【感想・ネタバレ】なぜ、働くのか 生死を見据えた『仕事の思想』のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年10月23日

あなたが、今、余命一ヵ月と宣告されたら、残された時間をどのように過ごすのでしょうか。一日一日を精一杯生きるのではないのでしょうか。我々は、実際にこれと同じ状況におかれているのです。一ヶ月か、数十年かの違いがあるだけなのです。あなたは、どのような覚悟でこの残された時間を使っているのでしょうか。と、この...続きを読む筆者は、読者に語りかけます。限りなく厳しく、限りなくやさしく、限りなく穏やかに、語りかけてきます。この問いに、我々はどう答えるのでしょうか。ぜひとも、この本を熟読され、この問いに耳を傾け、全身全霊傾で答えてください。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月04日

◆結論 ~ 星の数 ~
★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(2%)

◆書評
警告!この本は深いです。深過ぎます。なのに読み易いです。相反すると思われるこの二つの要素を非常に高いレベルで備えている稀な本です。読むのが速い人なら40分で読めます。私はこの本が大好きで、10回以上...続きを読む読んでいます。さて、あなたに問います。あなたは「生死の深みから働くということを考えたことがありますか」(150字)

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Posted by ブクログ 2011年05月05日

2008年06月01日 00:29 記載:

「自分は、明日、死ぬ」と思い定め、今日を生き切る。

「想像力」の極みで、死と対峙する。

果たしてそのことの意味が私にわかるだろうか。


すぐに読めるしモチベーションが上がります^^

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Posted by ブクログ 2010年09月20日

新たな考え方をもらった。

一番の驚きは、「明日、死ぬ」と思って生きている人がいることだ。
実際、死の縁に立たないと死の実感なんてわかないが、体験した人の話から想像することは可能だ。
想像力を働かせその状態に共感する。

余命数ヵ月と宣告されたら絶望しか生まないものだと思っていたが、逆に一日一日を大...続きを読む切に生ききるという選択もあるわけだ。

そういう意味では、やれることは今日のうちにやる。
悔いを残さず全てに感謝し、全力で一日を生きられそうだ。
だって「明日、死ぬ」んだもの。

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Posted by ブクログ 2010年05月16日

仕事で迷ったときに読み返す本。
1時間もあれば読み終えられるので。
死生観と歴史観という大局のなかで仕事をとらえてます。

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Posted by ブクログ 2010年05月01日

文庫本にして、この内容。
「働く」ということを切り口に、「生きる」ことの「死ぬ」ことを極限にまで見つめていく。
自分はたまたま医師としての道を閉ざし、いち零細企業の経営者になりつつあるのだが、この本は経営者としていかにあるべきかを教えてくれている。
もちろん、ああしろ、こうしろとか説明してくれている...続きを読むわけではなく、何を思い、考えながら生きていくべきかを説いている。
何度も読み返してはボロボロになるまで読み続けたい一冊だった。

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Posted by ブクログ 2010年04月30日

日常生活に忙しくなって、ふと原理原則を忘れそうになったとき、正しい場所に立ち戻してくれる。背筋の伸びる一冊。

田坂広志、好きです。

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Posted by ブクログ 2010年04月20日

良書。書いてある言葉は重く、深いものばかりですが、1時間もかからずに読み終わります。若い学生にすすめる、というより、ある程度キャリアを積んだ30 代以降が読むといいように思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

【思想】現実に流されない為の錨
【成長】決して失われる事のない報酬
【目標】成長していくための最高の方法
【顧客】こころの姿勢を映し出す鏡
【共感】相手の真実を感じとる力量
【格闘】人間力を磨くための唯一の道
【地位】部下の人生に責任を持つ覚悟
【友人】頂上での再会を約束した人々
...続きを読む仲間】仕事が残すもうひとつの作品
【未来】後世を待ちて今日の務めを果たすとき

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

一生、

いつか、

迷った時、

読みたい本。


死生観・世界観・歴史観から「働くこと」を捉えられると、

ちょっとの悩みもバカらしくなります。




「なぜ、働くのか」

理想でも、夢でも、今叶わなくても。

この本に、感動した自分を忘れたくはない。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

○「思想」と「覚悟」現実に流されないための錨
・3つの原点
 死生観:深み 世界観:広さ 歴史観:流れ
○日本人に生まれたことは「恵まれた人間」
使命と感謝
○ノブリス・オブリージュ:使命感を持って生きる人間の高貴さ
○人間の意味を問う

