田坂広志のレビュー一覧

  • 人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~

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    優れた人というのは、場面に応じて人格を変えているという前提のもと、どのようにしたら自分の表面人格や深層人格を捉えて育てていき、複数の人格をマネジメントするかがテーマ。
    私自身、演劇をしていたこともあり、実感ベースで共感できることは多かった。一方で、自分の表の人格と属するコミュニティによって求められる自分の人格との乖離(キャラ変)に疲弊する若者も少なくないといわれているなか、こうした観点での言及も欲しかった。ビジネスで成功するためには複数の人格をマネジメントすることが重要かもしれないが、その弊害など。

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    2017年02月13日
  • 人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~

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    201610/

    優れた経営者や起業家、マネージャーやリーダーの「かばん持ち」をすることは、この「人格の切り替え」を学ぶ、最高の方法です。/

    「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、捉え方によっては、それまで自分の中に眠っていた「人格と才能」を開花させる、絶好機なのです。そして、人間とは不思議なもので、そうした「前向き」な気持ちで取り組んでいると、実は、どのような仕事も「面白く」なってくるのですね。/

    「苦手の相手」や「苦手の仕事」を、ただ「避けたい」と思ってしまうか、「自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい機会」と思うかが、分かれ道なのですね。実は、「苦手」と思う仕事も、「不遇」と

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    2016年10月13日
  • 人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~

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    状況に応じて人格を使いわける重要さ、自己限定せず名が手の相手や苦手の仕事を「自分の可能性を引き出してくれるすばらしい機会」ととらえ人格を育てていく重要性を学べた。

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    2016年09月19日
  • なぜ、マネジメントが壁に突き当たるのか 成長するマネジャー 12の心得

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    ○マネジメントの難しさ、思い込みを一掃してくれる。経験をしていればいるほどわかる内容。
    我々サラリーマンにとっては、上司と部下の良好な関係は重要な課題である。
    それを一般的に業務上において、マネジメントと呼ばれる手法で上司が部下に対する指導等をするわけだが、その手法は人によって様々で、ときに誤っているマネジメントにより職場や会社・部下・上司を混乱に巻き込むことがある。
    この本は、マネジメントのやり始めと、3ヶ月くらい経って成果や課題が見えてきた頃、1年単位で自分の業務を思い返すような時期、それぞれで読み方と捉え方が変わる内容だと感じた。

    その理由は、第九講「なぜ、ベストチームが必ずしも成功し

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    2016年08月13日
  • 人間を磨く~人間関係が好転する「こころの技法」~

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    古典から大上段で構え「理想的人間像」ではなく「具体的修行法」こそ「こころの技法」と説く。なかなかの入りに期待しながら読んだものの、「こころの技法」は私的体験に基づいた論理展開が進む。体験を論拠に演繹的結論は些か飛躍し過ぎやしないか。結果的に筆者が語る人間像は「理想的」であるから逸脱することはないにしろ、読みながら思う。

    新書の中では面白く「小さなエゴ」に気付き冷静に眺めるという観点は優れているが自己啓発本の域を出ていないのは残念。

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    2016年07月28日
  • 使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える

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    インターネット以前と、以降の違いについて比較しているのみで、螺旋とか言われても、全く説得力ないなあ。というのが最初の感想。
    洞察力、予見力、対話力が身につくのかはさておき、ヘーゲルを理解する一助にはなると思う。

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    2016年05月23日
  • 変革の知

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     17人の成功者たち。
    土俵が違い、土台が違い、環境が違い、目標が違う。

    だから僕たちが真似ばかりしていても、
    きっと成功するとは限らないだろう。

    彼らを通して学ぶこと。

    悩むということ。
    模索するということ。

    答えのない問いを
    問い続けるということ。

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    2016年04月22日
  • 未来を拓く君たちへ なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

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    壮大だった。人生とは何かを考えるのに、宇宙の話から考える発想だった。

    "「人を大切にする 」とは 、何か 。一言で述べよう 。それは 、 「互いに成長する 」ということ 。人生で巡り会った人を大切にするとは 、その巡り会いによって 、互いに人間として成長するということ 。"

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    2016年03月24日
  • 仕事の技法

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    自組織内外を問わず、自分以外の人に仕事をしてもらう機会が増えるとき、本書で語られた「深層対話」が必要となってくるだろう。それは無言の会話、感情・表情・仕草、間に対して反省することという。また仕事の技法は「知識」として会得するのではなく、日々の経験や現場での修練を通じた智慧としてつかむことを著者は求めている。

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    2016年03月21日
  • 変革の知

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    様々な分野のプロたちが綴る、問題解決をテーマにしたインタビュー本。面白いなと思ったのは、ヤン・チップチェイスの話で、あるルワンダの女性が電気が通ってからというもの自分の家にはアイロンがあるということを魅せつけるために、外出の頻度が高くなったというもの。表面的に見栄えのするものを消費者は買い、自分の社会的地位を高めているのだ。企業側は消費者の内面を知り、純粋な動機や欲に焦点を当てて商品を生み出すべきだ、と彼は語る。政治や流通など、様々なものはトップダウン方式で一般人に還元されるので、我々が”バカ”であればあるほどトップ側は得をするという現状を改めて知り、純粋に怖いと思った。
    また、アニタ・エルバ

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    2015年09月21日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

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    仕事の報酬は仕事。
    私が新卒のときに、大好きな役員がこの本を元に、私たちに仕事の報酬は何だと思う?と聞いたのが懐かしい。
    その次からくる仕事を、できる人にだけ寄る仕事を辛いものとしか考えられなくて辞めてしまったけど、この言葉は正しいと今でも感じてる。

