あらすじ
12年前の冬、旧第七銀行の行員が不審な死を遂げた。
たった1個の行員章が、時を経て主水に訴えかける――
雪の夜に封印された、郵政民営化を巡る闇――
テレビドラマ化された大人気シリーズ第6弾!
旧第七銀行の行員が12年前、刺殺された。現場は雪に閉ざされた旧郵政公社所有の土地で、目撃証言や物証は一切なし。
銀行が捜査に非協力的だったこともあり、事件は迷宮入りとなっていた。第七明和銀行勤務の雑用係多加賀主水は黙っておれず、この謎を掘り起こす。
主水が得た手掛かりは、被害者と思しき誰かが遺した一個の行員章のみ。
銀行マンたちが誇りをかけて巨悪に挑む!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
多加賀主水シリーズ第6段
面白かったです。
今回も巨悪に立ち向かう姿はカッコよかったですね。
第7段がありそうな雰囲気。楽しみに待ちたいと思います♪
「多加賀主水シリーズ」の生野香織さんの物語にも挑戦予定です。
Posted by ブクログ
最近の小説はスッキリもこれが限界って感じ。昔は悪い奴はみんな退治できてたんだがなあ。でも、コロナ禍も取り入れながら新しい時代を描いている著者にエールを送ります
Posted by ブクログ
シリーズ第六弾。郵政民営化に伴い暗躍した悪を暴く多加賀主水。さすがに首相や与党幹事長までは手を出さなかったが、多加賀主水と木村刑事、女子行員二人、そして頼りない課長、これだけのメンバーでよくやるなー。あれ?今回、お狐様が出てない。