田坂広志のレビュー一覧

  • 官邸から見た原発事故の真実~これから始まる真の危機~

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    原発事故の真実、原子力政策の未来を垣間見ることができた。
    田坂氏の著作は、本当に信頼できると思う。

    最後の、「我々は運がよかった」という言葉がとても印象に残った。

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    2012年07月03日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

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    仕事に対する姿勢や考え方の本。仕事を始める前に読んで良かったと思う。実際、アルバイトでも応用できるし、将来、仕事をする上での心構えとなる。短編だが、読みやすい良書。

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    2012年06月30日
  • プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

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    最初田坂氏の著作は、話し言葉でとても読みにくいと感じたが、何冊か読むと慣れてくるものである。

    それにしても、田坂氏の思考力の高さには毎回驚く。どのようなことにたいしても、なぜ?という疑問を持ち続けいるのだろう。なぜ?という問いに対する答えがとても明確で核心をついており、ハッとさせられることが多い。

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    2012年05月22日
  • 複雑系の経営―「複雑系の知」から経営者への七つのメッセージ

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    もっと早くにこの本から読めばよかったと思える理解しやすさでした。複雑系とは何かを論ずるよりも複雑系をどう利用するかを論ずるスタンスが良かったと思います。

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    2013年05月08日
  • 官邸から見た原発事故の真実~これから始まる真の危機~

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    原子力推進派の著書が、今のままでの原子力利用に警笛を鳴らす。
    国民誰もが感じている、福島原発事故の徹底的原因追求がないままの
    原発再稼働の危うさ。
    技術的な見地からは当然だが、政治的、構造的、原子力産業、
    エネルギー政策の抜本的に改革なくして、同じ事の繰り返しになってしまって、
    福島原発事故を教訓に活かすこともできないこと。

    日本人全員が、目の前の問題にとらわれるのではなく、
    子孫たちのことを考えた、日本のあり方を考えていかなければいけない。

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    2012年03月19日
  • 官邸から見た原発事故の真実~これから始まる真の危機~

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    根拠のない楽観的空気が最大のリスクである。
    原子力の問題を語る際、安全、安心が重要であるとされるが、原子力の問題で最も大切なものは、【信頼】である。

    福島原発事故が起きた後で、政府は今後のエネルギー政策を慎重に考えなければならない。
    【いかなる状況にも備える】

    4つの挑戦
    ①原子力エネルギーの安全性への挑戦
    ②自然エネルギーの基幹性への挑戦
    ③化石エネルギーの環境性への挑戦
    ④省エネルギーの可能性への挑戦

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    2012年03月14日
  • 企画力 人間と組織を動かす力

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    良い企画書とは、「採用される企画書」である。いくらプロセスが良くても、使われなければその企画書はゴミでしかない。表紙のデザインから、その内容に至るまで、共感が人の心を動かす。

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    2012年03月07日
  • 目に見えない資本主義―貨幣を超えた新たな経済の誕生

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     本の整理の時に「これから何がおこるのか(田坂広志著)」と同時に発見したのが本書、「これから何が~」の3年後の2009年に出版されています。前著がこれからのビジネスがどうなるかに重きを置いているのに対してこちらは社会がどうなるかに重点が置かれています。言い換えればより俯瞰的になっています。

     本書で提示されている五つのパラダイム転換について抜き書きすると。

    「操作主義経済」から「複雑系経済」へ:個人や企業の倫理観や行動規範が大切にされる社会。

    「知識経済」から「共感経済」へ:人々の共感によって、社会全体で知識や知恵が共有される社会。

    「貨幣経済」から「自発経済」へ:善意や好意による活動

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    2012年03月03日
  • 仕事の思想 なぜ我々は働くのか

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    深く心に刻んでおきたいと思うエッセンスが詰まった本だと思う。

    いくつかのステップを上がる時に、必要な思考の仕方のヒントになると思う。
    そういったものは、ノウハウを教えられるものではなく、自分で自分なりのメソッドを見つけ、身につけることが大切なので、まさに思想という意味合いで示唆に富む本というのが大切なのではないか。

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    2012年02月24日
  • なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得

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    読みやすく、これまで引っかかっていたことを解くカギが見つけられたような気になる。
    しかし、要求されるのは、自分で感じ、見て、考えることなのだから、ここから先を自分に対して求めていき続けることがとても大切なのだろう。

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    2012年02月24日
  • 企画力 人間と組織を動かす力

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    "採用されない企画書は、紙屑でしかない"
    プロとしての覚悟を持ち続ける意思と、紙屑となったものを踏み越えて、より洗練し、積み上げていく知識と経験から発せられる言葉にまとわれる重みと力強さ。
    人間を相手にすることの現実。
    持てるものを費やし、汗をかくことを厭わず、為したいこと事を説く。
    ゴールではなく、スタートラインに立つ事。
    見失うことのないように、刻まねば。

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    2012年01月30日
  • 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして

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    ネタバレ

    目に見えない報酬があること。
    目に見えない報酬は3つあること。
    3つとは「能力」「仕事」「成長」であること。

    報酬には2つあること。
    2つとは、「自ら求めて得るべき報酬」「結果として与えられるべき報酬」であること。
    「能力」「仕事」「成長」は「自ら求めて得るべき報酬」であること。
    「収入」「地位」は「結果として与えられるべき報酬」であること。

