田坂広志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ほんと題名のとおり、「官邸から見た原発事故の真実」が虚心坦懐に述べられているものであった。
原発を推進する立場にあったが、原発という人間が本来制御できないものであるので、人間としての矜持をちゃんと持っておられる内閣府元参与だった。
政府が答えるべき「国民の七つの疑問」にこんご政府がどう向き合っていくのか、現民主党政権の危うさが気になるところだ。
最後、工学部出身者が語る、「新たなエネルギー社会と参加型民主主義」は圧巻であった。
事実を事実として厳粛に受止め、何ら驕ることなく矜持を持って、望ましいエネルギー社会のパースペクティブが語られていた。 -
Posted by ブクログ
僕のバイブルである「仕事の報酬とは何か」の著者で、
原子力工学を学び、現在はシンクタンク代表を務める田坂広志さん。
原子力、危機管理の専門家として内閣官房参与となった田坂さんが居なければ管政権は何もできなかったであろうことがよく分かる。
ただ、田坂さんのような専門家を招聘できるのも一つの力ではあるが。。。
福島第一原発で起こったこと、それを受けて官邸が下した判断、
そしてこれから人類が背負う宿命を分かりやすく学びました。
脱原発or原発推進という二択ではなく、現実と向き合って、
未来を切り開かなければならない。
冷静に現状認識できる良書です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「こころ」を深く見つめることが大切
分類や裁いてしまってはいけない。
生きた現実や生身の人間には想像を超えるほどの不思議が潜んでいる。
大人だなって思った。オレはガキだね
もっと成長していきたい。
思想:現実に流されてないための錨
成長:決して失われることのない報酬
目標:成長していくための最高の方法
顧客:こころの姿勢を映し出す鏡
共感:相手の市につを感じ取る力量
格闘:人間力を磨くための唯一の方法
地位:部下の人生に責任を持つ覚悟
友人:帳上での再会を約束した人々
仲間:仕事が残すもう一つの作品
未来:後生を待ち手今日の務めを果たすとき -
Posted by ブクログ
この著者の講演会に先立って関連書籍を漁っておこうと思って読みました。思った以上に、私の心にクリティカルヒットしました。企画力とは、ものごとを企み、人の心を動かし、実現する力であるということを、実にバランスよくわかりやすく説明しています。必要以上に感情的にならず、バランスの良いわかりやすい文章なのですが、行間から情熱がにじみでているのがこの著者のすごいところだと思います。読んだ内容が「知識」ではなく、即「知恵」として定着していくような感覚を覚えます。私は「企画書」というものを書く職種の人間ではないのですが、この本を読み終わって、企画書を書いてみたくなりました。
-
Posted by ブクログ
書評ではなく、日記みたいなものです。
■抜粋→気付き
無意識のエゴ 無意識の劣等感
→自分で気づきたくないことに、向き合う。劣等感が邪魔だ。
「その人間集団の中心にいるリーダーが成長し続けること そのとき、そこに自然に成長の場が生まれてくる。」
→成長している人をみると刺激を受ける。
ポジティブはポジティブを連鎖する。
職場でもポジティブを発信する人といると、ヤル気になる。
ネガティブは出すな!
■思うこと
自分の成長を実感できるのは、喜びだ。
しかし、
最近成長曲線が緩やかだ。
この本で、自分の内面に少し気づけた。
自分にとって大事なものにもう少し近づけそうだ。
追記2015 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【成長し続けるための77の言葉 / 田坂広志著】
尊敬する田坂さんの現行最新の著書
今、手元にはないが記憶の範囲内でレビューを書く
中では人間の成長を
①職業人としての成長
②人間としての成長
③人間集団の成長
の3つに大別し、ひとつずつ人間の成長の必要性を説いている
自分の読んできた本の中でも上位にくいこむほど好きな一冊
田坂さんは本の中で
「成功は約束されていないけど、成長は約束されている」
と言っている
そもそもなぜ成長をするのか?
それは悔いのない人生を送るため
として、3つのステージごとに成長の定義をしていく
①職業人としての成長
●知識ではなく、知