あらすじ
なぜ、「隠れた人格」を育てると、「隠れた才能」が現れるのか? 21世紀のダ・ヴィンチは、いかにして生まれるか? 「多重人格のマネジメント」で、「多様な才能」が開花する――一流の経営者は、昔から「多重人格」/「多重人格」とは、精神の病ではない/誰もが持っている「複数の人格」/「才能」の本質は「人格」/仕事に求められる「複数人格」の切り替え/電話一つも「多重人格のマネジメント」の修業
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Posted by ブクログ
自分の性格はこうだと決めつける必要はないんだと思った。いろんな自分を状況によって表現していく。自分の中の嫌な部分、嫉妬、恨みなどの感情も、それを否定するのではなく、客観的に見つめる。そうすることで静まるんだと学べた。
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できる人は複数の人格を使い分けている、という。「私はこういう性格だからこう」と決めつけてしまわない。性格は変わらないかもしれないけど、もう一つ人格を育てることができれば厚みが増す。臨機応変にその場にふさわしい振る舞いができるようになる。云々。
なるほど〜。初老(四十歳)を超え自分で自分の嫌いなところに「今さら変われない」と正当化(正確にはごまかし)していたけど、変わるのではなく足すのだ、と言われると随分と気分が違う。それならできそうと思える。
田坂さんの文章は優しく厳しい。叱られるのではなく、促される、勇気付けられる、という感覚があり好きだ。
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肯定的言葉で才能が開花しないのは、深層意識で逆の能力を否定する心の動きが起こるから。才能(人格=ペルソナ)を使い分ける必要がある。
・表層人格を開花させる方法
①仕事中の「人格」を自己観察する
②仕事外での「人格」を自己観察する
③仕事ができる人の「人格」の切り替え方を観察する
(一緒の会議に出る,電話での対応)
④仕事の中で「人格」を切り替える
※人格を切り替えるのには基礎体力が必要。まずはメール,電話から細かに人格を切り替えるところから。
・深層人格(隠れた人格)を開花させる方法
①優れたプロフェッショナルから「人格」を学ぶ
(どの場面でどのような人格で処しているかを注意深く学ぶ。→自分の中からも隠れていた「人格」が自然に引き出される)
②苦手な仕事,不遇の時代に、前向きな気持ちで取り組む
③日常とは違う場に出る(ネット,詩がオススメ、、)
・自分の人格を傍から見る舞台監督「静かな観察者」の人格を育てる
・文学作品や映画を、「自分がこの状況だったら」と考えながら見る
→別人格の発見につながる
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新しい考え方を、また学びました。
人によっていろいろな自分を持つ、と言うだけではなく、
同じ人間を前にしても、その時々の状況に応じてまた人格を切り替えていること、そのことにもう少し意識的になってみようと思いました。
自分の中にはあらゆる人格が備わっている、という考えや、
そういった人格のモードを滑らかに制御できるようになること、
楽な方に逃げない、精神的な体力が基本となること、
そして、自分が発揮したい人格、を見つけ、育てるためにも、いつも同じ環境設定にいないで、変化を迎え入れていくことがとても意味のあることであると知りました。
Posted by ブクログ
読む前は、平野啓一郎氏の「分人主義」みたいな感じかと思っていた。似ているけど少し違う。
その人格や才能の開花の話からエゴ・マネジメントの話までされていて、興味深かった。
でも、最終的に「志」・「使命感」という精神論に近いところへ着地したのが意外だった。
どんな人でもそれなりにその場の状況や相手に合わせて、いくつもの自分を使い分けていると思う。
いまの自分は素の自分じゃないな…、良い人を演じてしまっているな…、と思うこともあるけれど、
この本では、"人格を「演じる」ことは、人格を「育てる」こと"(p.128)と肯定的に捉えてくれている。
読んでいて、ふと思ったことは、
所謂「あの人は裏表のない人だ」というのは、嘘偽りのない良い意味で解釈されることが多いと思うけど、人格の使い分けという視点で見るとどうなんだろう…。
複数の人格は持たず使わず、どの場面どの人相手にも表裏なく真正面から対峙して生きるのは、逆に生きにくいのでは?
