田坂広志のレビュー一覧
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永劫回帰の物語。
最期の時に、この人生と全く同じ人生を生きよと問われ、然りと答えられるか。
とても考えさせられる内容から始まった読本。
読み進めていくと、より心の深いところに刺さるお話が多くあり、今までの人生を振り返りながら、この後の人生をどのように過ごすか、最期をどのように迎えれば良いかなど、多くを考えさせていただける内容でした。
とくに印象的だったのは、「生き切る」って言葉。ほとんど使ったことが無い言葉ですが、とても心に響きました。
「勝ち残る」とか「達成」っ言葉をよく使って、社員の意思統一などを図ってきましたが、これからは「生き切ることによる人生の成功」も交えながら社業に努めて行きたいと思うと同時に、人生の成功について周囲と語り合いながら、今後の人生を楽しんで行きたいと思いました。 -
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田坂広志さんは前から好きで、15年くらい前にベストセラーの「仕事の思想」という本を読んですごく感銘を受けた記憶があります。
最近は少しだけスピってる感がありますが、それでも自己啓発の大家として、この本は昔の本ながら、トップリーダーという本の書評雑誌で最近取り上げられていたので、「みんなの気持ちを熱くさせてくれるかも?」ということで選択しました。
内容はすごくシンプルなのだと思います。
ですが、独特の田坂逸話、エモい言い回しで、思った通り、熱い気持ちにさせてくれました。
文章力、単語のチョイス、言い回しこそにこの人の妙があると感じました。
人生におけるターニングポイント、大きく成長できた場面はいつだろうか?
決して順風満帆に行っているときではない。
苦しいとき、困難に立ち向かっているとき、それを乗り越えたときこそが成長の機会であった。
本当にそう思います。
人生では極力ストレスを減らし、嫌なことから逃げて、幸せに暮らしたいと思っています。自らストレスに飛び込んでいくほどМではありません。
でも、どうしても困難や嫌なこともある。
その時に、上記の考えがあればすごくポジティブに乗り越えることができる。
むしろ、困難に感謝すらできるかもしれない。
シンプルに言えば、「ピンチはチャンス」ということなのかもしれませんが、あの文脈や言い回しがあるからこそ、心にすっと入ってきて、力に変えることができると感じました。
また、「人生を生き切る」、「再び同じ人生を選択できるか?」
これを素直にイエスと言えるかどうか、そのように生きているかどうか。
自分の人生は他者が評価するものではなく、自分で評価するものです。
自己肯定感は高い方なので、限りなくイエスに近い返答はできますが、そこまで100%の自信をもてるかどうか・・。
でも、だったら、これからの人生で100%に持っていけばいいじゃないか。
そのように思わせてくれました。
勇気をもらいました。
↓メモ
企業の経営は、社員が未来への夢を抱けるものになっているか。
これに対して、「達成の思想」とは、他の登山家との勝敗にこだわることなく、自分自身のベストを尽くして登り続け、その山の頂に辿り着くことそのものを喜びとする思想です。
本当に優れたプロフェッショナルの仕事のスタイルは、「喜びの奪い合い」ではなく、「喜びの高め合い」であることに気がつきます。
我々が人生を歩むとき、精神のエネルギーを「他者との戦い」に向けるか、「自己との戦い」に向けるかで、その精神の成熟に、大きな違いが生まれてきます。
「意欲とは、欠乏感なり」すなわち、我々が心の中に強い「意欲」を抱くとき、しばしば、その背景には、「満たされない思い」や「欠乏感」があるのです。
しかし、どれほどのものを獲得し、どれほどのことを達成しても、この「欠乏感」は、決して満たされることはない。では、我々は、この「欠乏感」に、どう処するか。
この世に生を享け、かけがえのない命を与えられた。それだけで、自分は、恵まれた存在である。自分は、祝福された存在である。だから、この命を大切に使いたい。そうした思いから生まれてくる「意欲」です。
「仕事を通じて、人間を磨く」
我々が、一生懸命に仕事をするのは、ただ収入や地位や名声のためではない。我々が、一生懸命に仕事をするのは、人間を磨き、成長していくためである。
