田坂広志のレビュー一覧
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医者から「あと30日の命」と宣告されたならば、一日一日を大切に生きていくはずです。しかし、医者から「あと30年の命」と言われても、生き方を変えようとせず、漠然と日々をすごしていく。30日と30年、何が違うのだろうか?限りある命に違いはないはず。
悔いのない人生、素晴らしい人生を生きるために大切なものは、「成功」ではなく、「成長」である。なぜならば、「成功」は約束されないが、「成長」は約束されるからである。「人生の成功」を目指して山に登っても頂に立つことができるかどうかは、分からない。しかし、「人間の成長」を目指して山に登るならば、その山道で出会うすべての苦労や困難が糧となり、「確かな成長」を遂げることができる。
では、成長を目指すためにはどうしたらよいのか?それは、「志」を抱いて生きることである。「志」があるからこそ、挫折や敗北に直面しても、「人間の成長」の道を歩むことができる。
この本と出合えたことに感謝したい気持ちです。漠然と日々を過ごすことのないよう、時々読み返そうと想います。 -
Posted by ブクログ
+++ ヒットしたフレーズ +++++++++++++++
・「貨幣経済」のパラダイムで見ている限り、決して見えないものがある。
・未来は「予測」できないが、「予見」はできる。
・「複雑系経済」とは、「生命的システム」としての性質を強めたシステムであるため、人為的に操作、管理、制御、誘導することはできない。
・「複雑系経済」においては、行動ルール、倫理基準、行動規範を変えることにより、経済や市場の創発や自己組織化の結果が大きく変わる。
・「倫理」とは、本来「競争」や「利益」を超えたもの。
・「懲罰」や「利益」という「外的基準」ではなく、自ら定めた「内的基準」によって行動する経営者は流されない強さを持つ。
●ある人間観に基づいて生み出される制度は、その制度が想定する人間を増やしていく。
・サブプライム問題の本質は、「目に見える価値」を追求するあまり、「目に見えない価値」を徹底的に破壊したこと。
●「客観的な尺度」という発想が「多様な価値」を見つめる力を失わせた。 -
Posted by ブクログ
【企画書の書き方】
A.企画力とは「物語のアート」である。「物語のアート」を身につけるには、「物語の技術」と「物語の心得」を磨く必要がある。
B.最高の企画書は、「最高の推理小説」である。ページをめくるたびに先が読みたくなり、気がつくと時間がたつのをさすれているような。
C.「何を行うか」より「何故行うのか」を語れ。
D.表紙:企みを短く、力強い言葉でかたる。1ページ:企みの背景にあるビジョンを語る。2ページ:企みを目標に翻訳して語る。3ページ:目標→戦略→戦術→行動計画
E.企画書の隠れた役割は、問題を提起することである。
F.最も稚拙な受注のやり方は「Can I help you?」であり、最も優れた受注のやり方は「Why don`t you do this?」である。
G.読み手は一瞥して目に入る文字しか読まない。
H.基本ルールは3つに整理。
I.企画書とは顧客企業の組織を説得するものである。 -
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社員が使った時間、注いだ心のエネルギー、その企画に賭けた思いが伝わってくるもの。それが「汗をかいた企画」。つまり「頭と心の汗」をかいた良い企画だ。その反対が「汗をかいていない企画書」。薄っぺらく、考え抜かれていないもの。『誤字脱字』があるということだけで、手を抜いていて、仕事に対して不誠実だということを顕著に表している。正確な仕事の大切さだけでなく、「提出する前に一度も見直しをしなかった」といういい加減な印象を与える。またその企画に対する真剣さも伝わってこない。顧客は、企画書に書かれた企画だけを見るのではなく、本当の目的はそれを実行することにある。実際に売り込んでいるのは、企画ではなく、それを立案し、提案し、実行する「人間」だ。・・・そう考えると、提案書、原稿、日々の書類、なんにでも当てはまる。ダメだしされるのにはそれなりの理由があるってことがわかる。まじめに取り組んだかが全て表れてるってことだ。
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仕事を天職にする視点をくれる。
あとは、
天職にたどり着くために
その視点を持って自分を”反省”できるか?
自分にかかっている厳しさのある本。
田坂さんの言う仕事とは、生き方のこと。
だから、
その人の生き方にあわせて読んでほしい。
リーダーとして・・・
就職活動をしている学生として・・・
お母さんとして・・・・
その読み方によって視点は変化する自在な本です。
最後にもう1つ。
行間を読むとはこの本で学ぶことができる。
言葉は道具、
心を伝える道具。
本とは
著者の言葉を伝えるのではなく、
著者の喜こび、怒り、哀しさ、楽しさ、
それに苦しさ、切なさ、願い、信念など
心の”温度”を伝えるものなのだとわかる。
だから、
厳しさにぬくもりがあって、
やる気がおきます。
素直になれます。
そして、
「幸せである力」がつきます。
不思議でしょ・・・・