なんと言うか、不器用というのか、幼い子どものような感じなのかな。
Posted by ブクログ
精神のスタミナ 精神的基礎体力が必要
潤滑油でもあり、智恵でもある
自分の中には全ての人格が備わっている
始め民主主義、終わり独裁
仕事において、表に出して活用する「人格」を、切り替える
優れたプロフェッショナルを「師匠」として、その「師匠」から「人格」を学ぶ
立場が人格を引き出す
師匠とは、同じ部屋の空気を吸え
技術や心得だけでなく、その背後にある人格を学ぶ
苦手と思う仕事も不遇と思う時代も捉え方によっては、それまで自分の中に眠っていた人格と才能を開花させる絶好き
前向きで取り組んでいると、どのような仕事も面白くなってくる
適性検査は自己限定の深層意識を生み出す隠れた落とし穴
営業に向く、経理に向いてない 否定的な意識や自己限定の意識
適材適所や長所を伸ばすのことばの怖さ
「日常とは違う場」で表れる「日常とは違う人格」を体験する
静かな観察者
小さなエゴから大きなエゴへ育てる
Posted by ブクログ
才能の本質は人格である。
自分の中にある複数の人格を自覚し、置かれた状況や立場によって異なった人格で対処する、これを意識的に行えば自然に様々な才能が開花する。
上記抜粋したがこの本の一番のところではないかと思った。
おもしろい例えで、心の世界も電気の世界と同じで、プラスの想念だけが発生するのではなく同時にマイナスの想念も発生するということ。
例。できる、やればできると思っていても深層心理ではできなかったらどうしようとプレッシャーになっていたりする。
Posted by ブクログ
複数の人格を意識して使い分ける。才能とは人格や性格のこと。隠れた人格を育てると才能が開花する。
身近な仕事ができる人がどのように人格を切り替えているか、自分は人格を切り替えることができているか観察していきたい。
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著者の本はこの本が初めてであった。意図されている通り「多重人格」の捉え方についての難解な思想が分かりやすく例示されており、また身近な例が多かったことから理解が深まった。最後に著者も纏められている通り、真正面から多重人格に取り組んだ場合の奥深さも感じ、まさに本書は序章に過ぎない。分析方法が細かな分類で細分化されていることから、全体的なマップがあればより理解が深まるのではないか。(自分で作ればいいのだが)また匿名でのネット投稿、見るべき映画や映画の見方に関しての言及があった点も非常に興味深かった。
Posted by ブクログ
自分の中には多様な人格がある。
例えば、Aさんに対してはにこやかに明るく接するのに、Bさんに対しては高圧的に命令口調になってしまうなど、相手によって態度を変えてしまうことはないでしょうか?