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Posted by ブクログ 2014年08月13日

以下、実践したい。
・「人は、かならず死ぬ」との覚悟を定め、「いかに死ぬか」を求め、「思想」を深めていく。
・ 答えのない問いを、問い続ける力。

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Posted by ブクログ 2014年03月10日

働くことを、思想・世界・歴史の観点から掘り下げた、まさに哲学的な分析。
明後日、直接の講義を聴くのが本当に楽しみです。

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Posted by ブクログ 2011年04月17日

仕事には、現実に流されないための錨である思想が大切である。
思想をつけるためには、死生観、世界観、歴史観が必要である。

ということを、説いている本。


生きていく上で、働く上で、必要な考え方を教えてくれる本であり、
これから、自分に迷ったときは、この本を読み返そうと思う。

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Posted by ブクログ 2010年06月08日

二十数年の私の人生において、何人か心から尊敬できる、目の色の違う人間に出会ってきた。私から見た彼等は何か生き急いでいるような、どこか違う時間の中で生きているように感じられた。使命、覚悟。この本を読み一つの答えを得た気がする。きっと彼等はそんなものを心に刻み生きていたのだろう。生死の深みの中で己の人生...続きを読むを考える、そんなことを教えてくれる、考えさせてくれる本。

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Posted by ブクログ 2020年01月07日

「働くことは、収入を得ることのみではない。」
そう、思ってます。働くことで、自分自身も成長したいし、その仕事をすることが社会や人に夢とか希望とかを与えるものであって欲しい。少なくとも、その仕事は自分の価値観に照らし合わせても誰かを助け、自分がやるべきだと思えるものであって欲しい。さらに、その仕事を通...続きを読むしてしか知り合うことのなかったお客さんや、仲間が自分自身の財産となり、「自身の経験値」と「人のつながり」と「実現できた誰かの夢」と「対価としての報酬」、それらのどれか1つだけじゃなく、全てを同時に得ることができるのが仕事であるべきじゃないかなと、そう、思ってます。

そういう意味で、この本の中に出てくる10のキーワードは、非常に深い、と感じました。

「思想」…現実に流されないための錨
「成長」…決して失われることのない報酬
「目標」…成長していくための最高の方法
「顧客」…こころの姿勢を映し出す鏡
「共感」…相手の真実を感じ取る力量
「格闘」…人間力を磨くための唯一の道
「地位」…部下の人生に責任を持つ覚悟
「友人」…頂上での再会を約束した人々
「仲間」…仕事が残すもうひとつの作品
「未来」…後生を待ちて今日の務めを果たすとき

投獄、戦争、大病、、命を賭けて、全力で死地に赴き、何かを掴んで帰ってきた人たちにしか見えない景色がある。死を宣告された人から見たら、世の中の全ての景色が輝いて見えたりするらしい。

働くことに、使命感を感じていますか?生きる喜びを感じて、毎日に全力を傾けていますか?
自分の人生が30日しかない人と、30年ある人と、今を生きるスタンスとして変えるべき何かがありますか?

今、隣にいてくれる人が、明日も一緒にいてくれる。
その可能性はつねに、100%にはならない。

そんなこの世界で生きていて、あなたは周りに振り回されて、やりたいことや、やるべきことがわからずに、「アクシデント」が起こるまでは日々をただ過ごしていくのですか?

そういったことを考えさせられた本でした。

それと、なぜ、自分は成長したいと思うんだろう。
その疑問に対する答えが「決して失われることのない報酬が得られるから」なら、若いうちに成長するのは確かにいい選択なのかもしれないですね。
そんなことでも確信を持てると、もっともっと成長したいって思えたりもして。

やっぱり、本って、言葉って、世界を変える力があるなと思いました。

「今日一日、全力で過ごした。なんの後悔もない。」
毎日そう言って、ぐっすり眠りたいです。

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Posted by ブクログ 2010年03月18日

非常に参考になったし、考えさせられました。
題名の答えは書いていませんが、問い続ける思想の大事さを気付かせてくれました。
やはり思いは大事ですね。
こう言った本は、大同小異で基本の思想は時代が変わっても、絶対に変わりませんね。
また、この著者から大事な考え方と言葉を教えてもらいました。

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Posted by ブクログ 2010年01月30日

内定先の推薦図書リストに入っていたので読んでみた。
なぜ働くのかというタイトルだけど、
仕事というよりも「生きること」について考えさせられた。

死生観、世界観、歴史観というキーワード。
「なぜ私は健康な体で生まれたのか」
「なぜ私は平和な国に生まれたのか」
「なぜ私は今の時代に生まれたのか」

...続きを読むんなことを考えると、やっぱり社会のために何かしなければっていう
使命感を感じる。これが、社会に出たときに流されないための錨。
そんな大きな事は出来ないけれど、日々の仕事を一生懸命しよう。
社会人になる前に読めてよかった。

