田坂広志のレビュー一覧
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量子力学の第一人者であり、ゼロポイントフィールド仮説を支持する著者が、運気を上げるための指針を示している。
運気というのは科学的に証明されていないが人類の永い歴史の中で誰もがその存在を信じている。
ゼロポイントフィールド仮説とは、我々の心がこのゼロポイントフィールドと量子レベルで繋がっており、そのため我々はゼロポイントフィールドから情報を受け取り、また送ることができるという仮設である。
物理学の世界では、ひとつの波動はその波動と類似の周波数のものと共鳴を起こすことが分かっている。これが、引き寄せの法則、類は友を呼ぶの法則である。
そのため、科学的にもポジティブな想念がポジティブな波動と共鳴し、引き寄せ、結果ポジティブなことが起こる、運が良くなるといえる。
そして、このゼロポイントに繋がる方法(運が良くなる方法)が、祈り、祈祷、ヨガ、坐禅、瞑想である。
基本的には、他の運気を上げる本や自己啓発本と似たようなことが書かれている。
物理学者である著者がなるべく科学的、量子力学的見地から説明しようとしているのは理解できるし、納得のいく部分もある。
しかし、どうしても私には腑に落ちない部分がある。成功者が無邪気でポジティブで運が良いことはそれはそうだと思う。
一方で、不運な事故にあった人、犯罪に巻き込まれた人、はては虐待により運がなんたるかも分からないまま無邪気なままに死んでいった子どもたちなど、運が悪かった人たちはみんなネガティブで、ネガティブを引き寄せたから不幸なことが起こったというのか。
生存者バイアスで、うまくいった人たち、運のいい人たちの話ばかりが取り上げられるが、一方で本人の責任とはいえない、不運な人も大勢存在している。
これらの現象はどう説明するのかが疑問である。 -
Posted by ブクログ
2025年に入ってから早3ヶ月、圧倒的な「強運」の連続で、仕事においてこれ以上ピークは来ないのではないかと思うほど恵まれている。
自分の努力なのか、偶然の味方なのかわからないが、これを少しでも科学して再現性を見出せば、ずっと幸運が続くのではないかと思って手に取った一冊。
本書で新しい学びはなかったものの、自分の言動や強みを言語化することができた。
周囲から「圧倒的ポジティブ」「セルフモチベートが長けている」とよく言われるが、以下のポイントが自分に合致した。
①目の前の危機や逆境を、「絶対肯定」で見つめる
→無邪気さがある(=素直)
②失敗しても死にはしないというマインド
→前職の部長がよくかけてくれた言葉
③何気ない出来事に起こる偶然に注意を向ける
→人生で与えられるすべての出来事や出会いは、それがどれほど否定的に見えるものであっても、我々の心の成長や魂の成長という意味で、必ず、深い意味を持つ
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『人は、誰もが「多重人格」』というタイトルを見て、まさに自身が考えたことのあるテーマと一致しており、気になって読み始めた。
自身の考えでは、家族と友人はもちろん、友人に対してもその人によって微妙な接し方の違いがあるのは、人がうちに秘める「多重人格性」のためであると思っていた。本作中にも使われていた言葉であるが、それぞれの場面に合わせて「役者」を振り分ける「舞台監督」のような感覚、ふと我に返った時にそう感じる場面が見られる。
そのような誰もが感じる感覚的な部分も交えて、具体例から仕事で活かせる「多重人格の育成」について書かれた本で、共感できる部分が多かった。成功者は多重人格を上手に使いこなしていると書かれていたが、私の好きな作家「乙一氏」がたくさんの名義で作風を分けて書かれていることも、多重人格の使い分けであると、感心した。
これからの実生活で、深みのある人間になれるよう、多重人格を極めていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・才能と呼ばれるものの大半は、人格や性格と呼ばれるものが支えている
・批判されやすい性格にある人は、自己中心的な性格だけでなく、精神的体力が小さい可能性がある
・深層意識に、恐怖心や不安感などのマイナスの想念があるだけで、我々の能力は無惨な程に萎縮する
→無意識に使っている言葉が強く浸透するので気をつける
・表層意識ではアクセルを踏みながら、深層意識ではブレーキを踏んでいる人が多い
・現在の人格を変えようとせず、新たな人格を自分のなかに育てる
・経験するのではなく、体験する=ただそこにいるんじゃなく、深く見つめて学ぶ
・他者への嫌悪の本質は自己嫌悪
・女性像やサラリーマン像のような貧しい人間観は、心の中で自己限定を起こし、多様な才能の開花を妨げる
・作品で描かれる悪人が示す弱き部分は、誰しもが持っている -
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たまたま中学校で職業講和を行いました。何を話そうかなと考えて、
自分が職についた時の話をさせてもらいました。当時の自分は夢とか目標がなく、当時の趣味をバイトでもしながらやろうかなと考えていました。でなんとなく働いて〜みたいな流れで勤め始めました。所謂目標がない状況であったので皆さん、夢や目標を立てましょうと言った内容でした。
本書では勝負から相手との相互関係、個人の成長、1日を生き切る。人によって共感する部分やそうでない部分があるかとは思います。
夢や目標が必要でそれが必ず叶うものではない事は当然だと思いますし、講和でも話しました。
結果だけではなく過程が大事だし、それについて一生懸命取り組めた事が成長だと言うところは誰もが共感出来る所ではないでしょうか。
最後を迎えた時の問いかけがありましたが、自分だったら、シンプルに出来そうにないと思いました。個人はこうだけど、妻はどう感じているだろうか。とか子供はどんな感じとか...
やっぱり他者(家族)が最後は気になっちゃいそう。