自分の中に、愛想が良い人格があったり、人を支配したいという人格があったり、それは状況に応じて頻繁に入れ替わっています。
自分の中には、まだ自分でも気がついてない人格、無意識に使っている人格がたくさんあります。
それを意識的に活用することで、才能が開花するという論点がとてもわかりやすかったです。
リーダーとして器の大きい人がどんな人なのか、どういう在り方を目指せば良いかも分かります。
Posted by ブクログ
著者が用いる「人格」という言葉が、今まで自分自身が思っていた定義と若干異なり、最初は少し戸惑いました。
ただ、才能と人格の繋がりについての話などから、あぁそういうことか、としっくり来ました。
何よりも、「自分は〜だからこれには向いているけれど、それには向いていない。」というような、自己限定的な意識を持ってしまうことの危うさについての指摘が、最も納得できる内容でした。
だからこそ、自分が苦手な仕事の内容でも、果敢に挑戦しなければいけないなと、改めて思いました。
本書は対談形式で大変読みやすかったです。
Posted by ブクログ
"いかにして個人の限界のストッパーを外しさらなる可能性を開花させるか"が主題の良本。
個人的に一番ハッとさせられたのは、小さな自分のエゴを大きなエゴに育てることこそが、自らを超えた可能性を開花させる鍵という箇所。
自分は何かと「これは自分都合のことで、相手のためになるかわからない」と提案や何かを主張する際に不安になることがあったのですが、きっとこの不安と向き合いながらも行動し、何かを成すということこそがこのエゴを育てることになるのかなと。なので必要なのは勇気、ですね。
努力して小さなエゴを大きなエゴへと育てていこうと思います。
Posted by ブクログ
いわゆる多重人格ではなく 切り替えがうまいという意味で使ってる。気持ちのスイッチを切り替えることが大切ってことで。
自分は上手にできないほうなんだけど 切り替えてナンボなんだよね。著者さんが内気な人でしゃべるのが苦手だったのが…てのが 説得力ありました!来年の課題にちょうどよし(^ ^)
Posted by ブクログ
自己形成・開発を「多重人格」という表現を使って取り扱っているのが新しいし、非常に納得。ストレングスファインダーのように単純に強みを伸ばそうというアプローチではないので、人格の幅・深さを持って人格者と捉えるとこちらがしっくりくる。
「人格者=多重人格のマネージメントがうまい」。
自分の不得意という意識であらたな人格開発を怠らないこと、不遇を経ることによるあらたな人格の形成、自分のなかの悪の人格を押さえつけるのではなく、多重人格のマネージメントの中でコントロールする。自分の悪の人格も愛してあげることにより、他者の悪も許せる。教養が人格を増やす。エゴマネージメント。そして小我から大我へ。
Posted by ブクログ
本来誰もが持っているという多彩な才能開花のためにできることを対談形式で展開。多重人格というとネガティヴなイメージがあるけど、たくさんの人格を臨機応変に出せるといろんな可能性が広がるらしい。着眼点が面白い。
Posted by ブクログ
『人は、誰もが「多重人格」』というタイトルを見て、まさに自身が考えたことのあるテーマと一致しており、気になって読み始めた。
自身の考えでは、家族と友人はもちろん、友人に対してもその人によって微妙な接し方の違いがあるのは、人がうちに秘める「多重人格性」のためであると思っていた。本作中にも使われていた言葉であるが、それぞれの場面に合わせて「役者」を振り分ける「舞台監督」のような感覚、ふと我に返った時にそう感じる場面が見られる。
そのような誰もが感じる感覚的な部分も交えて、具体例から仕事で活かせる「多重人格の育成」について書かれた本で、共感できる部分が多かった。成功者は多重人格を上手に使いこなしていると書かれていたが、私の好きな作家「乙一氏」がたくさんの名義で作風を分けて書かれていることも、多重人格の使い分けであると、感心した。
これからの実生活で、深みのある人間になれるよう、多重人格を極めていきたい。
Posted by ブクログ
・才能と呼ばれるものの大半は、人格や性格と呼ばれるものが支えている
・批判されやすい性格にある人は、自己中心的な性格だけでなく、精神的体力が小さい可能性がある
・深層意識に、恐怖心や不安感などのマイナスの想念があるだけで、我々の能力は無惨な程に萎縮する
→無意識に使っている言葉が強く浸透するので気をつける
