田坂広志のレビュー一覧
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知性と知能は間逆の言葉。
知能とは答えのある問いに対して、早く正しく答えを見出す能力。
知性とは答えの無い問いに対して、その問いを問い続ける能力。
精神が楽になることを求め、割り切りに流されると深く考えることができなくなり、知性が衰える。
割り切りではなく、腹を決めること。
愛情とは関係を断たぬこと。河合隼雄談。
修行とは、自分の能力を少し超えたレベルの仕事に集中するという時間を定期的に、継続的に、数年間というオーダーで持つ。
知性の本質は知識ではなく、智恵である。
知識は言葉で表せるものであり、書物から学べる。
智恵とは言葉で表せないものであり、経験からしか学べない。
つまり、智恵とは暗 -
Posted by ブクログ
この本は、「知識社会の訪れは、知識の価値の向上ではなく、知識の価値の下落を招く」とのアンチテーゼから始まる。確かに、インターネットにより、ソフトウエアのみならず多くの情報はただで流通され、その情報を持っていることには価値がなくなっている。このような社会においては、知識労働者は「求められる人材」ではあっても「活躍できる人材」ではない。それは高度成長期の日本では、「中卒の勤勉な肉体労働者が求められる人材でではあったが、その人たちが日本の経済活動において、中心人物ではなかった」こととまったく同じである。では、どうすれば、求められる人物から脱皮し、活躍できる人材となれるか。それに対しての解を真っ向から
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Posted by ブクログ
ゆるゆる働きながら30歳を目前にした今、
仕事との向き合い方を見直したくなりました。
何度も読み返したい本になりました。
特に第二話。反省したいことばかり思い浮かびます。
以下各話からの個人的な気づき。
1.わたしは、錨(=思想)なく働いてきてしまいました。
だから、流されるんだ。
2.成長が仕事で得られるものだったとは、気付いていませんでした。この章は何度でも読み返したい。
3.目標は会社のためだと思ってました。でも自身の成長のためのものでもあることに気づかされました。
4.顧客は、私自身の鏡であることに気づかされました。
5.顧客に共感してもらうのではない、私が顧客に共感することが相手 -
Posted by ブクログ
できる人は複数の人格を使い分けている、という。「私はこういう性格だからこう」と決めつけてしまわない。性格は変わらないかもしれないけど、もう一つ人格を育てることができれば厚みが増す。臨機応変にその場にふさわしい振る舞いができるようになる。云々。
なるほど〜。初老(四十歳)を超え自分で自分の嫌いなところに「今さら変われない」と正当化(正確にはごまかし)していたけど、変わるのではなく足すのだ、と言われると随分と気分が違う。それならできそうと思える。
田坂さんの文章は優しく厳しい。叱られるのではなく、促される、勇気付けられる、という感覚があり好きだ。