【感想・ネタバレ】銀行支店長、泣くのレビュー

あらすじ

創薬投資に絡んで発生した不審死事件。銀行支店長が謎に挑む!

うなばら銀行浜田山支店の金庫室で、若手行員・神崎進介の自他殺不明死体が発見された。数々の不祥事から銀行を救ってきた貞務定男に、頭取の久木原から同支店の立て直し要請が下る。明らかになるのは、職場内パワハラや、神崎の不可解な言動。そこへ同行ファンドが手掛ける創薬ビジネスのキーマンである若手研究医と神崎との奇妙な関係が浮かび上がり…!?

【目次】
1章 転勤
2章 疑心
3章 研究者
4章 創薬
5章 暗雲
6章 懊悩
7章 進展
8章 殺人
9章 深い闇
10章 血の涙

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Posted by ブクログ

シリーズ物だったみたいです。銀行支店長とその仲間が自分の銀行で起きた殺人事件の謎を解いていく物語です。とっても長いですがテンポが良いので読んでいて疲れません。それにしても薬を作る創薬の世界がこんなにドロドロしているものだと思いませんでした。

0
2021年11月20日

購入済み

良い作品です

面白かった!銀行やベンチャーファンド、創薬事業もしっかり理解した上で書かれていると思います。

0
2021年09月13日

Posted by ブクログ

早稲田大学政治経済学部卒。旧第一勧銀広報部時代に、総会屋利益供与事件の混乱収拾に尽力。在職中の2002年に『非情銀行』でデビュー。

創薬投資に絡んで発生した不審死事件。銀行支店長が謎に挑む!

主要登場人物 <うなばら銀行関連>
本店頭取の久木原善彦
貞務定男 浜田山支店支店長
柏木雪乃 浜田山支店行員、貞務の相棒
木下勇次 情報会社社長、貞務の協力者
藤堂三郎 勇次の相棒、元マル暴刑事
神崎進介 不審死を遂げた浜田山支店行員
金田 聡 浜田山支店副支店長
大村健一 前浜田山支店長、現検査部
桜田洋子 浜田山支店パート行員
沢上良夫 専務 久木原善彦 頭取、貞務の同期
大村幸治 うなばら不動産会長秘書、健一の父
影浦道三 うなばら不動産会長兼社長
鈴野 彰 うなばら不動産相談役、元うなばら銀行会長
<JT-1投資関連>
榊原聖仁 癌抑制物質JT-1の世界的研究医
榊原十三枝 聖仁の養母
当麻純之助 東都大医学博士、聖仁の指導者
溝口勇平 光鷹製薬副社長
桜田 毅 投資ファンド経営者、洋子の夫
茶谷俊朗 投資コンサルタント経営、元さわらぎ園職員
第一章 転勤
元支店長大村、金田福支店長、遠井課長、葛城社員、パート桜田、
第二章 疑心
パート桜田洋子、夫、投資ファンド、神崎の過去、養護施設出身
「問題は、自殺、他殺に関係なく神崎がなぜ死に追いやられたのか。それを知らねばなりません」
第三章 研究者
聖仁は、友人と二人で児童養護施設さわらぎ園を逃げ出した。二人は、江東区の清澄庭園近くで印刷会社を経営する榊原晴次と十三枝夫妻だった。自分は山名明などではなく、榊原聖仁なのだと改めて思い直した。JT-1という新しい癌抑制物質は、「当麻純之助」のイニシャルから名付けた。ベンチャー投資ファンドを経営する桜田毅、洋子の夫、聖仁たちを虐待するのは主に茶谷俊朗という職員だった。「探したぜ。明……。東都大にいたとはね。俺もここにはちょっとしたコネがあるんだ」  男の目が冷たく光った。 「茶谷……」

第四章 創薬
「榊原印刷と東都大学に行ってみる必要がありそうだな」

第五章 暗雲
茶谷は喉を冷たい水が潤す感触を味わっていた。  桜田に言う訳にはいかないが、神崎進介との長い因縁を思い浮かべていた。その時、出会ったのが、鯖江伸治だ。その一人が、あなたがたがお名前を挙げられた神崎進介さんです」二人目は「茶谷俊朗。経営・投資コンサルタント、二人は共に榊原のことを山名明と呼んだ。そして児童養護施設さわらぎ園……。

第六章 懊悩
「榊原と神崎は、まるで兄弟のように育ったらしい。一つは桜田ファンド、一つは当麻教授にからむ光鷹製薬やうなばら銀行のファンドだ。お前の支店に神崎進介という行員がいる、そいつはとんでもない奴だ。すぐにクビにしろ。頭取の指示だ〉と怒鳴ってきた。「あいつの投資の原資は、俺から出ているんだ」俺、お前、進介は切っても切れない運命の糸に絡めとられているんだ」

第七章 進展
「神崎は、久木原に榊原への投資を止めよと伝えたに違いない」大村は、貞務から聞き出した情報で神崎を死に追いやったのは茶谷ではないかと見当をつけたのだが、それは徐々に確信になりつつあった。 その名刺に書かれた名前を見て、大村は驚き、そして首を傾げた。

第八章 殺人
飼い主の視線の先には、人間が波に揺られていた。
今、あらゆる事実が、茶谷へと向かっている。このまま茶谷を犯人とすれば真相が解明できるのだろうか。「はい。当行行員で、現在本店の検査部に所属している大村健一さんに間違いありません。
〈大村だ。大村幸治、死んだ大村健一の父親だ。貞務はいるのか! いるなら出てこい!〉

第九章 深い闇
「一人息子を亡くした悲しみに混乱しているだけだ。早まるな」 「いえ、そういうわけではありません。私の過ちが息子をあんな目に遭わせてしまったからです」「私が、会長にあの男を紹介したことです」ポイントは、あの父親がうなばら不動産の影浦会長の秘書兼運転手であることです。おそらく茶谷のファンドの資金もうなばら不動産から出ているのではないでしょうか?」「久木原の野郎、脅されているんじゃないのか」

第十章 血の涙
「明、どういう風の吹き回しだ。俺を呼び出すなんて」

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うなばら銀行浜田山支店の金庫室で、若手行員・神崎進介の自他殺不明死体が発見された。数々の不祥事から銀行を救ってきた貞務定男に、頭取の久木原から同支店の立て直し要請が下る。明らかになるのは、職場内パワハラや、神崎の不可解な言動。そこへ同行ファンドが手掛ける創薬ビジネスのキーマンである若手研究医と神崎との奇妙な関係が浮かび上がり…!?

0
2026年08月19日

Posted by ブクログ

銀行支店長の貞務さんシリーズ。
頭取の久木原の命を受けて、謎の不審死があった銀行員の支店に赴任する。疑心暗鬼の銀行で、相棒の雪乃や勇次、藤堂と新薬ビジネスが絡んだ事件に関わっていく。

本作のもうひとりの主人公と言うべき榊原聖仁の生き方にも同情を禁じえませんが、亡くなった神崎と分かりあえて良かったなと思います。

茶谷の非道ぶりが目に付きましたが、全体を通して、組織で権力を持つものは政治にしろ、会社経営にしろ、ろくでなしの者が多いなと感じました。

こちらの世界観にもコロナ禍が入り込み、生き難い世の中だなと改めて思います。

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2021年07月03日

Posted by ブクログ

創薬投資に絡んで、支店の金庫室で若手行員が不審死を遂げる。そこへ頭取からの要請で貞務が支店の立て直しを、図るべく着任した。銀行とはノルマのせいで色々な事件が起きている。フィクションであるが似た様な事はどこでも起きている。

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2021年06月24日

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