・表層意識ではアクセルを踏みながら、深層意識ではブレーキを踏んでいる人が多い
・現在の人格を変えようとせず、新たな人格を自分のなかに育てる
・経験するのではなく、体験する=ただそこにいるんじゃなく、深く見つめて学ぶ
・他者への嫌悪の本質は自己嫌悪
・女性像やサラリーマン像のような貧しい人間観は、心の中で自己限定を起こし、多様な才能の開花を妨げる
・作品で描かれる悪人が示す弱き部分は、誰しもが持っている
Posted by ブクログ
興味深かった。さまざまな人格(面)があって当然。分人思考、という書籍を思い出した。
自分の持つ人格を自身でコントロールできるようになることが、さらなる人間的成長を与えてくれそうだと感じた。
Posted by ブクログ
多重人格は悪いことではなく、場面場面でスタンスが発揮できる人格の選択肢を増やし、それぞれの人格を磨いて行くべきとの主張。そのためには苦手な場面にも挑戦することで、人格のオプションが広がる。
またエゴの向き合い方に関して、深く刺さった。
自分自身嫉妬やエゴといった感情が芽生えることがただあるが、嫉妬という感情に対して静観して、その気持ちを感じてることに気づいて、抑えようとせずに見守るというのが、無理をしない向き合い方だと理解した。またエゴに関しては若いうちにはとことこん追求し、立場が変わることで、対象が個人のエゴから関わるコミュニティーの利へと広がっていき、個人のエコが最終的には社会の幸福へと繋がるというのは納得できた。
また心に残ったフレーズとして、自分を愛せない人は他人を愛せないという言葉があった。月並みの言葉ではあるが、その言葉の本質の深さの表層に触れた気がし、今後思考を深めたいと思った。
Posted by ブクログ
田坂氏と弟子の対談形式で進むため、読みやすい。大人になればそれぞれのシーンで「ロール」を演じるという基本的な話が中心。優秀な人ほど演じ分けがうまいようだ。
Posted by ブクログ
優れた人というのは、場面に応じて人格を変えているという前提のもと、どのようにしたら自分の表面人格や深層人格を捉えて育てていき、複数の人格をマネジメントするかがテーマ。
私自身、演劇をしていたこともあり、実感ベースで共感できることは多かった。一方で、自分の表の人格と属するコミュニティによって求められる自分の人格との乖離(キャラ変)に疲弊する若者も少なくないといわれているなか、こうした観点での言及も欲しかった。ビジネスで成功するためには複数の人格をマネジメントすることが重要かもしれないが、その弊害など。
Posted by ブクログ
201610/
優れた経営者や起業家、マネージャーやリーダーの「かばん持ち」をすることは、この「人格の切り替え」を学ぶ、最高の方法です。/
「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、捉え方によっては、それまで自分の中に眠っていた「人格と才能」を開花させる、絶好機なのです。そして、人間とは不思議なもので、そうした「前向き」な気持ちで取り組んでいると、実は、どのような仕事も「面白く」なってくるのですね。/
「苦手の相手」や「苦手の仕事」を、ただ「避けたい」と思ってしまうか、「自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい機会」と思うかが、分かれ道なのですね。実は、「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、自分の中に隠れている「人格と才能」を開花させる絶好機なのです。/
自分の心の中に、虚栄心や猜疑心、嫌悪感や不満、恨みや妬み、といった「エゴ」の否定的な動きや破壊的な動きが生じたとき、「静かな観察者」が現れ、ただ、静かに見つめる。そのことによって、「エゴ」の動きは静まっていくのです。/
我々が、心の中の「小さなエゴ」を「大きなエゴ」に育てていったとき、いつか、「エゴ」が消えて行ったような境涯になるのですね。/
Posted by ブクログ
状況に応じて人格を使いわける重要さ、自己限定せず名が手の相手や苦手の仕事を「自分の可能性を引き出してくれるすばらしい機会」ととらえ人格を育てていく重要性を学べた。
Posted by ブクログ
