江上剛のレビュー一覧

  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

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    「住友中興の祖」と呼ばれる伊庭貞剛を主人公とした作品。住友に入社後、支配人として別子銅山に行ってからの物語が面白い。読み応えのある歴史小説。

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    2019年10月01日
  • 一緒にお墓に入ろう

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    2019.09.23
    江上剛さんてこんなのも書くんだなあ•••。終活では必ずと言って良いほど話題になるお墓。夫婦の考え方、よくわかるわ!^_^

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    2019年09月23日
  • 家電の神様

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    町の電器屋さんが、巨大な電器屋と渡り合っていくにはどうすればいいか?という経営戦略を、青春物語を交えながら、わかりやすく解説した小説。
    安売りに反抗して「高売り」する方針の真髄が面白かった。

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    2019年09月20日
  • 慟哭の家

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    うちの子がダウン症だったら、私は殺さないけど...ね。だって、障害の中でも「天使」じゃん。
    設定が
    自閉症、重度の知的、強度行動障害になってたら、
    モロ我が家。
    リアル感あるある。

    ダウン症と自閉症、重度の知的、強度行動障害。

    比べてはいけないけれど、

    雲泥の差。

    本当の「慟哭」は後者だよ。

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    2020年05月26日
  • 銀行支店長、走る

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    金融ミステリー。
    内容はあらすじの通り。
    孫子の言葉を引用しながら、己の信じた道を突き通す、ちゃんと筋の通った道を選び取る主人公の姿が素敵だった。
    腐敗した組織の中にあっても、きちんと正しいことを主張できるのは本当に大切なこと。

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    2019年08月02日
  • 我、弁明せず

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    池田成彬という人を知らなかったけれど、明治の人は本当にすごい。お金、地位、名誉でなく信念で動く。決めたら悩まず行動する。人が財産。人を見て融資する。全ての行動の根底に貫かれているのは自己責任であり、そこから逃げない、誰のせいにもしない姿勢。弁明せず、自分ではどうにもならない現実にただただ対処する。もっと知られていい人だとしか思わない。

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    2019年07月10日
  • 退職歓奨

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    会社に仕えて30数年、やがて見える定年の時。
    そして、大きな決断をする時が...
    サラリーマンの様々な悲哀を描いた短編集、8編。

    それぞれ味わい深いストーリーですが、特に下記は感銘を受けました。

    『紙芝居』
    定年前、仕事を辞めると言いだした銀行員。
    やりたい事とは、なんと紙芝居であった。
    なぜ、紙芝居を...
    妻の気持ちが少しずつ変化していくのに、じんわりとしました。

    『ゆるキャラ』
    あるメーカーの人事部長という役職にある会社員。
    社長の独断で、100人のリストラを実施しろとの指示が。
    泣く泣く人を切る毎日の中で、ある青年を無理やり辞めさせた結果、自殺してしまう。
    幼子と母親の非難に耐え

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    2019年06月19日
  • 会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点

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    五〇代から起こりはじめる会社人生の辛いことに対して、どう乗り切るかのヒントを得たいため、この本を手に取った。

    【自分の意見・気づき】
    ●「人生に無駄なことなし」
    ●「のに」を頭からなくす。
    ●成功する為の王道は、「正直、勤勉」しかない。
    ●後ろを振り返らず、「今」を大切にする。
    ●自分の哲学を持つ。
    ●仕事に求めるものは、最後は「やりがい」だけだ。

    【TO DO】
    ●名刺を棚卸し、残った人と改めて関係を結び直す。
    ●会社以外の自分を見つけるため、ボランティアに参加する。
    ●生活水準をゆっくり落としていき、夫婦で満足できる方法を考える。

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    2019年05月26日
  • 座礁 巨大銀行が震えた日

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    ネタバレ

    著者江上剛の実経験、ほぼノンフィクションと言われる一冊。
    古くからの銀行の総会屋への不適切な融資が、公になっていく銀行の物語。

    最初の小さな過ちから、嘘に嘘を重ね、誤魔化され、大きな過ちになっていく。
    この「呪縛」と言える過ちを正そうと勇気を持って現れた人間も、マスコミの餌となってしまう。

    しかし、この大きな事件によって、たくさんの犠牲と数人の勇気があったからこそ現代の銀行は大きく健全化されることになった。

    一社会人として思う事は、過ちを隠さない、誤魔化さない勇気は自分だけでなく後輩のためになると言う事。
    一度隠してしまうと、必ず大きくなってしまう。自分で倒せないような大きな敵になる前に

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    2019年05月10日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短篇10個の物語を書いた経済小説。
    内容はシンプルで、読み易い物語。
    「モーゼの十戒」に擬えた人としての掟を、自分の欲によって踏み外してしまった銀行や建設業など、サラリーマンの様子を描いている。
    嘘をつかない事、謙虚でいる事、仕事とプライベートのバランスなど、わかっているつもりでも何かの間違いで道を外れてしてしまいそうな、サラリーマンとしての心構えを改めて見つめ直すことが出来る。
    お客のために、仲間のために、家族のために。
    自分の行動は自分に返ってくるという、心が引き締まる物語。

    印象に残った話は、「安息日を聖とせよ」
    いくら自分が頑張っているつもりでも、頑張っているから偉いわけではない。周

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    2019年05月04日
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝