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    2015年08月20日
  • 人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~

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    ●日本語で「器の大きな人物」という言葉がありますが、この言葉の本当の意味は、「自分の中に、幾つの自分、幾つの人格を持つことができるか」という意味での「器」なのですね。従って、昔から日本では、そうしたことができる政治家や経営者を「器の大きな政治家」「器の大きな経営者」と呼んできたのです。




    ●「清濁併せのむ」ことや、「包容力」を身に着けるためには、まさに自分の中に「さまざまな自分」があり、その「多重人格のマネジメント」が求められるのです。




    ●自分の中にある「複数の人格」を自覚し、置かれた状況や立場によって、「異なった人格で対処する」ということを意識的に行うならば、自然に「様々な才能

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    2015年08月08日
  • 人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~

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    多重な人格をはぐくみ、人間像を創っていくには、
    様々な人生経験を積み、教養(文学・映画)を味わうことが重要、とのこと。
    自らの中で多くの人格を持つと、相手の考えがわかりやすくなる。「対話説法」(相手の「機」や「機根」に応じて、話の内容を変える方法を身につけることで、対応のバリエーションが増えるようだ。

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    2015年07月04日
  • 変革の知

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    「知恵」ではない「智恵」を実践している18人の知のスーパースターたちの発言集。知らない人もいて知の変革者たちの人名図鑑になっているかも。一人一人の発言がカッコよくて痺れたりしますが、ただカタログ的に網羅されているのでビジネスHOWTO本みたいな薄く広く、に感じてしまいます。『朝鮮日報』経済版のインタビューからの出版、という出自からなのかな?ただこれを入り口に気になる人の著作を読み進めばいい、と考えようと思いました。

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    2015年06月22日
  • 人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~

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    苦手な仕事をする、を例に個人的に思うこと。
    人格心理学の観点から言うと、苦手なことこそ才能を開くチャンスと言う。なぜなら、違う人格を見いだすチャンスだから。
    一方、現代の幸福論(?)とか、ノマドスタイル(?)のような観点から言うと、苦手なこと今すぐやめようと言う。なぜなら、才能を活かす場所が他にあるから。
    要は個々の考え方次第だね。これは。
    「仕事ができる人は、複数の人格をコントロールして臨機応変に対応する」「人格をコントロールするには、自分をとことん客観視する」この2つが話の芯となっていて、読みやすかったし、納得できる話だった。

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    2015年06月12日
  • 使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える

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    分析思考は木を見て森を見ない。盛り全体を見る。

    螺旋的発展の法則。未来進化と原点回帰は同時に起こる。
    進化とは多様化のことである。元の種はなくならない。
    次に復活する。

    書を捨てよ、町に出よ=タウンウォッチング

    何が復活するか、を見るためには何が消えていったか、を見る。それが新しい技術で復活する。

    通信料金の低下で発展する。

    ものごととは否定の否定で発展する。

    知識社会とは、知識が価値を失っていく社会。

    振り子のように両極端を繰り返す。ハイテクはハイタッチに向かう。

    中間業者の復活=進化。さらにコンシェルジュ=御用聞きへ。

    対立するものは似てくる。争っていると似てくる。

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    2015年06月10日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

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    上司推薦、20代で読むべき本。実際、読んでみて、各年代で読むことで価値観の変わる本。

    なぜ私たちは働くのか?
    ①思想:現実に流されないための錨(食べるためではない、ワクワクするため)
    ②成長:決して失われることのない報酬(給料→能力→仕事。究極的に成長のため)
    ③目標:成長していくための最高の方法(夢を本気で語り、目標を本気で定める。)
    ④顧客:こころの姿勢を映し出す鏡
    ⑤共感:相手の真実を感じ取る力量(まず顧客に共感することで、共感される)
    ⑥格闘:人間力を磨くための唯一の道
    ⑦地位:部下の人生に責任をもつ覚悟
    ⑧友人:頂上での再会を約束した人々
    ⑨仲間:仕事が残すもう一つの作品
    ⑩未来:

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    2015年05月12日
  • 変革の知

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    韓国の雑誌に掲載されたインタビューをまとめたもの。
    タイトルはNHK出版の"知のxxx"に乗っかっただけで恐らく別物。
    そこまで内容は深くないが、それぞれの著者を知るきっかけにはなる

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    2015年04月09日
  • 変革の知

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    今の世界の前線のビジネスマン・経営者・学者に対しての
    インタビュー集。
    ジャレットダイアモンド氏を筆頭にマイケル・モーリッツ。
    ジョン・ライス。フィル・リービン。ダニエル・ピンクなど
    わりと錚々たるメンバ。
    もうひとつの特徴は、この本が韓国の朝鮮日報の経済版
    でのインタビューの日本語訳ということ。
    こういう本の世界までアジア(中韓)のパワーが日本に
    やってきてるのかと思いました。

    哲学者たちは、これまで世界を「解釈」してきたにすぎない。大切なことは、それを「変革」することである。
    Byカールマルクス

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    2015年03月03日
  • 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして

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    仕事の報酬が大きく3つ書かれている。
    全て納得できるものではあるが、目新しさはない。
    ただ、師匠を持つことの大切さについて語られた部分に考えさせられた。

    師匠は与えられるものではなく、自らで見つけ出すもの。見つけられない、周りに師匠になるような人がいない言うのは、自分の慢心かそうさせているということ。

    謙虚さこそが、より良い報酬を得る為に、死ぬまで必要な能力ではないかと思った。

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    2014年12月30日