★我々が、過去を振り返り、自分が一人の人間として大きく成長できたときを思い起こすならば、それは、決して順風満帆の時期ではなかった。それは、必ず、苦労や困難の時期であった。
★あの天を仰いだ一瞬。あの夜も眠れぬ日々。あの苦闘し続けた歳月。それが、我々の心を鍛え、深め、豊かにしてくれた。そして、一人の人間として、成長させてくれた。
それは、「必ず勝利する」という強さではない。それは、「必ず達成する」という強さではない。それは、「必ず成長する」という強さです。
人生において、いかなる敗北がやってこようとも、いかなる挫折を味わおうとも、その敗北と挫折の体験の中から、必ず、何かを摑み、必ず、成長する。その強さです。
人生は、いつ終わるか分からない。その真実があるかぎり、何十年か先の達成は、約束されていないのです。だから、「成長」とは、究極、「一日の成長」に他ならない。
★かけがえの無い一日を生き、その一日、一日を、たしかに成長していくためには、どうすればよいか。一つの心構えを身につけることです。「一日を生き切る」
夢」や「志」を抱き、その実現に向けて力を尽くすとき、一日一日を、生き切ることができるからです。一日一日を、成長していくことができるからです。
★ええ、素晴らしい旅でした。振り返れば、この旅の途上では、様々な苦労や困難に出会いました。失敗や敗北の苦しさも体験しました。挫折や喪失の悲しみも味わいました。しかし、そのおかげで、私は、こうして成長することができました。 -
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自分なりに生まれてから、その時、その場面で一生懸命生きているつもりではいたが、もう、45才になってしまった。20才を過ぎたあたりからあっという間に感じる。日々の生活に追われ立ち止まる事もなく。
人は皆、最高の人生を歩みたいと思っている。
いやいや、最高の人生とは何?俺は最高の人生を生きているのか?これからでも遅くない。一回立ち止まって考えてみよう。
自分の父親は62才で死んだ。もし俺も62で死ぬならあと17年か。以外と短いな(笑)
本当に最高の人生を送る為に、今一人生の人生を振り返ると共に、考えてみよう。
自分の人生が終わる時に最高の人生だった。また同じ人生をもう一度生きよと言われた時に、然りと答えられるように。
・人間が一生懸命に働くのは競争に駆り立てられたときだけではない。素晴らしい夢を心に抱いたとき、人間は、他から強制されなくとも、自分自身の意志で、一生懸命に働き、自分自身も驚くほどの、大きな力を発揮する。
・企業の経営は、社員が未来への夢を抱けるものになっているか。
・達成の喜びは喜びの奪い合いではなく喜びの高め合い。
・達成の思想は他人の目よりも自分らしさを大切にする思想。
・感謝から生まれてくる意欲を引き出す。
・必ず勝利する、必ず達成するではなく、
「必ず成長する」という考え方。
・一日を生き切るという考え方。あすなろの木。明日は何になろう、その思いを重ねて太陽の光を浴びながら大きく枝を広げ葉を繁らせる。ただ一生懸命に精一杯に成長する為に。 -
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ネタバレ社長から、良いよと貸していただいた一冊。
面白く、すいすいと読んだ。
阿頼耶識、0ポイントフィールドを
ぴかぴかに磨いておくんだよ、ということだな。
自然の中で瞑想したり、ご先祖さまの前で手を合わせたりするのは元々好きだった。何かに守ってもらっている感覚がある、生きている人からも、おじいちゃんおばあちゃん、そして父からも。
それは自分の中にあるもの、真我なんだよ、
ということだけれど、
我って入っていると自分?って思うものの
「自分の中にある、イメージ」みたいなものとして解釈。
読みながら、社内の仲の良いデザイナーさんのことを思い出した。どんなお仕事も前向きに取り組み、うまくいかない時は自身の中に改善点を探し、感謝を忘れず、常に新しいチャレンジを求めている。
わたし自身は転職して5ヶ月程だけれど、それでも、彼のデザイン力はどんどんレベルアップしていると感じる。彼の姿勢やデザインには、真我の透明なほどの輝きを感じる。
環境が人を変える。
そして、その環境もポジティブな言葉や行動で変動し、無意識下にパフォーマンスへの影響も与えている。 -
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田坂広志、3冊目。
私たちが勉強するのは何のためか?
