田坂広志のレビュー一覧
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私には、ゼロ・ポイント・フィールド仮説が、全く根拠のないトンデモ仮説とは思えなかったです。それは、たぶん、私が科学(という宗教)を信じており、ゼロ・ポイント・フィールド仮説が、量子力学という最先端の科学を使って説明されていたからだと思います。本書の中で、特に興味深かかったのは、この世界の本性は「物質」ではなく、「波動」であり「エネルギー」であるという見解です。この世界が物質ではなく、エネルギーであれば、ゼロ・ポイント・フィールドもあるかもしれませんし、この世界のあらゆる不思議も説明できてしまうのではないかと思いました。誤解を恐れず言いますと、本書を読んで、これまでより死ぬ事が怖くなくなりました
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ネタバレ肉親を亡くしたとき、最愛の人と別れたとき、もっとも深い、己自身との『対話』がはじまる。
砂絵曼陀羅。チベットの儀式。
砂粒一粒に祈りを込めて、膨大な作業時間を経て、絵を完成させる。
そして完成した絵を、儀式の終了とともに、躊躇いなく洗い流す。
精一杯生きる生涯。喜びも悲しみも味わったこの命を、洗い流すことで、得られる『安らぎ』がある。
田坂さんの主張は、さまざまな宗教的な思想を知った上で、それでもあくまで、根拠のある心の技法として磨いてきたからこそ、目には見えない、確かめられないものを信じる尊さと、それらに依存しない魂の強さを使いこなす術を得たのだろうと感じました。
なるほど、言葉の選び方 -
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<目次>
序話この本を手に取られた、あなたへ
第1話あなたは、死後の世界を信じるか
第2話現代の科学は3つの限界に直面している
第3話誰もが日常的に体験している不思議な出来事
第4話筆者の人生で与えられた不思議な体験
第5話なぜ、人生で不思議な出来事がおこるか
第6話なぜ、我々の意識はフィールドと繋がるのか
第7話フィールド仮説が説明する意識の不思議な現象
第8話フィールド仮説によれば死後に何が起こるのか
第9話フィールド内での我々の自我は消えていく
第10話フィールドに移行した我々の意識は、どうなる
第11話死後我々の意識はどこまでも拡大していく
第12話あなたが夢から覚めるとき
終話21世 -
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20250102_なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」
■「人間学」を学ぶ唯一の方法
- [ ] 「人間学」が、書物から学ぶことのできないものであるならば、どうすれば良いのか。それが、自身の「体験」からしか学べないものであるならば、どうすれば良いのか。ただ一つの方法しかありません。
- [ ] 人間と「格闘」する。それが、唯一の方法です。
- [ ] 人間を知ろうと思うならば、人間と「格闘」しなければならない。単に表面的に人間と接するのではなく、人間と「格闘」しなければならない。日々の仕事の中で、日々の生活の中で、生身の人間と「格闘」しなければならな -
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知性を磨く
「スーパージェネラリスト」の時代
著:田坂 広志
光文社新書 698
田坂先生の表現は簡潔で分かりやすいとおもいます。いわゆる、ロジカルライテイングと思います
知性とは何かを問う書、言語化できない智恵、暗黙知、大局観、東洋的な智恵であるとおもうが、最近のAIもちゃんと説明できない、言語化できないので、ひょっとしたら、暗黙知の領域をふくんでいるかもしれない
気になったのは、以下です。
知能とは、答えのある問い、に対して、早く正しい答えを見出す能力
知性とは、答えのない問い、に対して、その問いを、問い続ける能力
難しい問題を突きつけられて、その精神的負担に耐えかね、割り切りを -
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「深いなー。」と読み終わった時に思った言葉です。笑
読み始める前は、
本、うっすいなー!笑と軽い気持ちで読んでみたら、
スラスラと理解しながら読むことができ、
自分自身にとって、凄く大事なことを文字として記載していただいた本でした!
私にとって、思想という部分では、
抽象的といいますか、言葉では上手く表せることができない部分でもありました。
しかし、著書の
永劫回帰から始まり(←初っ端からインパクト絶大でした(-。-;)、3つのポイントである、
◯勝者の思想
↓
◯達成の思想
↓
◯成長の思想
〜人生の「困難」と格闘することによって、
人間として「成長」すること -
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引き込まれる書き出しで一気に読みました。
⚫︎永劫回帰(ドイツ哲学者ニーチェ)
いま、一つの人生を終えようとしている、おまえ。もし、おまえが、この人生と全く同じ人生を、もう一度生きよと問われたならば、然り、と答えることができるか。何度も、何度も、永遠に生きよ、と問われたならば、然り、と答えることができるか?
