田坂広志のレビュー一覧
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たまたま中学校で職業講和を行いました。何を話そうかなと考えて、
自分が職についた時の話をさせてもらいました。当時の自分は夢とか目標がなく、当時の趣味をバイトでもしながらやろうかなと考えていました。でなんとなく働いて〜みたいな流れで勤め始めました。所謂目標がない状況であったので皆さん、夢や目標を立てましょうと言った内容でした。
本書では勝負から相手との相互関係、個人の成長、1日を生き切る。人によって共感する部分やそうでない部分があるかとは思います。
夢や目標が必要でそれが必ず叶うものではない事は当然だと思いますし、講和でも話しました。
結果だけではなく過程が大事だし、それについて一生懸命取り -
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なんとなくわかっているようなことが書いてあるなーと思う部分もありましたが、今の自分には少しこの本を読んで実践していこうと思わせてくれた本でした。この6月は会社もプライベートも最悪なことだらけでなんとなく心ぽっかり状態で生きてても何が楽しいかなーなんて考えてしまうこともありました笑 この本が教えてくれたのは死ぬ前の質問で自分がもう一度同じ人生をやり直したいかと聞かれた時にはいと言えるかどうか?そのためには成功とか目標も大事だけれども自分自身の成長、生き切るを軸にしないと疲れてしまうこと。流石に会社は目標を達成しないとなかなか難しいところは現実ありますが、そこだけじゃない自分が自分を認める自己承認
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量子科学の専門家である筆者が、自身の知見から「死」に対して持っている仮説を説明した本です。
何故この本を手に取ったか忘れましたが、さっと読んで置いていた本書を、大切な人の死を機に、もう一度読み直しました。
量子科学には門外漢なため、自身で信憑性を判断出来ませんが、決して疑似科学やオカルト的なものではなく、科学者としての仮説を説明する筆者の姿勢は見てとれました。筆者曰く、世界はその裏側にある「量子真空」と併存しており、我々の経験や自我はそこに記録され、既に記録されている他者の情報と相互反応を起こし続けるため、自身の全ての情報が死後も残され、かつ活動し続けるという意味で「死は存在しない」と述べ -
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全ての事象はゼロ・ポイント・フィールドに記憶されている。そして人は死ぬと自我を失い、肉体を残してそのフィールドへと向かう。そこで全てを知ることになるようだ。宇宙は成長していて、自分は成長する宇宙が生み出したものの一つであり、自分も宇宙の一部である。すなわち宇宙意識に気づく。よって宇宙が成長する限り、宇宙の一部である自分は死なない。たとえ肉体が死んだとしても。
かなりオカルトチックに思えた序盤だったが、終盤では宗教と科学との架け橋となる筆者の考えに少し賛同した。前にYouTubeでも似たことを聞いたことがあって、「全ての人は宇宙であり一つである」と言っていたがそれと繋がった。 -
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ネタバレ①直線論理だけで考えない
・直線論理の思考には、しばしば、立場による主観的な利害判断が混入し、恣意的に因果関係が主張される
②二項対立構造で考えない
③個別問題だけを考えない
④狭い視野の中で考えない
⑤文献知識だけで考えない
⑥自己視点だけで考えない
⑦直観の力を用いて考える
・論理的思考はAIに置き換わる
・筆者は何を伝えたいか?→この専門知識は私の深く大きな問いにどのように貢献するか?
・多重人格を育てる
・①思想②ビジョン③志④戦略⑤戦術⑥技術⑦人間力
・自己限定の意識を持たない
「自分の可能性を信じる」のように、自分と他人を分けている限りでは比較優劣の意識が生まれ、自己限定の意識か -
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最新作を読んで、遡る形でこちらを読んだが、内容的にかなり重複しているところが多い。
こちらは独自の「ゼロポイントフィールド仮説」への言及はポイントのみで、どうやって”運気を呼び込める”かがメインとなる。
科学者であるばかりでなく、宗教や哲学、心理学への造詣も深いのはよくわかるが、話は結局はメンタルの方に流れていく。
大元は「ゼロポイントフィールド仮説」につながるのだが、そこに至るまでは他の多くの自己啓発系とさほど変わらず、そこに科学的な根拠は全くない。
言われていることは納得できることなのだが、科学的なアプローチがウリのはずが、観念論で終わっているので却って素直に入ってこないのは残念。 -
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ネタバレ優秀と言われる人が陥りやすい3つの落とし穴
ありがちな重要ポイントを3点取り上げている。
・「学歴」という落とし穴
学歴があるからと言って仕事ができるとは限らない。
・「実績」という落とし穴
中腹(つまり通過点)を頂上と勘違いしてしまう。
・「立場」という落とし穴
立場が変わっても、その立場に応じた自分に変化できていない。
成長を止める7つの壁。
・学歴の壁
結論は「学歴と仕事上の優秀さはあまり関係ない」ということだ。学歴があるからとか、ないからとか、そこにこだわってしまうと成長を止めてしまう。
・経験の壁
経験の豊かさが成長の秘訣。失敗を恐れて経験しないことは成長を止めること。恐れず失敗 -
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生き方の視点を縦横無尽なテーマから。
◯三つの深化
・「専門の知」から「生態系の知」へ
・「言語の知」から「体験の知」へ
・「理論の知」から「物語の知」へ
◯「経験」に依拠した社会科学だけでは未来が見えない時代、「想像」に依拠した文学に新たな役割
◯「大我」は「無我」に似たり
エゴを受け入れ、広げる
◯人格育成のために、複数の先達に私淑する
◯「この危機はいつ終わるか」ではなく、「この危機は我々をどう変えるか」をこそ、問うべき
◯「結果」に過ぎないものを「目的」とする誤り
イノベーションを求めない
◯「賢明なもう一人の自分」の存在を自覚する
◯「知の生態系」を築き、自身の思想を