いい学校にいくため?一流企業に就職するため?
子供のためを思ったらそれはある。その方が可能性が広がると考えてしまうから。
だけど、一流企業に就職できたら、それはハッピーエンド?いや違う、これから先辛いことがたくさん待っているかもしれない。
最終的に行き着くとこは、生きる術を身につけるため。
これこそが教養。
この本は生きる術がたくさん詰まった本。
不動心とは決して乱れぬ心ではない
乱れ続けぬ心
この節が印象深い。
どんな立派な禅師だって心が1ミリも乱れない人なんていない。乱れた時にいかにすぐに戻ってこれるかが大切。
戻ってくるためには、
戻るべき場所を知ってること。
自分が戻るべき心を、揺るぎない信念を確立していくことが、真の教養なのだと思った。
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運は神から与えられたものだけでなく、自分で掴むこともできるんだと思った。
その重要な要素はポジティブでいること、これに尽きる。
ここからは、本に書いてある内容と自分の考えを織り交ぜて、今思うこと。
解釈力、気持ちの切り替え、行動、この3つが幸運を手にする重要要素であり、今すぐにでも実践できることだと思う。
①解釈力
事故で右足を失った夫に対して、妻は、「左足は残って良かったじゃない!!」と言ってのけた例が書かれていた。普通の人なら不運の何ものでもない出来事も、視点を変えれば幸運に捉えることもできる。そして、きっと、妻の言葉を受けて夫は「あー、そうか、ラッキーだったな」と少しはプラスに捉えるきっかけになったと思う。
②気持ちの切り替え
いくらいいように解釈しようとしても、気持ちが沈む事だってある。そんな時は、沈んだ気持ちをとことん感じてもいいけど、私はいち早く立ち直った方がお得だと思う。そのテクニックとして、何かに没頭することがあげられる。例えば本を読めば嫌な気持ちなんてスッカリ忘れて本の世界に没頭する。こんなのも一つ。ざっくりといえば、マインドフルネス、瞑想もこんな類だと思う。
本中に、瞑想は時間ではなく深さだ。例えば、朝日が綺麗!!こう思ったこの瞬間、没頭している。と言うようなことが書かれていた。
成功体験を重ねることが大切だと言われているけど、これも同じだと思う。一瞬でも、あっ、今私は嫌なことを忘れて何かに没頭していたな、と思える瞬間を増やして、成功体験みたいなものを重ねていけば、その習慣が染みついていくのではないかな。
③行動
運をつかめる人は行動できる人。外に出ればいいことあるかもしれないのに、一日中家でぐだぐだしてたのでは、つかめる幸運も逃してしまうことになる。
幸運が降りてくるその場所にいるかどうか。
そして自分に起こった出来事をどう解釈するのかは①に戻る。
この繰り返しかー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「思考のプロフェッショナル」になりたく、この本を手に取った。結論、自分が実践していることに筆者の思考法と共通するものもあり、改めて自分の思考法を見直すことができてよかった。時間を置いて再度読みたい。
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下記、2, 3, 5は自分も実践しており、中でも音楽を聴きながら散歩をするという動作は日々のルーティンでもある。
【「賢明なもう1人の自分」を呼び出す7つの方法】
- 1. 呼吸を整え、深い呼吸を行う
- 2. 音楽の不思議な力を活用する
- 3. 群衆の中の孤独に身を置く
- 4. 自然の浄化力の中に身を浸す
- 5. 思索のためだけに散策をする
- 6. 瞑想が自然に起こるのを待つ
- 7. 全てを託するという心境で祈る