田坂広志のレビュー一覧

  • 企画力 人間と組織を動かす力

    Posted by ブクログ

    職場の上司たちが口を揃えておすすめしていた本だったので、読んでみました。とても勉強になります。

    企画は、実際に実行出来ないと意味をなさない。
    なので、企画力とは、実行力のこと。
    また、実行出来るよう、組織を動かす力であること。

    人を動かし、組織を動かし、その企画をなすために、企画書が必要であること。
    そしてその企画力はそれ自体に魅力をもたせ、完結性をもたせること。

    すぐに使える考え方ばかりでした。営業はもちろん、営業企画や商品企画、営業アシスタントや組織をマネジメントする人にとっても、勉強になる1冊だと思います。非常に読みやすい本なので、おすすめです。

    0
    2014年11月05日
  • ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術

    Posted by ブクログ

    実は、我々、誰もが、自分の中に「複数の人格」を持っている。  会社では辣腕の課長、自宅では子煩悩な父親、実家に帰れば母親に甘える三男坊。  例えば、そうした形で、我々は、自分の中に「複数の人格」を持っている。  問題は、それを自覚しているか、そして、その「複数の人格」を意識的に使い分けているかである。  実は、スピーチにおいては、この「人格の使い分けの技術」が、極めて重要である。

    話術」というものを究めていくと、最後は、「どの人格で話をするか」という選択になっていく。言葉を換えれば、「多重人格のマネジメント」

    一人の経営者が、自分自身の中で、一見、矛盾する「対極的な人格」を同時に持ち、それ

    0
    2014年11月02日
  • なぜ、マネジメントが壁に突き当たるのか 成長するマネジャー 12の心得

    Posted by ブクログ

    ――――――――――――――――――――――――――――――
    「あのファインプレーは良くない。きちんと守るべきところを守っていたならば、あんなファインプレーにはならない」

    「あのエラーは良い。結果としてエラーになったが、彼は、基本に忠実な守備をしていた」144
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    見抜かれる「操作主義」223

    マネジャーが、部下の共感を得ようとしたときではなく、マネジャーが、部下に共感したときです。236
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    こうしたマネジャーは、部下の話に適当に相づちを打ち、部下との表面的な人間関係には気

    0
    2014年10月21日
  • ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術

    Posted by ブクログ

    ダボス会議で演説する世界のリーダー達の15の話術を分析・解説したもの。人前でしゃべる機会が多い人には参考になることが多いと思う。人物に紐づいて説明されているのでイメージしやすいし、中には動画サイトなどでいつでも見られるものもあるので今後に役立てたい。言葉が2割、言葉を超えたメッセージが8割。この本はある意味演説やプレゼンのノウハウ本なのだが、とても詩的で朗読を聞いているような印象。田坂さんの著書の共通点だと思う。

    0
    2014年09月13日
  • ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術

    Posted by ブクログ

    ニュースで見るダボス会議ってなんなの?と思っていたけど、知のバトルだったのですね。

    「話術」と書いてあるけれども、具体的なプレゼンの方法ではなく、言葉を超えたメッセージを15にまとめて紹介。

    サラッとも読めるし、深堀りすることも可能。上を目指すか、現状に流されるか、自分次第。

    0
    2014年04月27日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

    Posted by ブクログ

    仕事は「修練」だと言われているようで、ちょっと辛い。

    いろんな事例をあげながら一つ一つ教えてくれているのでわかりやすい。

    ただ、本質がいい加減な場合、田坂さんのいう修練に気持ちを持って行くのはハードル高いなぁ。

    読みこなせていないだけかもしれませんが。

    課題図書、重し。

    0
    2014年04月25日
  • プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

    Posted by ブクログ

    インターネットの出現やWeb2.0により、これからは個人シンクタンクになれる人材がプロフェッショナルになれるということを説いた本。実際にプロフェッショナルになるためにどのような行動を起こせばよいかまで書かれているのは良かった。
    内容については、やや独りよがりだなぁという印象を持ちながら読んでいたが、読み終わってみたら結構な箇所に赤線を入れてあって意外に共感する部分も多かったんだなぁと気付かされた。とりわけパーソナルメディアとしてのWebの利用、そしてその中で何をどう伝えていくかという部分について、参考になった。

    0
    2013年12月31日
  • 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして

    Posted by ブクログ

    仕事の報酬とは何かと問われてなんと答えるかは,その人の価値観に依るところが大きいだろう.

    自らの人生において何に価値を置き,どのように生きていくのか.
    普段考えないことを多少とも考える契機になった.

