前に、この一冊を読んで良かったと思いました。
墓をどうするか。皆さん、色々考えてますか?
Posted by ブクログ
墓じまいがこんなにも大変だとは知りませんでした。長々と墓事情に関する解説に、読む気が失せる場面がありました。
愛人、仕事、家庭をうまく転がしている主人公にいつ天罰が下るのかそればかりを気にして読んでいました。最後バタバタと物事が動き、納得の最後です。
もう少し短くまとめられたのではないかと思います。少し解説風や例えがくどく、疲れました。
Posted by ブクログ
男にとっては理想の生活だよね
奥さんとはまぁまぁ仲良く 子供がいて孫がいる良きおじいちゃん
愛人とは一人暮らし銀座でお店開いて 家に行けばおいしいお酒、おいしいおつまみ、そして性欲も満たされる
自分はメガバンクの常務で運転手付き
母親の死で歯車が徐々に狂い始める
自分は長男で東京住まい 妹は母親の隣町に住んでいるが嫁に嫁いだ身お墓の面倒は見れないと仕方なく自分の家まで遺骨をお持ち帰りそれを見て
本妻「貴方と一緒のお墓は入りません」
愛人「貴方と同じお墓に入りたい」自分の母親も大歓迎!
と言われたら男はなびくだろうねぇ~
そんなんで本妻に「愛人」の存在がバレ、会社にもバレてしまった
どうバレたかは本を読むとわかりまーす
修羅場がとても面白い!まぁ自分で蒔いた種だからねキッチリ責任取ってもらわないとね
最後の最後はこんなことになるとわねぇ~