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Posted by ブクログ 2010年01月07日

なぜ、働くのか
答えの無い「生涯の問い」である。

仕事に夢中になってガムシャラに働いている時にふと浮かぶ疑問。
これでいいのだろうか?
そんな現実に錨をおろすのが「思想」であり、それは深い「覚悟」に裏づけされたものでなければならない。

では、いかにして深い「覚悟」と「思想」を身に着けることができ...続きを読むるのか。
それは3つの原点「死生観」「世界観」「歴史観」から仕事をみつめることであり、その具体的な内容が本書の肝である。

死を近しく考えることで生が輝く、と説かれるのは初めてではありませんが本書は特に迫力を感じました。
大きい活字と広い行間の中が、読み手に想像を促し言葉の重みを増します。
今日一日を生き切る。無意識にそう過ごせるようになりたい。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

働くということを生きるということと同一のステージでとらえていることが
とても斬新であり、ものの考え方などが今までなかったもののため、勉強になった

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

働くとはどういうことか?を見つける視点をくれる本。

例えば、
使命=命を使うこと。
「どう命を使うのか?」

例えば、
他を楽にすること。
「周りの人に何を与えるのか?」

この本の中に答えはない。
いや、どこにもないのかもしれない。

答えのない問いを投げかけて、
それを問い続ける力=知性をくれ...続きを読むる本。

働くとは?
何のために生きるのか?
そんなことを
軽やかに
優しく
正面から向かわせてくれるきっかけであり
いつまでも続く出会いになる本。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

『仕事の思想』の続編。実社会の中では日々の仕事に流されてしまう。流されてしまわないようにするためには錨(いかり)が必要であり、その錨とは「思想」であるそうだ。死生観、世界観、歴史観の三つの「思想」を持つことで、働くことの意味、人間の意味を問うている。死生観ではメメントモリ(死ぬことを忘れるな)。メメ...続きを読むントモリを意識することで、今を充実させることにつながる。また、世界の視点(世界の中で日本に生まれている意味とは何か)、歴史の視点(宇宙の歴史から考えると、その向かうべき方向とはどこか)など。仕事というものを考えるためのいい材料。 c.f 『仕事の思想』

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Posted by ブクログ 2013年04月25日

働くとはどういうことか、地に足をつけて考え抜いたであろう思想が読み取れる。ときどきはっとするような言葉が飛び出してくる。ただ、なぜ働くのかという疑問には応えてくれない。

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Posted by ブクログ 2011年08月07日

「経営」を「最大の収益を上げること」ではなく、「人間としての成長を指させること」としたときに、経営者やマネージャーには人間が「生きること」「働くこと」対して、深い覚悟と思想がなくてはいけない。

そのために3つの観点から人生を洞察することが必要
①生死観から見る(大病、戦争、投獄)→書物を読んで想像...続きを読むする
②歴史観から見る→宇宙の成り立ち
③世界観から見る→「もし世界が100人の村~」で想像する

経営とはスポーツと違って難しい。記録は一生残るが、業績はその先の会社のあり方と常にチェックされる。

「知性」とは目の前の問題を解く力ではなく、「問い続ける力」

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Posted by ブクログ 2011年06月29日

心の奥底から静かに「やる気」になれる本。
【本の中の好きな言葉】
メメント・モリ(死を想え)
ノブリス・オブリージュ
→高貴な人間が持つ義務(昔の意味)
→使命感を持って生きる人間の高貴さ(作者の解釈)
→高貴な使命感を持っている人間の義務(井上の解釈)

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Posted by ブクログ 2010年04月05日

田坂先生の本を最近、集中して読み始めた。なかなか深いことを言っていてためになる。最近の一番のお気に入りは、資本主義の未来について書かれた本かな。

田坂広志著「なぜ働くのか~生死を見据えた仕事の思想」PHP文庫(2007)
*仕事の思想を見につけるには3つの原点から見つめることが必要である。①「死生...続きを読む観」とは生死という深みにおいてみることです。②「世界観」とは世界という広さにおいてみることです。③「歴史観」とは歴史という流れにおいてみることです。
*人間誰しも、人生最後の場面に向かって歩んでいる。若き日に死生観と見につける。人は必ず死ぬとの覚悟を定め、いかに死ぬかを求め、思想を深めていく。
*恵まれた境遇に生まれついた人間は、それを幸運と思うだけであってはならない。そうした幸運な境遇に生まれついたことへの「感謝」がなくてはならない。そしてその感謝の念は「使命」を自覚することによって、表されなければならない。
*真の「知性」を我々は身につけることが大切である。生涯かけて問い続けても答えなど得られぬ問いをそれでも問い続ける力。世にあふれる安易な答えに流されることなく、精神の深みにおいて答えを求め続ける力。その魂の力こそが「真の知性」である。

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