    0
    2013年10月26日
  • なぜ、働くのか 生死を見据えた『仕事の思想』

    Posted by ブクログ

    働くとはどういうことか、地に足をつけて考え抜いたであろう思想が読み取れる。ときどきはっとするような言葉が飛び出してくる。ただ、なぜ働くのかという疑問には応えてくれない。

    0
    2013年04月25日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

    Posted by ブクログ

    仕事の報酬は人間としての成長。給料も能力もなくなっていくが、成長は失われない。田坂さんにとっての成長の定義はよく分からなかった。
    夢を語り、目標を定めよ。目標だけでは「力を振り絞ること」ができない。夢だけでは具体的な行動におとしこめない。
    無意識の操作主義に注意。顧客に弊社のファンになってもらう、ではなく自分が顧客のファンになる。

    0
    2013年03月02日
  • 使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える

    Posted by ブクログ

    時代は螺旋状に進化してく。同じ事が回帰されるが、繰り返された時に何かが一歩進化している。それは何か?
    現実に存在したものには全て意味がある。世間から消えて行ったものも、意味がなくなったのではない。相対的な重要度が下がったから消えた。
    時代の流れについて抽象的に考えたい時に適した本だと思います。

    0
    2013年03月02日
  • 官邸から見た原発事故の真実~これから始まる真の危機~

    Posted by ブクログ

    ただ「運が良く」首都圏3000万人避難が起こらなかったのにも関わらず、経済優先で原発依存に戻ることを批判。さらに絶対問題としての最終処分。重要な提言と思う。

    0
    2012年12月02日
  • 深き思索 静かな気づき 「仕事の思想」を高める25の物語

    Posted by ブクログ

    マインド本でありながら、静かにゆっくりと語る構成が意外にも心と頭に入ってきた。タイトルに納得した久々の本。
    詩は苦手な私が、この詩的なマインド本には、共感してしまった。感覚的な表現らゆえに、どうとでも捉えられることが多い中でなぜこの本には共感でかたのか。不思議。
    他の文字大量に書いたお腹一杯になる本も、知識やいろんな発見を求めている内は良いのかもしれないが、よっぽど胡散臭くない読んだあと爽やかになれる一冊

    透明な感性、を通じて見える未来=先見性 をほしいと思うが、巷には、テクニック本ばかりが目立つ

    0
    2012年11月29日
  • 使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    弁証法という言葉は聞いた事がありますが、何なのかはわからない。そんな中でタイトルに惹かれて読みました。
    個人的には第三章の弁証法における解説をはじめに持ってきて欲しいと思う構成でしたが、予測するための一つの考え方としては面白いです。ただ、弁証法自体の知識が無いので、肝である螺旋的発展が対話としての方法である弁証法との関連が未だによく分かりませんが。。
    何事もそうですが、読んですぐ使える訳では無いし、あくまで参考になる部分を取り入れる事が重要です。未来の予見というよりは、起きた現象の本質を理解するというのに適しているのかな、と思います。

    以下は具体例を省いた学びのポイントです。

    ◉未来を予見

    0
    2012年10月08日
  • 官邸から見た原発事故の真実~これから始まる真の危機~

    Posted by ブクログ

     「福島原発事故」についてはすでに多くの書が出版されているが、本書は2011年の事故後に内閣参与として事態収拾にあたった専門家が著者である。
     専門家として「原発」への深い憂慮をわかりやすく展開しており、「高レベル放射性廃棄物の最終処分問題」「行き場のない使用済み燃料」や「国民の七つの疑問」を読むと、問題の一層の深刻さがよくわかる。
     すでにマスコミで「福島原発」を取り上げることも少なくなっているが、「福島原発事故」は、現在でも収束したわけでもなければ、解決したわけでもないのだということがよくわかった。
     本書は、たんたんとインタビューに答える形で進行しているが、内容は深刻である。
     政治の世

    0
    2012年09月27日
  • プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

    Posted by ブクログ

    前に読んだ本はけっこうしっくり言ったんで期待していたんですが、なんか全体的に語りかける風で内容が薄い(苦笑)。プレゼンをそのまま本にまとめたような印象があって、内容よりもそのまとめ方のほうが気になってしまった。第一章はともかく、第二章で言っていることはけっこう説得力があるんだけどね。他の自著の宣伝っぽい感じになっているのももったいないかなぁ。まぁ、そういうビジネスのしかたなのだからしょうがないのかもしれませんが。

    0
    2012年08月16日
  • 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     核燃料サイクルの工学博士号を持つ著者の、仕事からの最高の報酬とは何かを説くサラリーマン向け啓発書。

     安易に地位や金銭報酬を求めるだけの風潮について痛烈に批判し、得られるべきは「見えない報酬」であり、それが本当のプロフェッショナルとなるための王道であると主張している。

     そのためには、Ⅰ、能力を高めること Ⅱ、仕事を残すこと Ⅲ、自分自身を成長させることであるとし。その三点につき謙虚に取り組み、師匠と出会う必要性や呼吸・着眼・心得をどのように会得していくかを指南している。やはり、ここは謙虚になり、自分の振る舞いを再考すべきと反省させられた。

    0
    2012年05月08日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

    Posted by ブクログ

    深く共感できる部分も、それほど共感できない部分もどちらもある感じ。
    シリーズ・トークという形式ゆえ、かな?

    0
    2012年04月30日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

    Posted by ブクログ

    友人が薦めてくれた本。
    就活が終わったらもう一回よみたい!
    熱く語れる夢はまだ探し中だけど、働くなら夢を持って働きたい。
    沢山の人と夢を語り合いたい。
    時間を空けて定期的に読みたい本かも。

    0
    2012年04月20日
  • 官邸から見た原発事故の真実~これから始まる真の危機~

    Posted by ブクログ

    こういった問題は、感情が先行して語ってはいけないんだろうなとの思いから読みました。
    原子力の専門家で推進派だった方の著作です。

    便所の無い高級マンション
    これが今の日本の、世界の状態だそうです。

    0
    2012年03月29日