田坂広志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
直感を磨くというタイトルだが、思考力を高めるために必要なこと、筆者が実践してきたことが書いてあり、思考を深めるためのヒントが散りばめられていた。
個人的には、文献知と体験知の話が刺さった。自分は文献から知識を得ても、それを知恵として活用したり、経験から学んだことを書き留めて、他の活動にも転用するところまではできていなかったと思う。
本の乱読や、経験をただ増やすだけでは知恵として利用できるレベルの思考はできない。一つ一つの出来事から、いかに学ぶか、いかに自分が知りたい内容ことと紐づけるかが重要。
そして、体験知を言葉で表そうと努力するとき、言葉を超えて、我々の体感覚が、その体験知を掴む。
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Posted by ブクログ
世の中で起きることはすべてなにかの導きと心して、起きていることを受け入れること。自分ごとと捉えることで気持ちもスッと楽になる。今この瞬間を生きること。。
20230204
再読記録、やはり読んでよかった、、
「人生で起こること、すべて良きこと、すべては導かれている」と心することで不思議な力と叡智が湧き上がってくるもの。以前に読んでから事あるごとにたしかに、、と感じている今日この頃。
【覚悟】
・自分の人生は大いなる何かに導かれている
・人生で起こること、すべて、深い意味がある
・人生における問題、すべて、自分に原因がある
・大いなる何かが自分を育てようとしている
・逆境を越える叡智は、すべて、与えられる
過去はない、未来もない
あるのは永遠に続く、いまだけ
今を生きよ、今を生き切れ
何が起こったか。それが人生を分けるわけではない。起こったことをどう解釈するか。それが我々の人生を分ける。
生きるための活力をいつも与えてくれる田坂さんの本。いい天気の日曜日の午後、ここで再読したのもなにかの導き、いまを大切に心地よく過ごしていこう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ田坂氏による思考の本。さすが。
メモ
・7つの思考法
循環論理
対立止揚
課題回帰
水平知性
体験知性
多重人格
自己対話
・循環論理の思考法
直線論理で考えるのではなく、循環論理で考える。
解決困難な問題の多くは循環構造。すなわち悪循環構造が生まれている。
循環構造への対処法
まず問題の循環構造を発見する。
循環構造の全体に働きかける
循環構造のツボを見出し、そこに働きかける
・対立止揚の思考法
矛盾を解決しようとしない。
二項対立で考えない。
・課題回帰の思考法
橋のデザインでなく川の渡り方を考える
・水平知性の思考法
専門知識でなく、専門知識を横断して考える
・深く大きな問いは磁石となって必要な知識を引き寄せる
・答えを希求しながら本を読むと必要な箇所が光る
・わかりやすい言葉にこだわると本質が掴める
・体験知性の思考法
本で読んだ知識ではなく体験から掴んだ智慧で考える
・相手の気持ちになって考えられない二つの理由
我々の心の中のエゴの強さ
我々自身が持つ経験の不足
・自己対話の思考法
心の奥の賢明なもう一人の自分と対話しながら考える。
・天才と呼ばれる人の多くは、自分の仕事や作品が大いなる何かとつながることによって、導かれるように生まれてきたという感覚を持っている。それが自己限定しないことにつながる。全能感につながる。
・賢明なもう一人の自分と対話する技法
まず、一度自分の考えを文章に書き出してみる
心の奥の賢明なもう一人の自分に問いを投げかける
徹底的に考え抜いた後、一度その問いを忘れる
意図的に賢明なもう一人の自分を追い詰める
時に賢明なもう一人の自分と禅問答をする
一つの格言を一冊の本のように読む
思索的なエッセイを視点の転換に注目して読む
・賢明なもう一人の自分が現れる7つの身体的技法
呼吸を整え、深い呼吸を行う
音楽の不思議な力を活用する
群衆の中の孤独に身を置く
自然の浄化力の中に身を浸す
思索のためだけに散策をする
瞑想が自然に起こるのを待つ
全てを託するという心境で祈る -
Posted by ブクログ
深く深く思考を巡らせるための七つの思考法と七つの技法を二パターン提示している。
・深く考えるための七つの思考法
・賢明なもう一人の自分と対話する七つの技法
・賢明なもう一人の自分が現れる七つの身体的技法
これらを突き詰めると直感という一言に昇華するのでしょう。
本書に記載のことを意識せずにも実践しているような人もいるのだと思う。
本書にあるような状態の時に、ひらめきが降りてくるような事例は、ビジネス書や「プロジェクトX」というビジネスドキュメンタリー番組でも多々登場する。一つの課題に深く向きあい、様々な思考をめぐらして来たからこそ降りてくるアイデアがあるのだ。本書では、わかりやすく順を追って書かれているので、簡単にできそうな気分になるが、実践するとなると鍛錬が必要だと思う。
とはいえ、及び腰にならずに、まずは身体的技法を取り入れるだけでも、良い習慣が生まれそう。 -
Posted by ブクログ
直観と「深く考える」(論理思考)は相対するものな印象があったが、それは序章で誤っていたと気付かされた。
他のアイデア発想法の書籍にも書かれていた内容もあったが(私が読んだ範囲なのでもちろん限定的です)、「賢明なもう一人の自分」に関しての話は新鮮だった。
「ゼロ・ポイント・フィールド」と「賢明なもう一人の自分」は繋がれる、その時にアイデアが降ってくるという話。「ゼロ・ポイント・フィールド」は科学的根拠がある話なのだか、うーん、なかなか信じられないw
ただ、そうした壮大な話だけにとどまらず、日々の生活で心がけると良い点(日記をつける、仕事に対しての反省会・反省日誌、など)を具体的に書かれているので、自分も「賢明なもう一人の自分」を育てられそうな気がします。