●日本語で「器の大きな人物」という言葉がありますが、この言葉の本当の意味は、「自分の中に、幾つの自分、幾つの人格を持つことができるか」という意味での「器」なのですね。従って、昔から日本では、そうしたことができる政治家や経営者を「器の大きな政治家」「器の大きな経営者」と呼んできたのです。
●「清濁併せのむ」ことや、「包容力」を身に着けるためには、まさに自分の中に「さまざまな自分」があり、その「多重人格のマネジメント」が求められるのです。
●自分の中にある「複数の人格」を自覚し、置かれた状況や立場によって、「異なった人格で対処する」ということを意識的に行うならば、自然に「様々な才能」が開花していきます。その「多重人格のマネジメント」を行うだけで、我々の中に眠っていた「多様な才能」が開花し始めます。
●「仕事のできる人」とは、「場面や状況に応じて、色々な人格を切り替えて対処できる人」です。
●状況に応じて適切に「人格」を切り替えるということは、かなりの「精神のスタミナ」が求められる営みなのです。従って、永年の修行を通じて、その「精神のスタミナ」すなわち「精神的基礎体力」を身につけていないと、頭では「人格の切り替えが大切」とわかっていても、それを現実の場面に合わせて瞬時に「切り替える」ことができないのです。
●我々の誰もが、仕事と生活の立場と状況に応じて、それにふさわしい「仮面(ペルソナ)」を被り、それを付け替えながら、仕事と生活をしているのです。「才能の開花」という点でみたとき、問題になるのは「一つの仕事」において、「仮面(ペルソナ)」が硬い人です。
●ペルソナが硬いと、本来もっている様々な人格のうち、ペルソナ人格以外の多くの人格を、深層意識で抑圧してしまう。そのため、その抑圧された様々な人格に伴う様々な才能が開花できなくなる。
●一般に、マネジメントやリーダーシップの世界で、それなりの修行をすると、「様々な性格」や「様々な人格」の切り替えや使い分けが求められるため、自然に、それらの性格や人格を育てる結果になります。
●マネジメントやリーダーシップの本質は「矛盾」に処することだらけ。その意味で、経営者やマネジャー、リーダーの成長とは、ある意味で、その「矛盾」に処することのできる「多重人格」になっていくということ。
●誰の中にも、可能性としてはすべてのじなっくが隠されている。なぜなら、世の中に人格形成という言葉があるように、我々の人格とは、そのかなりの部分が「生きてきた環境」「出会った人間」「与えられた経験」などによって、後天的に形成されるからです。本来、我々は、その可能性の中から、自分の意思でどのような人格でも育てていけるのです。
●人格は「変える」のではなく「育てる」
ある人格を気持ちを込めて「演じて」いると、その人格が、自然に「育って」くる。
●人格の切り替えができない人は、不器用なのではなく、基礎体力がないのです。
●一流のプロフェッショナルは、一つ二つの人格で、その高度な力を発揮しているわけではないのです。様々な人格の、全体バランスによって、力を発揮しているのです。
●実は、誰もがもっていながら開花せずに終わっているのが、このリーダーシップ人格です。基本的には、誰もが持っているのですが、誰もがそれを発揮する機会を持つわけではないので、開花せずに終わることが多いのです。特に、この人格は、ある状況や立場に置かれると、自然に開花する人格でもあるのです。しかし、多くの人は「自分はリーダーに向いていない」といった自己限定によって、このリーダーシップ人格を開花させずに終わっているのです。
●人生において苦手の仕事どころか、不遇の時代を経験した経営者の方は、その不遇の時代を決して、ただ我慢し、耐えていたわけえはないのですね。その不遇と思われる環境においても、希望していなかった仕事においても、その仕事に前向きに取り組むことによって、結果として、自分の中の「隠れた人格」を引き出し、「隠れた才能」を開花させていたのですね。だから、苦手と思う仕事も、不遇と思う時代も、捉え方によっては、それまで自分の中に眠っていた「人格と才能」を開花させる、絶好機なのです。そして、人間とは不思議なもので、そうした「前向き」な気持ちで取り組んでいると、実は、どのような仕事も「面白く」なってくるのですね。
Posted by ブクログ
多重な人格をはぐくみ、人間像を創っていくには、
様々な人生経験を積み、教養(文学・映画)を味わうことが重要、とのこと。
自らの中で多くの人格を持つと、相手の考えがわかりやすくなる。「対話説法」(相手の「機」や「機根」に応じて、話の内容を変える方法を身につけることで、対応のバリエーションが増えるようだ。