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    広瀬宰平・伊庭貞剛といえば、別子銅山の近代化を実現した住友中興の祖、ぐらいの知識しか無かったが、小説形式とはいえほぼノンフィクションに近い本書で、その生い立ちや功績を知ることが出来、とても勉強になり、かつ面白かった。
    伊庭が明治維新当初からの法務官僚だったことや、第一回帝国議会議員だったことは全く知らなかったし、別子銅山の公害改善に取り組んだ姿勢は、経営者としての姿勢というよりも、人間としての生き方を考えさせられる内容だった。

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    2019年04月19日
  • ラストチャンス 再生請負人

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    銀行合併を機に外食産業の世界へ飛び込んだ中年の主人公が、会社再建を目指す物語。

    分かりやすい悪役、そして逆境を乗り越えていく主人公。
    王道のような読みやすいストーリーで楽しかった。

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    2019年01月28日
  • 失格社員(新潮文庫)

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    ダメな社員、会社の没落を描く短編10作。

    ・二神に仕えるなかれ
    ・偶像を刻むなかれ
    ・主の名を妄りに唱えるなかれ
    ・安息日を聖とせよ
    ・汝の父母を敬え
    ・汝、殺すなかれ
    ・汝、盗むなかれ
    ・汝、偽るなかれ
    ・汝、貪るなかれ
    ・十一番目の戒律-あとがきにかえて

    権力闘争やノルマ達成のために不正を働いてしまう社員や、暴力団との癒着を断ち切れない会社、男と女のトラブルなど、仕事で失敗していく人たちを描いた作品。


    江上さんは長編の方が好きかも。
    でもこれはこれで面白い。

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    2018年11月18日
  • 一緒にお墓に入ろう

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    誰もが歳を取ると少しずつ考えてくるお墓の話で色々な面で考えさせられる一冊。大手銀行の常務まで登り詰めまだ出世欲が有り且つ愛人を持つ主人公は少し一般人とは異なる設定だが、自分の母の死且つ田舎の墓が有りながら一極集中の東京でのサラリーマン生活を営む共通の悩みとなるお墓の悩みを切実にそしてコミカルに描く。最後は、お墓繋がりで不倫が仕事、会社にばれて妻、愛人に三下り半を突き付けられ、仕事は左遷させられる。
    お墓の移設は、改葬許可申請書、埋蔵証明書、受入証明書、閉眼供養、開眼供養等々お金も時間も大変な様で無縁仏も多くなる状況は理解出来る。
    男は定年後も若い女性との繋がりを持ちたい本能は誰もが持っていると

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    2018年11月03日
  • 一緒にお墓に入ろう

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    お墓の話は役に立った。

    定年を控えたサラリーマンが夢見る物語って、若い女性と不倫することなのかな?

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    2018年10月24日
  • 会社という病

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    第一勧銀勤務経験を有する作家による、会社における問題点をまとめたもの。第一勧銀という大会社を題材に、日本の企業がどのような状況に陥りやすいのか、経営者や役員などの性向など興味深い内容だった。
    学術的というより、経験論的な記述が多く、過激な論調も散見されるが、説得力があった。
    「「もっと働け、もっと稼げ」経営者は叫び、叱咤する。だが社員たちは経営者に「Why?」と疑問を投げかけ、出した答えが偽装だったり不正だったりということなのだろう」p4
    「(社長、役員などの特質)目に付くようになったのは、出世に伴う責任という負の分け前の増大だ」p28
    「若者にはある種の野心が必要だ。出世欲が仕事や人間の

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    2018年10月24日
  • 会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点

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    早稲田大学政治経済学部卒
    みずほ銀行入社、元日本振興銀行社長
    作家としても活躍。

    と、輝かしい経歴の著者でさえ50歳になると
    夢も希望もないよ、と言われると暗澹たる気持ちになる。
    これが現実。

    ★人脈こそ最高の財産
     「この人なら、会社を辞めた後も付き合いたい」と思う人がいたら今からでも本音で付き合い、素のままの自分を相手に認めてもらうこと。

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    2018年09月16日
  • 庶務行員 多加賀主水が泣いている

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    自殺したひとりの銀行員の死の謎を追いかける庶務行員の主水さん。

    銀行カードローン問題やオリンピック後の不景気と言った社会的なトピックを扱っています。そして、相変わらず主水さんは強い。ボクシングにも精通しているとは。

    ひとは過去から逃げられない。過去を受け入れた上で何ができるか。

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    2018年09月09日
  • 庶務行員 多加賀主水が悪を断つ

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    前書「庶務行員 加賀見主水が許さない」に続く第二弾。

    矢部内閣の国債売買問題をベースに、頭取の子息誘拐問題が発生する。
    更に、保育園の騒音問題や、祭事の協賛金問題など、様々な問題が、主水の元に持ち込まれる。

    果たして、主水は、どう解決するのか、そして、お稲荷様の使者・狐面の男は誰なのか...(笑)?

    今後の第三弾に期待します。

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    2018年08月08日
  • クロカネの道 鉄道の父・井上勝

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    2018.07.13
    明治維新の頃だとすぐに政治に意識が向くけど、こういう人が居たんだと感心した。「高島」のいわれが材木商だとは。井上勝、大先輩に感謝。

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    2018年07月13日