①勝者の思想(競争)からの脱却を図る
②達成の思想(高め合い)に行く
→ライバルを歓迎する
→自己との戦い
③成長の思想に達する
・この人生を一生懸命に生きるのは競争で勝者となるためでも、目標を達成するためでもない。人間を磨き、成長するためである
・与えられた苦労や困難は自らの可能性を -
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ネタバレ氏の経験、読んだ本、映画などから深くて納得の洞察。現代における処世術でもあり、前向きな気持ちにもさせてくれる。それぞれ4ページで小気味よく綴られ読みやすい。
資本主義と社会主義、経営戦略やマネージメント、技術革新や知識社会、働き方や生き方について一つの考えを提示してくれる。作者のような物事に対する賢い考え方を身に着けたい。
他のシリーズも機会があったら読んでみたい。
以下、読者メモ。
様々な専門的な人格を育てるとともに、それを俯瞰てきる賢明なもう一人の自分を育成する、自分の中に存在するエゴを制御する、そして静かに我を見つめる
自分の死に向き合い、今日が人生最後の日と考え充実した日々を過ごす、 -
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人間を磨く
人間関係が好転する「こころの技法」
著:田坂 広志
光文社新書 819
「人間を磨く」ということは、「生涯を賭けて人間を磨き、人格の完成をめざす」
「非や欠点のない人間をめざしていきる」のではない
「非も欠点もある未熟な自分を抱えて生きる」のである
「知識とは、風船の如きもの」:知識を得れば得るほど、風船の表面積は増加し、分からないことが増えている
「心は蛇蝎のごとくなり」:どれほど、人間としての修行を積んでも歩んでも、心の奥に未熟さを抱えていきることが人間の姿だと親鸞は、語っている
では、「人間力」は、どのようにすれば身につけることができるのか?
古今東西の「古典」を読むこ -
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ネタバレ田坂氏の教養に関する本。
ひとつひとつの話がとても示唆深くて色褪せない感じのする一冊
メモ
・三つの変化
該博な知識に関する時代の変化 aiに敵わない時代
書物を通じてに関する時代の変化 活字のみでなく映像動画を通じたマルチメディア化 擬似体験性
様々な専門分野に関する時代の変化 専門分野の難しい本でなく、様々なコンテンツで深い学びができる時代
・三つの深化
専門知から生態系の知への深化 深い問いから導かれる知の生態系
言語の知から体験の知への深化 映像等による擬似体験、感覚的身体的な次元での深い学び
理論の知から物語の知への深化 人間心理を描いた物語を読むことが -
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仕事の報酬とは何か
人間成長をめざして
著:田坂 広志
PHP文庫 た51 4
仕事の報酬とは何かという問いについて、筆者は、何のために働くのかという
問いに置き換えています。
仕事の報酬を目に見えるものと、目に見えないものとに分けていることも新鮮です
そこには、プロフェッショナルとしての矜持がある
気になったのは、以下です。
・我々は、いつも「目に見えるもの」に目を奪われてしまう
「目に見えるもの」だけを見つめてしまう
・では「目に見えない報酬」とは、何か
①能力 職業人としての能力がつく
②仕事 懸命に仕事をすると、良い「仕事」を残すことができる
③成長 人間として成長 -
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本当に素晴らしい本。人生に起こることは幸運も不運も全て肯定的に捉えられることを教えてくれた。内容もとても深い。また本人は工学博士であるが、ゼロポイントフィールド仮説という理論を唱えており、ややスピリチュアルな内容を物理的に説明しようとしているのが説得力を感じる。自己啓発本は色々あるが、今までに読んだ本にはない不思議な説得力とそれを伝えようとする強い情熱とエネルギーを強く感じた。この著者に強い興味を持った。他の著作も読んでみたい。私が今までなんとなく思い描いて生きる上でのポリシーとしていた事柄が明確に文章で分かりやすく説明してくれた印象。文章の流れも読みやすく頭にスッっと入ってきた。名著であると