田坂広志のレビュー一覧
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この世界にいる人達、誰にも見えなくて
でも、みんなが似たようなことを感じていて
息を吸ったり吐いたり
生きると死ぬの間で
力強くなったり、頼りなくなったりしながら
私も光も
さまよっている
思ったより(私も光も)孤独じゃなくて
でも孤独だと(私は)思っていたくて
いろいろな言葉で表現してみたり
さまざまな角度から眺めてみたり
生きている側から
死んでいる側を
覗きこもうとするとドキドキする
向こう側から
こちら側を
覗きこんだら そしたら…
(とりあえず、もっともっとこの世界のことを学んでみたいと思ったので、
宇宙に関する本や量子論の初心者向けの本も、少しずつ読み始めることにしました。 -
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教養を磨く
宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで
著:田坂広志
紙版
光文社新書 1263
急速に進展する人工知能革命時代に求められる、新たな教養とは何か
時代を読み、生き残るための、指針を提供してくれる書
間違っているのか、正しいのかはわからない。ただ、暗闇をやみくもに歩くよりも、足元だけかもしれないが、明かりをもっていたほうがいいと感じました。
気になったのは、以下です。
■哲学の究極の問い
真の教養とはなにか、多くの本を読み、様々な知識を学ぶことではなく、そうした読書と知識を通じて、人間としての生き方を学び実践することである。
現代において、教養ということの前提条件、書物を通じ -
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ネタバレ量子物理学で言うゼロ・ポイント・フィールドが存在すれば、宗教を含めてすべてのスピリチュアルなことは説明がつくというトンデモ本か真実の書なのかというとこ。
信じるものは救われるなので、信じていいような気もするのだけど、ポイントのとこを注意深く読んでいくと論拠が薄く仮説でしかないことが分かります。
その仮説にいろんなスピリチュアルな事項、経験、先人の書、言葉を並べるので真実のように見えてしまいます。
これからこの類の研究に注目ですが、最後は死んでみなきゃ分からないことで、仮説として信じておくのも方便としていいのかもしれない。
死んでも意識はゼロ・ポイント・フィールドに移行するので、魂として -
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【ひぐ的2023夏休み課題図書②】
書店で本書を買うか否か?暫く悩んだ。著者→知らない(今思えばアンテナが錆びついてた)。タイトル→ちょっと胡散臭い。買う決め手となったのは、副題の「21世紀の新たな教養とは何か」と、著者;田坂広志さんの多彩な経歴だった。
結果、買って良かった!久しぶりの五つ星(最高評価)☆彡知の巨人ともいうべき知識・情報量と、深くて広い経験に裏付けされた名言・格言の数々。税込1,012円は安過ぎる。他の著書も読んでみよう。
特に響いた言葉↓
「否定も肯定もせず、ただ、静かに見つめる(p44)」
「人生で起こること、すべて良きこと(p330)」 -
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ネタバレ心温まる言葉ばかりで、とても勇気づけられた1冊。定期的に読み返したい。経営者やリーダーに必要な考えとして「絶対肯定の想念」をあげており、自身の物事の考え方を改めたいと真剣に考えさせて頂いた本。
■心に残った言葉
・経営者やリーダーに求められる力は何か?
→「運気を引き寄せる力」
→「危機」というものを「好機」に変える力
「逆境」を「追い風」に変える力
ピンチはチャンスを体現することのできる力
・優れた経営者は、例外なく運が強い
→運気を引き寄せる力がある
・機器や逆境を乗り越えるために、経営者やリーダーに求められるのは、究極「運の強さ」である
→意識的な努力で身に付 -
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ネタバレその問いを、深く問い続けていただくために、 思想 / 現実に流されないための錨 成長 / 決して失われることのない報酬 目標 / 成長していくための最高の方法 顧客 / こころの姿勢を映し出す鏡 共感 / 相手の真実を感じとる力量
格闘 / 人間力を磨くための唯一の道 地位 / 部下の人生に責任を持つ覚悟 友人 / 頂上での再会を約束した人々 仲間 / 仕事が残すもうひとつの作品 未来 / 後生を待ちて今日の務めを果たすとき というキーワードをとりあげ、全一〇回のシリーズとしてお話ししました。
「君も、あの高校の悪い評判は聞いているだろう。 それなのに、なぜ君は、あの学校を選んだのかい」 そ -
Posted by ブクログ
運気をよくするための方法が、自分の人生にとって良いことであるのなら、科学的であろうと、なかろうと、それはいい方法だと思います。
説明できないのは、現代の科学ではそこまで発達していないから、そして、多くの宗教がそれを肯定するのであれば、経験的に正しい可能性があるから
田坂広志氏が論ずる世界は、現代科学の地平線に位置している領域なのかなと思いながら、読み進めています。
運気というものは、科学的には証明されていないが、誰もが心の奥でその存在を信じている
よい運気を引き寄せたいのであれば、心の中をポジティブな想念に満たす必要がある、さらにそうするためには、ネガティブが想念が心に思い浮かばないように -
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筆者の書籍を読むと毎回心が震える。今の自分の心の有り様や行動に足りない何かをいつも補ってくれる。私は今を大切に生きているだろうか、私はいつも部下や上司、出会ってきた人々、そして家族や私を産んで育ててくれた親に感謝しているだろうか。
本書は運気を磨くというタイトルだが幸運をもたらすための神がかり的な行動やすぐに実践できる様な考え方の簡単なレクチャー本とは大いに異なる。人の考え方の根底を見つめ直し、良いことも悪いことも全ては起こるべくして起こる、よって不幸な事それ自体への意味と向き合い方、捉え方を変える事を可能にする。
展開としては心の中のネガティブ要素を減らす、ポジティブで満たす事による引き寄せ -
Posted by ブクログ
ネタバレいや、そうではない。実は、人間は、自分の中に「非」や「欠点」や「未熟さ」を抱えたまま、周りの人々と良き人間関係を築いていくことができるのではないか? その関係を通じて、良き人生を歩めるのではないか? それが、六五年の歳月を生きてきた一人の人間の、率直な思いでもある。 それゆえ、本書においては、「非や欠点の無い人間をめざして生きる」という視点ではなく、「非も欠点もある未熟な自分を抱えて生きる」という視点から、「人間を磨く」ということの意味を語り、そのための具体的な技法について語っていこう。 しかし、その本題に入る前に、この「人間を磨く」という言葉とともに、多くの読者が心に抱く疑問に答えておこう