田坂広志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ成長するマネージャーになるための12の心得が書かれております。
マネジメントをロジカルではなく、暗黙知・アートと語る部分がとても新鮮でした。
以下、印象に残っている部分を紹介します。
・マネジメントには暗黙知(言葉では言い表せない知識)の世界が存在
・企業とは、単純な論理では理解することができない複雑な生命体
→単純な論理に基づいた分析は、しばしば限界に突き当たる
→マネージャーに直観力や洞察力が求められる
・マネージャーは、「腹決め」は行うべきだが、精神の弱さからくる「割り切り」は、行うべきでない
・言葉に力を与えるものは、信念
・人間と格闘すること(相手を深く理解しようと努力を尽 -
Posted by ブクログ
"なぜ我々は働くのか"というサブタイトルとがついているとおり、
「働く」ということに関して真正面から向き合える一冊です。
田坂さんはアメリカのシンクタンクに勤めた後に、
日本のシンクタンクである日本総合研究所の設立に携わった方。
現在では社会起業家としての生き方や働き方を提唱されています。
この本は思想、成長、目標、顧客、共感、格闘、地位、友人、仲間、未来という
10のキーワードを通じて働くことの意味を問いかけていますが、
エピソードを交えながらの内容には深くうなづけるものがあります。
例えば「地位」という章ではマネージャーとしての働き方、考え方が書かれていますが、
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目14箇所。原発事故の後の最大のリスクは「根拠の無い楽観的空気」。根拠の無い楽観的空気が広がったとき信頼の喪失が起こる、国民から政府への信頼が決定的に失われる。国民からの信頼を回復するには政府が原子力行政について国民から信頼を失ったことを深く自覚するべき。信頼回復には2つのことをする・・・「身を正すこと」、「先を読むこと」。高レベル放射性廃棄物は極めて長期にわたって(10万年以上)人間環境から隔離し安全を確保しなければならない。東海村の臨界事故は技術的要因ではなく作業員がマニュアルに無い想定外のことを行ったことによるもの。原発再稼動には地元の協力以上に国民の納得が必要、国民感情の理解
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Posted by ブクログ
本の整理の時に「これから何がおこるのか(田坂広志著)」と同時に発見したのが本書、「これから何が~」の3年後の2009年に出版されています。前著がこれからのビジネスがどうなるかに重きを置いているのに対してこちらは社会がどうなるかに重点が置かれています。言い換えればより俯瞰的になっています。
本書で提示されている五つのパラダイム転換について抜き書きすると。
「操作主義経済」から「複雑系経済」へ:個人や企業の倫理観や行動規範が大切にされる社会。
「知識経済」から「共感経済」へ:人々の共感によって、社会全体で知識や知恵が共有される社会。
「貨幣経済」から「自発経済」へ:善意や好意による活動