田坂広志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
"・「我々は、知っていることを、すべて言葉にすることはできない」(暗黙知⇒反対:言語知)
・「企業とは、単純な論理では理解することができない複雑な生命体である」(複雑系)
⇒論理の本質は単純化⇒直感力、洞察力
・論理思考によって考え、考え、考え抜いた時、大局観の世界が開ける(徹する・無我夢中・寝ても覚めても)
・東洋的治癒(西洋的治癒では問題の根本解決にならない)
・マネージャーには大局観
○「構造理解」の力量が必要
○「考える力」ではなく「感じる力」
○「論理的思考」ではなく「幾何的感覚」
○「美醜」の感覚
○「アーティスト」の感覚
・×「責任転嫁ゲームと犯人探し」
・×「割り切り -
Posted by ブクログ
201307/
彼らは、若手社員の語る「論理」そのものを批判しているのではありません。彼らは、若手社員の持つ「論理で割り切れるという姿勢」を批判しているのです。すなわち、現場経験の豊かな熟練のマネージャーは、体験的に知っているのです。「論理で割り切れる」という姿勢でプロジェクトを進めていくと、必ず、見落としてしまう「大切な何か」があるということを。/
例えば、「魚の解剖」を考えてみると良く理解できます。我々は、子供の頃の理科実験で行ったように、魚をメスで解剖して五臓六腑に腑分けし、骨や内臓や神経などを詳しく調べ、魚というものの「仕組み」を整然と理解することはできます。しかし、こうして腑分けして -
購入済み
大事なことが書かれている
仕事の報酬はたくさんの人が勘違いしていると思う。
仕事をする上で外せないことが書かれていた。
マネジメントを行う上でも参考になった。 -
Posted by ブクログ
できればもっと早く読みたかった内容。
■リバウンド
格安競争に対するプレミアム商品
■価格競争ではなく価値競争
■ニューミドルマン
販売代理から購買代理へ。
私に安く卸してください。たくさん売ってみせます。
↓
私にあなたのニーズを聞かせてください。あなたのニーズを満たす商品に関する情報を見つけてきて、あなたに提供します。
■リンケージ商品
■パッケージ商品
■セミオーダー商品
■ナレッジ商品
■フリー商品
■Banking is forever,Banks are not
■日本料亭はおまかせ。欧米レストランはできるだけ細かくオーダーを聞く。どちらも高級、どちらもニーズがある。 -
Posted by ブクログ
仕事における意思決定とは?
意思決定に必要な力を「直観力」「説得力」「責任力」とし、
これらを含むその意思決定を行う際の12の心得を述べた内容。
12の心得は誰にでも響く内容であり、どれも軽重の差は付けられない。
主に意思決定をする立場にあるマネージャー向きに書かれているが、
全てのビジネスパーソンにお勧めしたい。
・「経験」を「体験」にまで高める必要性
・「論理的であること」が「説得力があること」という誤解
・「論理」を語るのではなく「心理」を語る
・「割り切り」という弱さ
等々、ハッとさせられ、自省するきっかけとなる文言も多数あった。
実に多くの示唆が得られる良書。 -
Posted by ブクログ
未来を拓く君たちへ
137億年宇宙の歴史
46億年地球の歴史
5000年の人類の歴史
■「志」を抱いて生きること
与えられた人生において、
己のためだけでなく、
多くの人々のために、
そして、世の中のために、
大切な何かを成し遂げようとの決意
不思議なことに、
こうした人生の試練において、
「志」を持つ者だけに聞こえてくる「声」がある。
「志」を持つ者だけが理解できる「意味」がある
■いまを生き切るために、
明日の「死」を覚悟して生きる
過去に囚われない。
■香りある人生を生きるために、
今を生き切る。
人は、「使命感」を持って生きるとき、不思議なことに、その人の周りに「香り」が -
Posted by ブクログ
タイトルがミーハー週刊誌ぽくて好きじゃないけど、さすが田坂さん。なんて論理的で的確なんでしょう。
原子力の本質を非常にわかりやすく伝えている。
「含みある一言→それは何?→○○です。」
のパターンを多用しており、内容に引き込まれるし、小気味よいリズム感もあり、内容もさることながら文体としても素晴らしい。日本語が丁寧に選んであり、洗練を感じる。
原子力にまつわる本質的な内容と、これをテーマにしたときのあらゆるものの考え方と思想、論理的な文章…様々なことをこの本から学んだ。
原子力ではないが、この人のような思想と仕事ができるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
どうすれば、未来が見えるのか?
哲学的思索
弁証法(洞察力と予見力)
対話力
弁証法において、「螺旋的発展」の法則が最も役に立つ
物事は、螺旋的に発展する
・世の中の全ての物事の進歩や発展は、右肩上がりに一直線に
進歩・発展していくのではない。
あたかも螺旋階段を登るようにして進歩・発展していく。
・「進歩・発展」と「復活・復古」が、同時に起こる
ネット革命による螺旋的発展の例
オークション、逆オークションと市場(いちば)の競り、指値
ギャザリング(集団購入)と生活共同組合
コンシェルジュ・サービスと御用聞き
Eラーニングと寺子屋
電子メール