    ともすれば手段が目的化している己に気づかされました。

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    2012年01月28日
  • プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

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    この著者の講演会に参加するに先立って、著作をいくつかチェックしておこうと思って読んだ一冊。田坂氏らしい思想がにじみ出ています。この人の文章を読むと、いろんなことを考え尽くしたあとが窺えます。そして、思想という形で結晶化しているように思います。この本で語られているプロフェッショナルの進化形とは、こういうことなのかなと思いながら読めました。この本を読んでドキッとしたのが、以下のワンフレーズ。プロフェッショナルの世界には恐ろしい格言がある。「下段者には上段者の力量がわからない」・・・本当に恐ろしい格言です。ドキッとしました。

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    2012年01月09日
  • 企画力 人間と組織を動かす力

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    企画の意味を改めてしる良い機会になりました。そして企画力とは

    「企画を立案する力」ではなく
    「企画を実現する力」である

    企画とは実行されてはじめて企画と呼ぶのですね?プロフェッショナルな心得です
    参考になることが多い内容です。企画力と言ってもアイデアの作り方ではなく企画の実現方法が主題ですので本のタイトルだけを見ると勘違いしそうですが勘違いで手にしたこの良書が新たな発見のきっかけになれると確信します

    実行されるための企画なのですから企画力とは「人間と組織を動かす力」なのですし究極的には「縁を結ぶこと」なのでしょう

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    2012年01月04日
  • 未来を拓く君たちへ なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

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    人は、かならず、死ぬ

    この人生は、ただ一度しかない。

    この当たり前の真実をいったいどれ程の人たちが理解できているのか?
    そして理解できた時に知る生きる意味「志」
    読み終えて感じる当たり前の日々に感謝の気持ち
    久々に胸を揺さぶる熱い気持ちになる一冊にめぐり会えた

    あっという間に読み終えてしまうのが勿体ないけれど

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    2011年12月23日
  • 目に見えない資本主義―貨幣を超えた新たな経済の誕生

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    ネタバレ

    田坂さんの著書。
    ”複雑系”というキーワードを漁っていたところ、出くわしたので、手に取った。そういえば出版時に言っていた気がする。

    この本は未来の予測はできないが、予見ならできるという制約をあらかじめつけているところ、たしかに2009年の本ではあるが、2011年現在、その予見の通りに近い形で展開をしているだろう。
    すばらしさは紹介文から引用してみよう。

    原子力参与として招聘されたのも納得の一冊であろう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    目に見えない資本主義 ‐ Invisible Capitalism
    貨幣経済を超えた新たな経済の誕生
    経済学者が語らない資本主義の未

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    2011年11月26日
  • 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして

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    金・地位を得るために仕事をするのではないという部分は前から持っていたから共感できたかな。
    途中、よくわからないこじつけ的なところもあったけど笑

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    2011年10月27日
  • 経営者が語るべき「言霊」とは何か―リーダーの「言葉の力」が企業を変える

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    経営者は社員の心に響く言葉を発する必要がある。ビジョンは理念でも、目標でもない、例でいうと顧客優先とか顧客第一というのは抽象的であり、100店舗オープンは具体的すぎる。各々理念・目標にあたりビジョンではない。むしろコンシェルジュサービスのような曖昧さをもった方がビジョンに適しているのだという。社員が自由に発想できる曖昧さがビジョンには必要だ。これからの経営者は社員を感動させ、顧客を感動させ、株主を感動させる、そんな言葉を発することが必要だ。退路を断ち、覚悟をきめ、決断をする。こんな志を持った経営者に社員を心を躍らせ、どこまでもついていこうと思うのだろう。

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    2011年09月29日
  • 経営者が語るべき「言霊」とは何か―リーダーの「言葉の力」が企業を変える

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    読書者:佐々木
    経営者は社員の心に響く言葉を発する必要がある。ビジョンは理念でも、目標でもない、例でいうと顧客優先とか顧客第一というのは抽象的であり、100店舗オープンは具体的すぎる。各々理念・目標にあたりビジョンではない。むしろコンシェルジュサービスのような曖昧さをもった方がビジョンに適しているのだという。社員が自由に発想できる曖昧さがビジョンには必要だ。これからの経営者は社員を感動させ、顧客を感動させ、株主を感動させる、そんな言葉を発することが必要だ。退路を断ち、覚悟をきめ、決断をする。こんな志を持った経営者に社員を心を躍らせ、どこまでもついていこうと思うのだろう。

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    2011年09月28日
  • 仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして

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    ネタバレ

    仕事には
    1)目に見える報酬(給料、役職、地位etc)と
    2)目に見えない報酬がある。
    本当に大切なのは、目に見えない報酬。
    それは、
    ①能力(を身につけること)
    ②仕事(を残すこと)
    ③成長(すること)
    そして最高の報酬は3つ目の決して失われぬ成長。

    成長という答えが、自分の価値観と合っていてよかった。
    これからも成長のために、そしてもう一つの価値感「貢献」
    のために仕事に励もう。

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    2014年03月29日